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起業・ビジネス

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【才能に頼らない仕事術】 人見知りデザイナーの持続可能なフリーランス戦略

※この記事は途中まで無料でお読みいただけます。 突然ですが、皆さんはフリーランスにどんなイメージを持っていますか? 組織で働くビジネスパーソンからは、自信満々で精神的にタフそうなイメージを持たれているかもしれません。なんの後ろ盾もないまま世の中を渡り歩く才気あふれた人物。そんな風に美化している方もいるかもしれません。 でも実は、そうでもないんです。少なくとも僕の場合はそこから遠い地点、ほとんど真逆と言える地点からキャリアをスタートさせました。技術的な才能は人並み。しかも

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デザイナーの仕事と暮らしのバランスとは?持続可能な働き方を求めて

デザインの世界に身を置く者として、日々の仕事と私生活のバランスを取ることの大切さを、ここ数年ひしひしと感じています。クリエイティブな仕事は時に際限なく広がり、気づけば夜遅くまでモニターに向かっていることも珍しくありません。しかし、そんな働き方が本当に良いものなのか、最近になって深く考えるようになりました。 僕が行っている「仕事と暮らしの調和」について、皆さんと共有したいと思います。デザイナーとしてのプロ意識を持ちながらも、いかに持続可能な働き方を実現するか。その模索の過程と

SEOは農業に似ている? 実りある成果を得るための長期的視点

ウェブサイトの運営者にとって、SEO(検索エンジン最適化)は避けて通れない重要な要素です。しかし、その本質を正しく理解している人は意外に少ないのではないでしょうか。SEOは単なる技術的な作業ではなく、むしろ農業に似た側面があります。この記事では、SEOを農業に例えて解説し、その本質的な特徴や取り組み方について考えていきます。 SEOという「畑」を耕すSEOに取り組むことは、畑を耕すことに似ています。まず、荒れ地を開墾するように、ウェブサイトの基盤を整えることから始まります。

デザインを売らず、解決策を売ろう!クリエイターのための営業術

「デザイン要りませんか?」と声をかけても、「いや、うちは大丈夫です」とあっさり断られてしまう。正直、ガッカリしてしまいますよね。でも、ちょっと待ってください。実は、ここに大きなビジネスチャンスが隠れているんです。今日は、そんな話をしていきたいと思います。 「デザイン」の需要って、実はそんなに多くない?まず、現実を直視しましょう。世の中、「デザイン」を必要としている人は、恐らくそんなに多くはありません。 「いやいや、そんなはずない!」と思いますよね。確かに、デザインは大切で

アイデアを引き出すには?デザインの種はクライアントの些細な言葉の中に

デザイナーとして仕事をしていると、よくこんな経験をします。クライアントとの打ち合わせやヒアリングで、「特に希望はありません」「お任せします」といった言葉をいただくことがありますよね。でも、よくよく聞いてみると、実はわずかながらも方向性があったりするんですよね。 お客様側からすると「え、こんなのでいいの?」と思うような些細な情報かもしれません。でも、僕たちデザイナーにとっては、それがデザインを制作する上で重要な足がかりになることが少なくありません。 今回は、このちょっとした

デザイナーは自身の「見せ方」も戦略的に考えよう

デザイナーとして、クリエイティブな成果物にこだわりたい気持ちは大事ですし、よく分かります。それとは対照的に、自分自身の販売戦略や見せ方を「小手先」だと思っていないでしょうか。 見せ方を「小手先」と侮るなかれ「小手先のテクニックなんて使いたくない」 「純粋なデザインの力だけで勝負したい」 こんな風に考えているデザイナーは、結構多いのではないでしょうか。確かに、デザインの本質的な部分を大切にするのは素晴らしいことです。でも、自分の仕事を売り込むための戦略を「小手先」と切り捨て

完璧を求めすぎず、まずは一歩踏み出そう。

僕たちは何か新しいことを始めようとするとき、しばしば躊躇してしまいます。特にブログやSNSなど、自分の考えや作品を世に出す際には、より慎重になりがちです。「まだ準備が整っていない」「もっとクオリティを上げてから」と、スタートを先延ばしにしてしまう経験は誰にでもあるのではないでしょうか。 ただ、そのような完璧主義は必ずしも良い結果をもたらすとは限りません。むしろ、新たな挑戦の芽を摘んでしまう可能性すらあると思います。今回は、なぜ「まずは始めてみる」ことが大切なのか、そしてそれ

