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【asparagusのシンプル部活動 No.3 】チームの目標設定は誰が決めるのか?
僕は、今まで未経験の部活動の顧問をしてきた。
今もやったことのないバレーボール部の顧問として仕事をしている。
たくさんの失敗を繰り返してきたけど、それなりに経験も積んできた。
さて、そんな僕は、自分で「シンプル部活動」と銘打って、部活動の目的をたった1つに絞っている。
それは、
「努力するプロセスを体験させること」
これだけ。この目的達成のために、僕は部活動をしている。
前回のテーマは、やったことのない競技の顧問を任された時に生徒たちに伝える最初のことば。詳しくは、以下のリンク先へ。
今回は、次の段階へ。
今日のテーマは
【チームの目標は誰が決めるか】
中学校の部活動は、たいがい3年生の夏〜秋にかけて引退し、それと同時に新チームが指導する。
新チームが指導した1日目に僕が必ずすることがある。
それは「目標設定」。
よく顧問側が目標を設定したりするチームもあるが、顧問が目標を考えても自分たちの目標になるのは時間がかかるし、その目標が達成できなかった時に人のせいにできちゃう。
だから、僕は自分たちでめちゃめちゃ時間をかけて考えさせる。
そして、必ずその目標設定に責任を持たせる。
僕が出す条件は以下の通り。
・大会での成績や具体的な行動など、抽象的な目標ではなく具体的な目標にすること。
・努力すれば、実現可能な目標にすること。
・自分たちが作った目標に対して責任を持つこと。
この目標設定が、新チームの部活動の1年間のすべてを決めると言っても過言ではない。
僕は新チーム発足の時に決めさせた目標は絶対に修整しない。
なぜなら、部活動を
「努力するプロセスを体験させること」
というたった1つのシンプルな目的にしているから。
最初に設定した目標に向かっていくプロセスを重要視したいからだ。
このプロセスを作っていくのが
顧問の最大の仕事だ。
ただ、未経験の顧問にこのプロセスを作る仕事が出来るのか…
未経験者なりの秘策があるので、このあたりはまた次の記事にでも書いてみようかな。
公立中学校の部活動は複雑だ。
でも、それをシンプルに考えると楽になる。
今回は、
【部活動の目標は誰が決めるか】
ポイントは
・子どもたち自身で実現可能で具体的な目標を決めさせる
・その目標を修正しない
ということ。
僕はこうやって新チームのスタートをきっている。