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転職活動終了につき。備忘録03-一次面接通過率を飛躍的にあげた面接準備ノート-

面接準備ノートで頭の整理。書いて視覚化することの大切さを知る。

人生初のお見送り連絡をもらった私(備忘録02参照)は、事前の企業研究の重要度を痛感し、面接準備ノートの作成を始めました。

特段大したことは書いていないのですが、ノートに文章として視覚化できるようにすると、ツッコミどころが見つかったり、無意識化にあった会社に対しての自分が抱いた興味であったり、逆質問の内容が浮かびやすかったりと良いことしかなかったので、面接準備ノートの作成は絶対やったほうが良いです。

ノートに書く内容は

  • 企業理念

  • 事業内容

  • 募集ポジションと役割

  • 募集背景

  • 求めるスキル

  • 面接官の名前とポジションとプロフィール(事前にわかれば)

ここらへんを求人票や企業のHPをもとに書き出し、

  • 志望動機

  • 活かせる経験やスキルなどのアピールポイント

  • ここで何がしたいのか

  • 演出する人間性

  • 質問

  • 転職サービスから事前に連絡されていれば、過去の質問事項への自分なりの答え

上記のようなことも一緒にノートへ書いていきます。

志望動機だけは特に具体化を頑張る。これで面接でも答えが楽に。

志望動機で一番意識したのは同業他社ではなく「なぜこの会社へ応募したのか」を明確にすることです。

面接時の質問でも「なんでうちに応募したんですか?」と聞かれることもあったので、これをきちんと文章にしておくのは直接的な面接対策になると共に、私に副産物をもたらしてくれました。

ここを明確にすることで自分でも気づいていなかった考えや思いに気づくことができ、応募した会社への興味がさらに持てたので、この会社でなくてはダメな理由をはっきりさせるのは自分にとって重要なことでした。

志望動機の具体的な考え方は、求人票や企業HPを見てどこに自分が惹かれたのかを単語単位でも箇条書きでもなんでも良いのでとりあえず書き出してみることから始めて、そこから文章に落とし込んでいきました。

文章に落とし込むやり方は

  • 上記であげた自分が惹かれた点

  • 今後の自分のやりたいことと業務内容が一致している点

  • 自分の人間性と企業理念の一致度の高さ

  • 入社後の成長意欲のアピール

この流れを軸に大体考えていたと思います。

例えば、看護師の人材紹介サービスを拡大する目的でWEBデザイナーを募集していた会社に対しては


看護師という社会貢献度の高い職業に就かれている方の将来をサポートする役割を担えることは、間接的に自分も社会貢献の一助になれるのではないかと考えやりがいを感じ、応募いたしました。

業務内容もWEBデザインの範囲にとどまらず、コーダーとしてのスキルを活かせることや、印刷物等の制作案件にも携われるとのことでしたので、今後のスキルアップにも繋げられる点についても大変興味を惹かれました。
私はデザイナーやコーダーとして、今までよりも多くの制作物に関われる環境を求めての今回の転職活動ですので、幅広い業務内容を任せていただける環境は大変魅力的に感じております。

また、少ない人数での制作になるとのことでしたが、私自身の今までの環境が少人数だったこともあり、そのような点で自走力に関しては自信を持っております。

入社後はチームの方と協力しつつ、吸収できるスキルを一つ一つ取り込みさらなるスキルアップを目指していくことで貢献していきたいと考えております。


のような感じです。

実際はここまで一気に説明できなくても大丈夫だと思います。

大体の一次面接の流れとして

  • 経歴を含めた自己紹介

  • 志望動機

  • 今後のキャリアプラン(将来どういう役割がしたいか 例:チームリーダーになりたい、プロとしてクオリティを突き詰めたい など)

  • 転職理由(今までの退職理由)

ここらへんは高確率で聞かれます。

なので志望動機が簡素でも(要点は抑えて伝えることは大切ですが)そこから質問してくる会社が大半なので、その質問に答えていけば自ずと上記の例のような解答をすることになるかなと思うので、焦らず準備したものをきちんと伝えることを意識すれば大丈夫です。

演出する人間性を準備して、企業マッチ度の高さをアピール

ここでもし余裕があれば、面接ノートで準備した「演出する人間性」を意識して受け答えをすると面接官の受けはかなり良くなると思います。

なんとなく会社のHPを見るとその会社の社風とか、目指したい社内の空気感みたいなものが伝わってくると思うのですが、そこに自分を合わせにいくようにキャラ付けをして受け答えをすると、社風へのマッチ度をアピールできます。

あんまりにも自分の人間性とかけ離れた演出は良くないと思いますが、そもそもそこまで自分の人間性と社風がかけ離れた会社に入りたいと思う方も少ないと思うので、これは意識する程度で大丈夫です。

しかし、これを意識しているかどうかで自ずと受け答えの際の対応に微妙な違いが出てきます。
ごっこ遊び程度の感覚で良いのでやってみるのをおすすめします。

まとめ

面接準備ノートには

  • 企業理念

  • 事業内容

  • 募集ポジションと役割

  • 募集背景

  • 求めるスキル

  • 面接官の名前とポジションとプロフィール(事前にわかれば)

上記を求人票や企業のHPをもとに書き出し、

  • 志望動機

  • 活かせる経験やスキルなどのアピールポイント

  • ここで何がしたいのか

  • 演出する人間性

  • 質問

  • 転職サービスから事前に連絡されていれば、過去の質問事項への自分なりの答え

を自分の言葉で文章化する。

これを一社一社準備していくことで私は落ち着いて面接に挑むことができるようになり、一次面接の通過率もかなり上がりました

ただ、この面接準備ノートを書く上で向き合わなくてはならなくなったのが「自分の転職の軸をどこに定めるか」でした。

次回は軸なんて全くなかったふにゃふにゃ人間が転職の軸を見つけるまでについてを書きたいと思います。

次回に続く。

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