「知らない」を笑わないで!学ぶ意欲を大切にしよう

仕事でも趣味でも、ベテランの人が新人や若手の「知らない」を笑うって、カジュアルに起こりがちですよね。でも、これは絶対ダメだと思っています。人を傷つけるだけじゃなく、その分野自体をダメにしてしまう危険があります。 無知を笑うことが及ぼす影響は深刻「知らないことを笑う」「無知をバカにする」、そういう行動をとる人が多いと、その業界やジャンルは拡大の機会を失ってしまいます。無知を笑う人が少数であっても存在することで、そこへ参入したいと思う人が減ってしまい、元からそこにいる人も居心地

牧歌的なライフスタイルを目指すスローな起業

現代社会、特にビジネスの世界においては、力強い言葉やモチベーションを高めるフレーズが多用されています。とりわけ起業となると、エネルギッシュに、そして貪欲に邁進していくマッチョな精神がもてはやされているように思います。 しかし、僕はそれにあえて異を唱えたい所存です。 力強い言葉は好まない確かに、自分自身を鼓舞するためには強い言葉も必要かもしれません。起業はある程度自分のスケジュールを客観的に管理する必要があるため、己を律する必要もあります。 とはいえ、強い言葉は自分自身を

キャリアを自分で切り開く、デザイナーとしての独立の道。

独立への第一歩 – なぜ独立を決意したのか今回はデザイナーとして独立を決意した理由について、少し掘り下げてお話ししたいと思います。独立を決めたのは、ズバリ、自分で自分のキャリアを築きたかったからです。 会社員として3つの異なる会社で働く経験を通して、さまざまな仕事の流れやチームでの作業、業界の多様さを学びました。 そして、独立に向けてのパラレルワークを経験する中で、「自分だけの仕事のやり方」を模索し始めたのです。 会社員デザイナー時代に学んだこと会社員としての経験は、と

多才な才能の組み合わせが生む無限の可能性 -「一芸に秀でる」から「多芸に活躍」へ。

私たちがよく耳にする「一芸に秀でる」ことの価値について、ちょっと違う角度から考えてみたいと思います。現代社会では、歌が上手い人、絵が上手い人など、特定の分野で優れた才能を持つ人は確かに多くいます。 しかし、それだけではなく、「得意なこと・詳しいことが3つくらいある」ことの重要性が、高まっているように感じます。複数のスキルや知識を組み合わせることで、新しい価値を生み出し、より強いビジネスチャンスを掴むことが可能になるからです。 「得意」の組み合わせが生む相乗効果例えば、あな

クリエイティブな仕事の裏側にある、才能と環境のギャップ。

折角デザインが上手いのに、働き方が合わずに、デザイン業界から遠ざかってしまう人たちを何度か目の当たりにしたことがあります。 デザイナーの労働環境はしばしば厳しいものです。勿論全ての会社や事業者がそうではありませんが、長時間労働と低賃金というコンボはジワジワとモチベーションを蝕みます。 デザイナーの労働環境の現実と問題点デザイン業界では、当たり前ですがクリエイティブな仕事が求められます。「楽しそう」「華やか」といった印象を持たれることもあります(実際それも間違ってはいないと思

独立・起業のリアルな側面 – 泳ぐこと、そして溺れること。

時折、独立を考えている方からの相談を受けることがあり、その中で「泳げるようになりたいけど、鼻に水が入るのは嫌」というニュアンスの話を耳にすることがあります。 これって、たぶん独立の道におけるリアルな部分を感じ取っているのだと思います。この感覚、なんとなく分かります。新しいことを始める期待、それと同時に起こる不安。 独立という「泳ぎ方」を学ぶ独立・起業を実行に移すことは、まるで未知の海での泳ぎを学ぶようなものではないでしょうか。最初は浅瀬で足を濡らし、次第に深く進んでいく。

副業からの独立・起業のススメ – リスクヘッジと高い柔軟性が魅力

昨今はフリーランスという働き方も広く認知されるようになってきました。独立・起業を考えているけど、何から始めれば良いのか迷っている方も少なくないのではないでしょうか? そんな方に、ぜひ検討していただきたいのが「副業からの起業」です。なぜそれが良いのか、理由についてお伝えします。 副業のメリットと価値副業から始めるメリットは何と言っても「リスクヘッジ」です。新しいことを始めるとき、誰もが抱く不安の一つが「失敗したらどうしよう」というものですよね。 まずは副業として始めてみる