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「海の前でも船があれば無力じゃない」MVP受賞者から見たAsobicaが向かう景色とは

みなさん、こんにちは!Asobicaで広報PRを担当しています、やないです。

Asobicaは、コミュニティ運営を通してロイヤル顧客の育成・蓄積・分析を行う「coorum(コーラム)」をメインプロダクトに、「顧客中心の経営をスタンダードにする」ことを目指しています。

今回の記事はインタビュー企画「社員に聞いてみた!」をお届けします。この企画では、働く社員から見たAsobicaや、そして個性豊かなAsobicaの社員を伝えていきます。読者の皆さんによりディープなAsobicaを知っていただければ幸いです。

今回は、Asobica 6期末にMVPを受賞された、カスタマーサクセス部の平川貴詞さんにお話を聞いてきました!

平川貴詞(ひらかわ・たかし)
株式会社Asobica カスタマーサクセス部 マネージャー

早稲田大学 人間科学部卒。
株式会社リクルートスタッフィングに新卒入社。大手通信グループへの深耕営業を担当。
その後、スローガン株式会社に転職し、ビジネスメディア「FastGrow」のセールスやクライアントへの採用ブランディング支援/学生向け就活サービス「Goodfind」のセールスやメディアの編集執筆を担当。
現在は、株式会社Asobicaにてカスタマーサクセス部にてマネージャーを担当し、食品・消費財メーカー、飲食チェーン、スポーツジムなどブランド企業のtoCコミュニティの企画設計・運用に伴走。

Asobicaでは半期を通して、Asobica内で最も価値を発揮し高いパフォーマンスをしたメンバーを、Valueごとに選出します。平川さんは「アソビ化しよう」を最も体現された点を評価され、「Asobigokoro(アソビゴコロ)」部門のAward受賞と、Value Award受賞者の中から選出されるMVP(Most Valuable Player)を受賞しました。

平川さんはAward受賞のタイミングで、マネージャーになられています。
今回の記事では、そのときの心境や、自身が意識してきたことをお伺いしてきました。


小さな行動の積み重ねがMVPを獲得できた理由の一つ

ーまずはMVPを受賞した際の率直な感想を教えてください。

「とにかくびっくりしました.......“身に余る光栄”という言葉を初めて使ったくらい嬉しかったです。Asobicaには5つのバリューがあり、それぞれのバリューを最も体現していたメンバーに賞が与えられるのですが、何かしらの賞は受賞したいなと思っていましたが、まさかMVPをもらえるとは」

ー私含め多くのメンバーが聞きたいことだと思うのですが、バリューの意識とそれに基づく行動をするために日々心がけていることはありますか?

「大きく2つあります。1つ目はお客様、特に対面するご担当者様の成果に繋がるために妥協をしないことです。私個人がコミットすることはもちろんですが、お客様への提供価値が上がるのであれば社内メンバーの力も借りて、良い提案・伴走をすることです。2つ目は、『coorum』を活用いただくお客様の新たな成功事例を作るために、お客様とチャレンジする回数を増やすことを心がけていました」

ーお客様に納得してもらい、新しいことにチャレンジするのはハードルが高い行動なのでは?と感じるのですが、秘訣を教えてください。

「まずは日頃の信頼関係の構築ですね。『平川が言ってることなら、的外れなことではなさそうだな』と思っていただくために、お客様の目線と発言の方向をずらさないこと。その後に、課題感をすり合わせ、実現可能性がお客様にもイメージできるように施策を提案しています。時には、MTG内で企画概要や運用ステップをその場で詰め切ります。提案内容は、コミュニティ施策に限らず、他社の事例を参考にすることも多いので、常にインプットは欠かさないですね」

ーインプットはどのように行っているんですか?

「X(旧:Twitter)やInstagramで見る専用アカウントを作って情報収集をしていますね。お客様と近い業界の他社キャンペーンなどは特に参考にしています。あとは日経クロストレンド、宣伝会議などのメディアを良く見ています」

ー 一緒にお客様に提案する側の社内に向けてはどのような心がけのもと接していますか?

「前職の上司からの教えで『社内を動かせないと大きな事は成すことができない』という心がけを大事にしています。本当にお客様のためになることであったら、社長であれど納得してもらい、MTGに同席してもらう。そうでないと自分の器以上のことは何もできないと思います。そのためだけではもちろんないですが、社内メンバーへのリスペクトは常に欠かさず、困っている人がいたら助ける・大事なレスは早くする・挨拶といった基本的なことこそ率先して行うようにしています」

Asobicaの組織には仲間をリスペクトし合うカルチャーがある

ー日頃から社内外問わず誠実な姿勢で業務に当たっている印象を受けました。Asobicaの社内の雰囲気は平川さんから見てどのような印象ですか?

