【重版決定】編集者が「#TOEIC超入門」を紹介
4月末に発売された濵﨑潤之輔先生の『中学英語からやり直す TOEIC L&Rテスト超入門』ですが、なんと発売2週間ですでに重版が決定いたしました!!
この本は「中学英語のやり直し」と「TOEIC対策」を1冊に詰め込んだ、例えるなら、エビフライとハンバーグの両方がのった「ごちそうセット」みたいな本です。
その分構成要素が多く、「ちょっと分厚いかな」と不安に思ったり、「どこから取り組めばいいんだろう」などと迷ってしまう人もいるかもしれません。
そこで今日は、編集担当が本書の紹介と、学習方法の紹介をいたします。
それぞれのレベルや学習に割ける時間などを考慮して、自分にあった使い方を見つけてください!
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本書の構成
まずは、本書の構成を紹介します。
英語の基本
本編に入る前に、「文型」「品詞「文の種類」などの英語の基本的な仕組みを解説しています。「もう知ってるよ」と思うこともあると思います。でも侮らずに、もう一度確認しておくことで、本編での濵﨑先生の解説が一層わかりやすく感じられるはずです。
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Chapter 1~19
中学校レベルの英文法をマスターする上で、そしてTOEICを受験するために不可欠な文法事項を19のChapterにわけて学習します。
見開きで1つの文法項目が学べます。左ページで、解説・例文・音声を使って学習し、右ページの練習問題で定着させる、という構成です。
例文も練習問題も、TOEICで頻出の単語を多く使っているため、初級学習者にとっては難しいと感じる語もあると思います。易しい語に置き換えられるところも、あえてそうしなかったのは理由があります。それは、この本での学習を終えてTOEICでもっと高いスコアを目指したいと思ったみなさんが、今後の単語学習にハードルを感じずに「あの本で見た時は難しいと思ったけど、覚えておいてよかった!」と思えるようにするためです。
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TOEIC L&Rテストを知ろう!
ずっと文法の学習を続けていると、単調で実際の目標であるTOEIC受験が遠くに感じてしまうかもしれません。ですので、文法Chapterの間に挟んでいるこの「TOEICを知ろう!」や次の「練習問題」を活用して、学習にメリハリをつけ、TOEICへのモチベーションを維持してください。
内容は「Partの概要」「例題」「問題タイプ」「攻略するためのコツ」で構成されています。TOEICで目標スコアに近づくには、英語力をつけることはもちろん、問題の特徴や解答のコツを知り、効率的に正解を選べるようになることも重要です。
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練習問題
こちらも文法Chapterの間に挟まれています。各Partの特徴や解答方法を知ったあとに、実際のTOEICの問題に取り組むページです。
巻末のマークシート(弊社ウェブサイトからもダウンロード可)を使って、問題を解くことができます。
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Quarter模試
実際の試験の1/4のボリュームである、50問で構成された模試です。1冊の集大成です。
時間を測って、マークシートを用意して、誰にも邪魔されない環境を整えて、本番を意識して取り組みましょう。
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別冊
文法Chapterの右ページの練習問題、TOEIC練習問題、Quarter模試の解答解説を収載しています。
各問題は、解いて答え合わせをするだけではもったいないです。音声を聞いたり、間違えた文法項目のページに戻って復習をしたり、単語を覚えたり。ひとつの問題から、たくさん吸収するためにできることはたくさんあります。
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音声
音声はすべて無料でダウンロード可能です。zipファイルのダウンロード、abceed、apple podcast、spotifyが利用できます。
特にabceedのアプリでは、音声の速度を変えられ、自分の目的やレベルに応じて調整することができるので、おすすめです。
詳しくはコチラから⇒ https://www.ask-books.com/978-4-86639-553-1/
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おすすめの学習順序
本に込めた意図まで書きながら構成を紹介していたら、思ったより長くなってしまいました。
それではここからは、実際の使い方を考えてみます。
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1.王道!
