2021.09.14 石川ホーム最終戦 in金沢市民野球場
2021年9月16日の試合をもって、ルートインBCリーグのレギュラーシーズンの日程がすべて終了致しました。
今季も長いようで短かったです、本当にお疲れ様です!
球団によっては疫病や大雨の影響をモロに受けてしまい消化できなかった日程も出てきてしまいました。
西地区はそんな中、疫病の影響を大きく受けることなく走り切りました。
…が、ここ数日ざわつかせている新規リーグのあれやこれやで混沌とした事態になりそうな予感…ということで、複雑な想いもありつつな最後にはなってしまいました。
堅苦しい前置きはここまでにして、石川ミリオンスターズ(以下、石川)の本拠地最終戦の観戦記と参りましょうか!
金沢市民野球場
石川ミリオンスターズのホーム球場。
金沢市民野球場に関しては4月遠征時にある程度紹介しましたので、そちらを参照願います。
この見慣れた衝立も見納めでしょうか。
来季からは「日本海オセアンリーグ」のチームとなりますので、BCリーグのロゴも来季からはなくなって、スポンサー様も一部変わるでしょうし…。
これはしっかりと写真に残しておかねば、と感じました。
「ルートインBCリーグ」としての石川本拠地の試合もラスト。
未だに実感がわかないけど、いろんな意味で「最後」なんですよね、この試合は。
試合前写真
球場出入口ではガラポン抽選会が行われておりましたが、そちらを担当していたのは水野貴士選手(背番号6)でした。
9月9日付で練習生になり、公式戦には出られなくなりましたが、こうやって裏方さんとしてチームを支えていました。
お写真に応じてくださってありがとうございます!
(※撮影時のみマスクを外しております)
選手情報(ルートインBCリーグ公式)|水野貴士
キャッチボール中の川﨑俊哲選手(背番号5)。
昨季は先輩方に囲まれている弟分な雰囲気でしたが、その先輩方が去り、チームの主力として今季は活躍。少し大人びた感じになってきた気がしますね。
選手情報(ルートインBCリーグ公式)|川﨑俊哲
マイナスイオンのような笑顔を見せている島田恭佑選手(背番号1)。
今更すぎる余談なんですけど、島田選手の誕生日って私の父の誕生日なんですよね。ちょっとだけ親近感がわきました。笑
選手情報(ルートインBCリーグ公式)|島田恭佑
試合写真
ダンディズム溢れる後藤光尊野手コーチ(背番号94)。
今季、選手たちの面倒をたくさん見てくださりました。来季は果たして石川にいらっしゃるのか…これからが気になりますね。
コーチ情報(ルートインBCリーグ公式)|後藤光尊
石川の先発は近藤俊太郎選手(背番号18)。今季を最後と決めたシーズンの本拠地ラストに登板。
5回までと決め、ゼロに抑えて有終の美を飾りました。
選手情報(ルートインBCリーグ公式)|近藤俊太郎
近藤選手の女房役としてこの日もキャッチャーとしてスタメンについた小見山陽平選手(背番号27)。
なんとかして援護をと気迫溢れるバッティングと走塁でチャンスメーク。スライディングの影響でズボンがちょっと破けてしまいました。
選手情報(ルートインBCリーグ公式)|小見山陽平
富山の先発は武田康平選手(背番号14)。
4回2失点とほろ苦な結果とはなりましたが、これ以上の失点をしないよう粘っておりました。
選手情報(ルートインBCリーグ公式)|武田康平
かつて石川の中心選手として活躍し、NPB有力候補とされたこともあった宮澤和希選手(背番号55)の電撃復帰は本当に驚かされました。
たった数試合しか出ていない中で存在感のあるバッティングを披露。さすがとしか言いようがありませんでした。スイングスピードが桁違い!
この日も広範囲の守備やホームランなど、素晴らしいプレーばかりでした!
選手情報(ルートインBCリーグ公式)|宮澤和希
今季をラストと決めた投手がもうひとり。
プロ5年目の石川文哉選手(背番号11)です。1イニングを無失点。クールに抑える姿はあまりにも頼もしく、もう見れないのかと思うと寂しくなりますね…。
本当にお疲れ様でした!
選手情報(ルートインBCリーグ)|石川文哉
この日は代打で出場の門屋龍征選手(背番号0)。
石川相手だとめちゃくちゃ打つ印象しかないけど、このときもちゃんと打ってました。打ちすぎぃ…(ほめてます)
選手情報(ルートインBCリーグ)|門屋龍征
試合結果
富山 000 000 000 = 0
石川 011 000 10X = 3
バッテリー
石川 (勝)近藤俊太郎、石川文哉、清水陽介、藤田剛輝、(S)村上史晃 - 小見山陽平
富山 (負)武田康平、小井手和宏 - 谷口佳祐
下沢慎吾、ウーター - 坂本竜三郎
試合時間 2時間57分
参考:一球速報.com
本拠地最終戦は雨天中止になった試合の振替開催ということで平日ナイターの試合となりましたが、そんな中で481人のファンがこの日を見届けてくれました。
かつて苦楽を共にした石川のOBの皆様も観戦に来られたりと、この日のためにいろんな方が集まっておりました。
今季限りと決めている選手、これからも続けていく選手、次のステップに進もうと思う選手…そしてそれを見届けるファンの方々。
様々な「想い」が詰まっていた試合だと思います。
試合に勝ったことも大事ですけど、何より選手たちが野球を楽しんでいる様子が観れたのは私にとって最高の財産でしたね。
「当たり前」 ではないからこそ感謝を
この日の観戦を終えて思ったことは、試合を観れたり、写真に残せるというのは「当たり前」ではないということ。
私自身、今季は石川関連は5試合観戦することができましたが、場合によっては観戦数がゼロになるかもしれませんでしたし、本当に幸運だったんだと思っています。
そして、来季からは西地区4球団(富山、石川、福井、滋賀)は「日本海オセアンリーグ」として再出発。
ずっとBCリーグにいていただく、なんて「当たり前」だと思っていたけど、そんなことはなかった。そう考えると1試合1試合に対する重みってかなり強いものになるのではないでしょうか。
疫病が落ち着いたとしても、こういった環境は「当たり前」ではないことを忘れないように。
こういった機会をいただけたありがたみというのは、しっかりと噛み締めておきたいと思います。
本当にみなさんお疲れ様でした!
お察しの通り、続きがまたいつか投稿されるかと思います。笑
ルートインBCリーグ Future Project (ふゅーぷろ) No.7 あさ
「君はサポートしてみてもいいし、しなくてもいい」※サポートのお礼メッセージはすべてネタとなっております