2021.08.01 BCリーグ公式戦 in福井フェニックススタジアム
遠征からもう1週間経っちゃうんですか…。
時間の流れはあっという間です。でもそれって今季のリーグの終わりも少しずつ進んでいるということでもあります。
もちろんレギュラーシーズンが終わってもそのあとはチャンピオンシップなども控えているので、1日でも多く野球をやるためにも各チームさらに本気を出して闘っていくことでしょう。
さぁ、前回に引き続き遠征写真垂れ流しと参りましょう。
今回は石川ミリオンスターズ(以外、石川)対福井ワイルドラプターズ(以外、福井)の試合です!
前回の観戦記はこちら。
福井フェニックススタジアム
福井ワイルドラプターズの本拠地球場のひとつ。
福井駅から京福バス・桜ヶ丘団地線に乗車し約20分「北堀」の停留所で降車し徒歩5分程で球場に着きます。
バスの本数自体は少ないので時刻表を要確認。足に自信のある方は駅からの徒歩、さっさと行きたい方はタクシーも視野に入れると良いかもです。
ちなみにフェニスタの他に「福井県営野球場」も福井駅から近い位置にあるので、寄る際にはお間違えのないように…私は調べたときにマジで間違えそうになりました。笑
この日の福井はいわゆる猛暑日でありましたので「給水タイム」導入試合となりました。
3回終了時と7回終了時に5分間試合が中断され、選手や審判団なども水分補給などのために一旦裏にはけるのです。今のご時世、マスクを装着する場面もあるため、特にこういった暑すぎる日には必要な措置ですよね。
BCリーグでは昨季からこの猛暑日に対応した給水タイムを導入しております。
試合前写真
華麗にアクロバットを披露しているのは村上史晃選手(背番号45)ですね。
本当にスタントマンのように軽やかに動いていてビックリしました。この身体能力の高さはもっと評価されてほしいですね。
【選手情報リンク】
選手情報(ルートインBCリーグ公式)|村上史晃
カメラを向けた途端に視線を向けてピースサインを送ってくださったのは高橋虹貴選手(背番号65)でした。ありがとうございます!
投手村のアップの際には他の投手にアドバイス?を送っている様子も見受けられたので、視野の広い方なんだなぁと感じましたね。
【選手情報リンク】
選手情報(ルートインBCリーグ公式)|高橋虹貴
試合写真
快足を飛ばして3塁まで到達した川﨑俊哲選手(背番号5)。
シーズン途中から2番打者に固定。チャンスメークをするという立場ですから、彼の脚はこれからもチームを救ってくれると信じています。
【選手情報リンク】
選手情報(ルートインBCリーグ公式)|川﨑俊哲
この日の石川の先発は近藤俊太郎選手(背番号18)でした。
5回に福井打線に捕まってしまいましたが、それまでは打たせて取るピッチングで打者を翻弄しておりました。
【選手情報リンク】
選手情報(ルートインBCリーグ公式)|近藤俊太郎
今季の石川のキャプテン、楠八重将哉選手(背番号8)。
彼はアイブラックをよくつけている印象があるのですが、前日とこの日と装着していなかったので私的にはちょっとレアな様子を見ることができました。
【選手情報リンク】
選手情報(ルートインBCリーグ公式)|楠八重将哉
福井の先発は濱田俊之選手(背番号11)。
4回に集中打を受けましたが、それ以外はサクサクと抑えて7回82球。集中打がなかったらかなり省エネ投球になっていたのでは…と思うと恐ろしいですね。
【選手情報リンク】
選手情報(ルートインBCリーグ公式)|濱田俊之
ここ最近打撃好調、夏男と言っても過言ではない島田恭佑選手(背番号1)。
シーズン序盤と比べるとバッティングフォームを変えたように見えるので、それが好調の要因かと勝手に考えています。
この日も4打数2安打1打点。このままシーズン終了まで打ち続けてほしいところですね!
