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「部屋にきたらそういうことだろ?」という日本男の非モテ思想と余裕のなさ

「コンプレックスを拗らせていない男」というのはそれだけでいい男だ。見た目だけではなく、コンプレックスは大なり小なり誰にでもある。だけど、それを自覚して受容してる人か、拒絶している人かによって天と地ほどの差がある。


今日はふざけた文章のつづきを書いていきたい。と思っているのだが、正直いまはイライラしている。


なぜイラついているのか。私は今ガラパゴスのサン・クリストバル島に移動してきたのだが、ここは以前いた島以上に田舎で、滞在している宿のまわりには本当になにもない。食料を調達するのも炎天下30分以上歩かなくてはいけないし、人通りも少ないのでタクシーも捕まらない。

そこはとくに問題ではなく、大きな音楽もサイレンも車の音さえ聞こえないし、聞こえてくるのは動物の声くらいで、静かな自然溢れる場所で過ごせるのは幸せだ。

では、なにがイラつかさせるのかというと、それは「蚊」である。
南国にいけばどこにでもいるし、夏になれば日本にもそこらじゅうにいるが、この島の蚊は一味違う。気がつけば10カ所は噛まれている。音がしない。目視で仕留めようとしかけるが、その一瞬で消える。まるで忍者だ。

たらふく吸ったらどっか消えてくれればいいものの、やつらは永遠に吸い続ける。そして猛烈な痒みまで残していく。全身がかゆい。理不尽すぎる。私はとてもイラついている。


自然を求めれば虫が多いのは当然なので、これも慣れだ。
世界を放浪しはじめてGや大きな虫くらいでは驚かなくなったし、対処するのもうまくなった。(チュッパチャップスみたいな飴を冷蔵庫ではなく外に置いておくと、中にアリがうじゃうじゃいるのは今でも引く。洗ってちゃんと食べる。)

それに今の宿では毎日部屋に来てくれる美しい猫ちゃんが見た目とは裏腹に瞬時に虫を捕まえて食べてくれる。さっきまで電気を旋回していた蛾かいつの間にかいなくなっている笑


さて、そろそろ本題に入ろう。

以前書いた「世界のペ○スのデカさランキング」の続きだけど、こちらの記事は一部の人に大変好評だった。とくに女性には面白く読んでもらえたみたいだ。ぜひ世界トップ10の男性と試していただきたい。


「コンプレックスを拗らせていない男」というのはそれだけでいい男だ。コンプレックスは見た目だけではなく、大なり小なり誰にでもある。だけどそれを自覚して受容してる人か、拒絶している人かによって天と地ほどの差がある。

日本の男は大抵がコンプレックスを拗らせている。前回書いたランキングの内容も大いに影響しているだろうが、根本的な原因としては白人至上主義や、主に男が女に行うルッキズムが巡り巡って男たちを苦しめるからだろう。白人至上主義についてはとくに、男女ともに自覚できている人は少ない。


鼻は高い方が美しい、目は二重の方が美しい、肌は白い方が美しい。これらは明らかな「白人=美」という白人至上主義のルッキズムなのだが、「美とはそういうものだ」と思い込んでる人ばかりだ。これはアジア人の見た目を否定するどころか、見た目や肌の色で人種を差別するレイシストに無意識になってしまう。

自分の価値観がどこから来たのか疑問にも思わない人は、自然とコンプレックスを拗らせる。

コンプレックスを受容するどころか自覚することすらできないからだ。
もちろん白人であろうとコンプレックスがないわけじゃない。先ほどのランキングのトップ10に入る国の男であろうと何かしらのコンプレックスは持っているし、自信のない人もいる。


しかし、世界には日本と比べてコンプレックスを拗らせていない男が圧倒的に多いのだ。

ここからはそれも踏まえて、私の体験談について書いてみたいと思う。

The Letter
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阪本明日香 Asuka Sakamoto
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