CAN・DAY・A・SORT ! !コズミカル変！！☆34くらい！！

(・A・)
「キャンディさん」

( ◍_◍ )
「んあ？どうしたジテンくんよ。あ、愛しの」

(・A・)
「遅れてくるならーーやっぱ、でも嬉しい！！」

( ◍_◍ )
「それでどうした。愛しの」

(・A・)
「名字みたいになってんじゃないですか」

( ◍_◍ )
「嬉野みたいなな。ーーってお前ちょーブツブツ出来てんじゃん！！」

(・A・)
「そーなんでしゅよおおあ」

ジテンくんたら、大滝の涙を流してへろへろり～。左！右！！これまた左！！そして一歩前方へと、へろへろ踊りを繰り出した後、そのままの勢いで垂れになだれ込みます！

( ◍_◍ )
「ーーおめえ、なんか変なやつと変な事したんじゃ）ーのか」

(・A・)
「…キャンディさんとか？」

( ◍_◍ )
「てめーふざけんな！！」
「あたし以外の変なやつでだよ！！」

(・A・)
「…最近はキャンディさんとしかしてねーっスよおおお」

( ◍_◍ )
「ホントかァ？あたし以外の変なやつとなんか変な事やってんじゃねーだろうなァ？」

(・A・)
「やってないすって」

( ◍_◍ )
「じゃ、あたしかーー最近、あたしらどんな変な事してたっけーー」

(・A・)
「…最近は、もっぱら脳に衝撃走るやつばっかりなんで詳しく覚えてねーすよ…」

( ◍_◍ )
「あたしもアレだな…エクスタシーに達すると前後の記憶、まっさらになるクチだからな…」「あ！！」

(・A・)
「なんか思い出しました？」

( ◍_◍ )
「いや、戸棚にクッキー隠してたの思い出した！！」

(・A・)
「！？」

( ◍_◍ )
「いそいそいそいそ～あたしの好きなクリスピーナピーナッツ味～♪」

るんるんるんの文字を従えて、戸棚へとほがらかスキップを企てるキャンディさん。ぽわわわわ～んと、綿毛のような効果が辺りに吹き出します。

(・A・)
「…キャンディさん、その戸棚ヤバいすよ」

( ◍_◍ )
「はて」

スキップもそこそこに、くるりとターンするキャンディはん。

(・A・)
「風の噂で聞いたんですけど、それ実は呪いの戸棚なんすよ」

( ◍_◍ )
「どんな？」

(・A・)
「いや、なんか空けたら最期らしいす」

( ◍_◍ )
「なんで汗ふき出てんの？」

(・A・)
「さっき、ニンニク食べたんで」

( ◍_◍ )
「はーってして」

(・A・)
「あ、夢でしたそれ」

( ◍_◍ )
「おまーー」

(・A・)
「いや、なんか夢でもいいらしいす。滋養強壮に。ニンニクの、夢。ですら、ゆめ」

( ◍_◍ )
「おまえさーー」

(・A・)
「…！なんか、ドラキュラ退治もそれでいいらしいですよほんとは事足りるらしいですよ夢で。夢で夢で夢で」

( ◍_◍ )
「…なんでそんな早口なん？」

(・A・)
「…なんか巷で流行ってるらしいス！」

( ◍_◍ )
「…早口が？？」

(・A・)
「もう、流行っちゃって流行っちゃって怪我人出てるみたいですわ、ははー！！」

( ◍_◍ )
「え？ めちゃめちゃ汗出てんじゃん。おたく。サウナ。この人間サウナマン」

(・A・)
「ごばごぼごぼぼ」

( ◍_◍ )
「もう、言い訳すら出来ない状態じゃん。自らの汗で」

(・A・)
「かびぎぶぶぼぼべる」

( ◍_◍ )
「飼い犬に手を噛まれる？」

(・A・)
「ぼぶ」

( ◍_◍ )
「ボブ？」

(・A・)
「ばーびー」

( ◍_◍ )
「うそつけい！なにがボブ・マーリーじゃい！！」

(・A・)
「ぼぼびんぼぼびーぼーばび」

( ◍_◍ )
「エビシンゴノイーオーライ♪な！！てめー、クッキー食ったろ！！」

(・A・)
「ぼぼぼぶば！！ぼぼぼぶば！！」

思いっきり、首を振るジテンくん！！両のおててを前に繰り出して！！

全身の汗がぼぼぼぼーん！！お前はあれか！雨上がりの犬か！！

( ◍_◍ )
「ほんで、そのクッキーが腐っててそのブツブツ＆発汗作用って寸法だろおおお！！」

(・A・)
「うごべきゃあああ！！」

何かを察したジテンくん。涙なのか汗なのか。とにかく液体を目元から垂れ流し何かを懇願してみせます！！でぃすいずあ命の危機！！

( ◍_◍ )
「許してあ～げ～る～♪」〝だきっ！！〟

(・A・)
「！？」

汗だるまで白目を剥くジテン（買いたてのだるまみたいに）ほっとしたのも束の間ーー

( ◍_◍ )
「んなわけあるかい鯖折りからのバックブリーカあああああ！！」

(・A・)
「ぐごげぼああああ！！」

抱き止められたジテンくん！！それが反り立つキャンディさんに持ち上げられてーー宙空でくらああああっしゅ！！

(・A・)
「ほげええええ！！」

ぼがあああああああああん！！

粉微塵になるジテンくん！！

※宇宙人はこれくらいじゃあ死にません。

( ◍_◍ )
「バックブリーカーと言うより、ジー○ブリーカー気味になっちまった様だなーー」

さっさかさ～。ちりとりで粉屑となったジテンくんを掻き集め、8時間後にジテンくんは元の身体に戻ったとさ。

病状もそれで完治したようです。荒療治覿面ですね。

                                                     めでたしめでたし☆

(・A・)
「何もめでたくないやい…」

                                                     てろりろりったった♪