まずは王道の勉強法から。
パリに旅行に行ったら「エッフェル塔に上って、シャンゼリゼ大通りで買い物をして、ルーブル美術館で迷子になる」みたいな、そんな感じです。
王道の学習順は…もちろんこれです。
上記の内容紹介で説明した通り、文法Chapterの間に「TOEIC L&Rテストを知ろう!」や「練習問題」を挟んでいますし、学習した文法事項が多い後半の練習問題(8~11)の方が若干難しくなっていたりと、この順番には意味があります。
ですので、時間があってじっくり取り組める人は、頭から順番にすべてのページに取り組みましょう。
繰り返しになりますが、復習が大事です。
文法Chapterであれば、練習問題や単語の音声も聞いたり、書き取りをしたりできます。
TOEICの問題であれば、正解した問題だとしても、誤答の選択肢がなぜ正解になりえないのかを考えたり、パッセージの音読をするなど、英語力を伸ばす方法はたくさんあると思います。
ぜひ、濵﨑先生の解説を一助にして、工夫して学習してみてください。
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2.これもありかも!
次は、順番通りではないけど、人によってはハマるかもしれない学習方法です。サーティーワンでダブルを頼むときにナッツトゥユーとマスクメロンを選ぶような、「一番人気じゃないけど、うん、それもいいよね」みたいな使い方です。
①でTOEICの問題について知り、実際の問題に触れてみます。こうすることで、何が問われるのかということや、自分は今何が足りないのか、ということに気付くことができると思います。
その上で②文法Chapterに取り組むことで、苦手な文法を意識して学習したり、語彙力が足りないと感じた人は単語を覚えるように意識したり、リスニングが弱いと感じた人は音声を繰り返し聞いてみたりと、文法学習の中にTOEICを意識した工夫を組み込むことができます。
③、④は仕上げという感じでしょうか。①に取り組んだ時と、②を経て③④に取り組んだ時で、正解率であったり、「わかる!解ける!」という感覚に違いを感じられれば、それが学習の成果ということになります。
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3.忙しい人には!
きっとこの本で学習を進める方の中には、仕事が忙しい、学校の課題に追われている、推しに会いに行くから週末がつぶれちゃうなど、TOEICのための学習時間が十分に確保できない方もいると思います。
もちろん、すべてのページをじっくりと取り組んでいただく前提で作ってはいますが、TOEIC受験までに最低限取り組んでほしいことを考えてみました。富士急ハイランドに行ったら、とりあえず高飛車とええじゃないかに乗って、お土産買って富士山眺めれば、「(満喫はできてないけど)富士急行ってきたんだ~」って言えるのと同じ感じです。
①でTOEICについて知り、実際に問題を解きます。答え合わせをした後、誤答の原因となった文法項目(例えば、受動態を聞き分けられなかった、Part 5で分詞を間違えた、解説を読んだら、不定詞ってなんだっけとなった、などなど)を確認します。
②で、文法Chapterすべてに取り組むのではなく、①で誤答の原因となった文法Chapterにのみ取り組みます。
③は力試しです。①と同じ箇所で間違えなければ②の意味があったということです。
TOEIC受験前はこれくらいしか学習できなかったとしても、いつか時間があるときに、手付かずのページにも取り組んでみてくださいね。
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最後に
大変長くなってしまいましたが、ここまでお読みいただきありがとうございます。
もっと簡潔にまとめる予定だったのですが、ぜひ知っておいてほしいことがたくさんあって…。
ここで紹介した学習方法は、あくまで私が考えたものに過ぎず、学習者の数だけ本の使い方があってよいと思います。
ぜひ、みなさんの学習の様子やおすすめの学習法を教えてください。
SNSで「 #TOEIC超入門 」とつけて発信してくだされば、私たちも、濵﨑先生も見に行きます。
最後に濵﨑先生のメッセージを。
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