アボンリーへの道 #65
The Minister's Wife, Part.2 牧師の妻
あらすじ
ジャネットはバイオラと親しくなり次第に影響を受けていく。
ある時、バイオラからもらった「疲労回復」の薬が原因で、
2人は大事件を起こす。薬の事で口論になるが、
思い直して謝罪のため家を訪ねると。
コメント
身体が不自由であることをひとことも言わず、
毎日楽しそうに暮らすバイオラ。
ハデな帽子に車の乱暴な運転といった言行により、
島の人たちに総スカン食らってますが……
島の人たち、ほんっといい人ばかり。
これじゃあ、牧師もやりがいがないかもね(笑)
牧師がギャグをかましても
冷たい反応されてガックリするあたり、
ちょっとばかり、気の毒でした。
この話で、東洋について少し誤解があるような
印象もありました。
着物を左前に着るのはだめなんだよーと
義母は鋭い突っ込み(笑)
一方、セーラがブースを仲良しになるのが
気になるヘティおばさんの
おじゃま虫ぶりがケッサク。
セーラはヘティおばさんを煙たく思っていますが
おばさんはお構いなし。
しかし、ブースが自分の作品に
感動しているのを見て、
考えを改めます。
チョロイじゃん(笑)
疲労回復の薬がお酒で、ジャネットはこのお酒問題で
バイオラとケンカになりますが、
ジャネット、とことんやさしい。
ケンカした原因は自分にあると思い、
謝罪しに行くところ、
さすがアレックの妻ですね。
ギャグばかり飛ばしている牧師さんの
イメージのせいで、
夫に不満があるからお酒に逃げるのか、
と思ったら、鎮痛剤にしていたのかと
目から鱗が落ちました。
先入観で見ちゃダメね。
牧師はともかく、バイオラは勇気もあるし
明るくて行動派。
身体のことがなかったら、もっと自由だったでしょうに。
最後はセーラにとっても島の人たちにとっても
つらいものになりました。
新しいものを色眼鏡で見た結果です。