研修紹介|半導体業界をリードするASMLの社員向けトレーニングを公開
こんにちは、エーエスエムエル・ジャパンです。
今回の記事では、これまで詳細について触れてこなかった「ASMLのトレーニング」を紹介します。革新的でハイテク、そして変化の激しい半導体業界でビジネスを持続的に成功させるためには、人材育成が極めて重要な要素となります。ASMLの露光装置は、半導体製造の要とも言われているため、なおさら企業を強化し、社員への継続的な投資を怠ることはできません。
当社は急速に成長を続ける組織です。複雑な技術的課題を解決し、ナノスケールでのイノベーションを生み出すことが日常的に行われています。このように、社員一人ひとりが持つ知識こそが、ASMLの生命線なのです。
そのため、社員のモチベーションを常に高め、スキルアップを後押ししていくことが不可欠となります。社員が高い意欲を持ち続け、成長を実感できる環境を整備することが、結果として企業の発展にも大きく寄与するのです。
最大7ヶ月のオンボーディングトレーニング
入社後は、国内拠点および海外のトレーニングセンターで、約6〜7ヶ月間のオンボーディングトレーニング(新入社員教育)を実施します。半導体業界の経験がない方でも、エンジニアとして活躍できるよう育成するプログラムとなっているため、基礎から学ぶことが可能です。またASMLでは「バディ」と呼ばれるメンバーが入社初日から手厚くサポートします。
オンボーディングトレーニングの一例
上記のトレーニング終了後、配属先でのOJTがスタートします。例として4月からのスケジュールを上げていますが、通年採用を行っているため、入社月からオンボーディングトレーニングがスタートします。
継続的なトレーニングで個々のスキルアップを支援
オンボーディングトレーニング終了後も、継続的なトレーニングを通じてスキルアップを図ることが可能です。トレーニングは「テクニカル」と「ノンテクニカル」に分かれており、個々のスキルとチャンスを最大化させるためのトレーニングやフィードバック、コーチング、体験型学習など、スキルアップできる仕組みがあります。
【テクニカル】
現場で役立つスキルが身に付くトレーニングセンター
ASMLの装置は先進的かつ複雑であるため、求められるエンジニアリングスキルも特別です。こうした理由から、ASMLでは開発拠点に最先端のトレーニングセンターを開設し、エンジニアがクリーンルーム(半導体製造工場)に足を踏み入れる前に、自社の機械を経験できるようにしています。
トレーニングの種類には、講師主導のトレーニング、Web講義、実践的なトレーニングなどがあります。さまざまな学習方法を用いて学ぶことができるため、お客様先でのトラブルシューティングやメンテナンスを行うために必要なスキル、プロセス、知識などを習得することが可能です。
トレーニングセンターには、VRを活用して露光装置が学べる「バーチャルリアリティトレーニングルーム」や、ASMLのマシンに近いレプリカを使用する実践的なトレーニングコースも用意されています。
【ノンテクニカル】
パーソナライズされたソフトトレーニングが充実
ASMLでは、コミュニケーションスキルやプレゼンテーションスキル、リーダーシップ育成など、目的に応じたソフトトレーニングを提供しています。講義形式からパーソナル・コーチング、オンライン評価、ビジネス・シミュレーション・ゲーム、コンピュータを使ったトレーニング、潜在能力促進プログラムまで、学習方法はさまざま。自分自身が身につけたいスキルに合ったトレーニングを選択し学ぶことができます。
ソフトスキルトレーニングの一例
自分のキャリアは自分で築く
日本では「キャリアパス」という表現が一般的ですが、ASMLでは「career playground」と呼ばれる多彩なキャリアの選択肢が用意されています。部門や地域を超えて経験を積み、異なる専門知識を持つ同僚とつながり、ともに学び、自分自身のスキルを開発していく。これがASMLの魅力です。
AMSLではキャリアのオーナーシップを持つのは一人ひとりの社員です。会社から「こうしたキャリアを築いてほしい」と言われるのを待つのではなく、どんなキャリアを築いていきたいかを自分で考え、開拓することが可能です。
トレーニングについては、こちらの記事もぜひご覧ください。
最後に
エーエスエムエル・ジャパンでは年間を通して採用を行なっており、新卒・キャリアを問わず新しい人材を受け入れています。半導体業界やASMLに少しでも興味をお持ちの方は、以下サイトもご覧ください。
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