【選手情報リンク】
選手情報(ルートインBCリーグ公式)|島田恭佑
宮本貴章選手(背番号33)と川﨑選手のハイタッチ。
こんな笑顔で迎えられるんですから、ファンも強打者にならなきゃと思ってしまうのでは…(そうはならんやろ)
【選手情報リンク】
選手情報(ルートインBCリーグ公式)|宮本貴章
スライディング時に勢い余ってヘルメットが吹っ飛んだ小見山陽平選手(背番号27)。
前日の試合ではレガースが吹っ飛ぶほどの走塁を披露したりと、気迫のこもったプレーが何度も見られました。
【選手情報リンク】
選手情報(ルートインBCリーグ公式)|小見山陽平
福井の松浦大知選手(背番号2)。この写真を見て分かるように、ユニフォームが泥んこになっています。
他の選手も結構泥だらけになっている方がいて、いかに躍動したプレーが多く見られているかが分かるかなと思います。
【選手情報リンク】
選手情報(ルートインBCリーグ公式)|松浦大知
同点のまま迎えた9回表を任されたのは高橋康二選手(背番号21)。
投げるたびにキャッチャーのミットがパァン!と鳴るので、友達が「鉄砲でも打ってるの!?」って言ってたのが印象的でしたね。
【選手情報リンク】
選手情報(ルートインBCリーグ公式)|高橋康二
9回裏は清水陽介選手(背番号15)が登板。
一発が出ればサヨナラという危機的状況の中しっかりとゼロに抑え、この試合は引き分けとなりました。
【選手情報リンク】
選手情報(ルートインBCリーグ公式)|清水陽介
試合結果
石川 100 400 000 = 5
福井 100 031 000 = 5
(※9回規定により引き分け)
バッテリー
石川 近藤俊太郎、金子尚生、村上史晃、藤田剛輝、清水陽介 - 植幸輔
福井 濱田俊之、石井京汰、高橋康二 - 藤沼龍之介
試合時間 2時間55分
参考:一球速報.com
結果的に両チームとも中盤に集中打→そのあとは決定打なしという流れになったような感じですね。
乱打戦でもあり投手戦でもあり…濃厚な試合でした。笑
とはいえここ最近の福井の猛攻は注目度を上げていかなければと思いますね。西地区全体が夏バテ傾向にある中で徐々に勝ち星が増えております。
福井のこの状態は、西地区の順位を変動させる重要なキーなのではとも考えています。
石川の注目ポイントは小見山選手ですね。
8月8日現在の打率は.349でチーム内ではダントツの数字。OPSは.942でこれもチーム内トップ。超人的な打撃力と言って差し支えはないでしょう。
カウントによってグリップの位置を変えたりと、計算されたバッティングによってこの結果が生み出されております。昨季も打率やOPSは比較的高めではありましたが、今季はそれを超え、バッティングとしては完成形となりつつあるのではないでしょうか。
前述しましたが走塁も気迫が伝わるものばかりで、泥臭く勝利をつかむ姿勢はもっと評価されても良いのではと思います。
試合後イベント「福井OB戦」
この日は試合後にイベントがありました。
福井ワイルドラプターズOBや、前身球団である福井ミラクルエレファンツOBがこの日限りで集結し、夢の試合を繰り広げるというイベントでした!
暑さによる体力消耗が激しく、ほとんどカメラを持たずに応援に力を入れておりましたが、本当に楽しかったです!
まだ現役でやれるのではと思うくらい躍動した方もいれば、現役を退いた影響でちょっともたついたプレーが出てファンがクスッとしてしまったりと、見所まみれでした。
(まさか人生でまたランニングホームランを現地で観てしまうとは…笑)
福井ワイルドラプターズ球団代表の小松原鉄平さんも打席に立って存在感をアピールしていました!
そして球場がざわついたのがこちら、高橋康二選手がサプライズ代打として登場!
三振に終わったものの、ちょっと前まで試合で全力で投げていた選手が普通に打席に立っていて私は驚きを隠せませんでした。実質リアル二刀流ですねこれは。笑
福井ミラクルエレファンツは経営不振により2019年のオフに消滅し、新たな母体を得て福井ワイルドラプターズとして生まれ変わりました。
私が福井ミラクルエレファンツを見てきた期間は2年半ほどしかありませんでしたが、それでも福井県に根付く球団をどうにか維持してほしいという想いはあり、消滅危機の際には署名にも参加しました。
今こうやってOBが集まって、再びファンが「ミラクルエレファンツ」のコールができる…。
「福井ミラクルエレファンツ」は消滅してしまったけれど、関係者やファンの心の中で永遠に生き続けている、というのを再認識した日でありました。
こんな素敵なイベントを企画してくれた福井ワイルドラプターズや、今回出場を決めてくれたOBの皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございます! そしてお疲れ様です!
福井に限らず、他球団もぜひこういったイベントは積極的にやってほしいなって思います。
(石川も以前はOB戦やってたとは聞くし、情勢や環境さえ整っていればまたやってほしいなぁ…)
…あ、ちなみにこの日の試合についてのnoteはあともうちょっとだけ続くんじゃよ。
(聡明なフォロワー諸氏ならお察し頂けると思いますが…笑)
ルートインBCリーグ Future Project (ふゅーぷろ) No.7 あさ
「君はサポートしてみてもいいし、しなくてもいい」※サポートのお礼メッセージはすべてネタとなっております