「Asobica CCOの小父内さんの言葉を借りると『いいやつしかいない』ですかね。社内のメンバーは、お互いにリスペクトし合った上でのコミュニケーションとなるので、人間関係でストレスがかからず働けています。これって良くしようとしないとできないことだと思うし、当たり前のことではないので、この環境とメンバーで働けていることに感謝しています」

ーAsobicaのメンバーと話していると「社内にはいいやつしかいない」といった会話がよくされていると感じるんですが、もう少し解像度を上げるとどのような言い換えになりますか?

「代表の今田さんがAsobicaを“船”で表現されているのがしっくりきているので、メンバーは『目的地に辿り着くために船を作って漕ぎ続ける仲間』になるのかなと。風通しは良いですが、仲良し子よしの集団ではない。あくまでも事業を伸ばすという共通の目的と、リスペクトが根底にあるからこそ、疑問に思ったことや時には耳が痛いと感じることでも遠慮せず相手に伝えられる組織だと思いますし、そう思っているメンバーが社内には多いと感じます」

お客様と一緒に、見たことがない景色を目指す。カスタマーサクセスの仕事が教えてくれたやりがいとは

ーMVPまでの道のりや、平川さんから見た社内のメンバーの雰囲気を教えていただいたところで、少し前の話に遡ろうと思います。そもそもAsobicaへ入社したきっかけを教えてください!

「一番惹かれたポイントはAsobicaの“人”と“事業領域”ですね。“人”に関しては、採用面接の時点で感じたことなんですが、一次面接に代表の今田さんが出てきたんです。面接ではスキルチェックなど一切なく、自分の人生観に迫る質問で終わったことは、今でも忘れられない……」

ー代表が登場するタイミングが早いですね

「そうですね!Asobicaを受けた当時は違う会社に進もうと思っていて、今だから言えますけど、なんとなくAsobicaを受けたんです(笑)でも一次のタイミングで今田さんと話せて、トップが採用・組織づくりを最重要課題だと思って力を入れている会社っていいなと感じるようになりました」

ー2つめのポイントの“事業領域”についても教えてください!

「直感で『いいな』と思って踏み込んだところもあるのですが、思い返すと大学時代からずっとコミュニティマーケティングに興味があったんです。『熱狂顧客戦略』という本をバイブルのように読んでいたり、学生時代のインターンで就活生のコミュニティを運営していたことも影響しています。世間的に、コミュニティマーケティングが良い手法であることはぼやっと理解されつつありますが、なかなか数値的・定量的に示せないところもあります。その難しさがやりがいであり、だからこそチャレンジできる部分だと感じていますね」

ー前職では営業をやられていたと思いますが、カスタマーサクセスにチャレンジしたいと思ったきっかけはあるんですか?

「あります!お客様に販売して終わりではなく、その先の価値までお届けする工程に興味があるし、やり切ってみたいと前職の経験を経て気付いたんです。成功したらお客様と喜びを分かち合えるところも好きですね」

ー多くの案件を抱えていると思いますが、お客様と直接関わってみて実際にどうですか?

「正解がないからこそ楽しいですね。お客様と壁打ちしながら施策を試していく過程は、新規事業をやっている感覚にもなります」

ー平川さんの丁寧なコミュニケーションが社内外問わず、良いシナジーを生んでいるんだなと感じました。それでは、MVP獲得後、今後の目標を教えてください!

「マネージャーとしての責務を全うすること、そして『自分』の活躍だけではなく『会社の事業』を大きくしていくことに向き合っていきたいです。マネージャーとしては、メンバーが生み出した成果にスポットライトを当てて、一番のチームにすること。会社としては、お客様の成功事例を生み出し続け、マーケティングやセールスなどの部署に横展開して、全員で勝ちにいきたいです」

ーありがとうございます!それでは、最後の質問です。平川さんにとってAsobicaとはどんな場所・存在ですか?

「先ほどもお伝えしましたが、Asobicaは船で、メンバーは共に目的地を目指すクルーだと思っています。海の前でも船があれば無力じゃない。どんな荒波がきても、Asobicaという船と信頼できる仲間とともに目的地まで漕ぎ続けていきたいです!」

平川さんの誠実さ、社内外への細やかなコミュニケーションこそがMVP受賞のひとつの理由だと感じました。平川さんありがとうございました!


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