立位でなければ抗重力筋は使えない?
「抗重力筋」を検索すると、必ずと言っていいほど
《立った状態で使う筋》
と出てきます。
結論から言うと、そうではありません。
座っていても、寝ていても常に重力はかかっています。
問題は《使い方》です。
簡単です。
どんな姿勢でも《呼吸が正しく》できれば良いのです。
座ってばかりいるから…
ゴロゴロばかりしてるから…
痛みが出たり、筋力が落ちるのではありません。
呼吸さえ正しくできていれば、調子が悪く四日間寝たきりでも筋力が落ちません。
重力は常にかかっているし、生きている限り呼吸をしていない人はいません。
痛みが出るのは、呼吸が正しくできていないからです。
座ってばかりで猫背になるのも、呼吸ができていない。もっと厳密に表現すると
《全ての歪みは息が吐けていないから》
起こります。
呼吸さえ正しくできれば、
・運動する。
・ストレッチする。
は必要ありません。
よく生活習慣病の予防の為に、血糖値がピークを迎える食後1時間から2時間の間にウォーキングをすることを推奨されますが、
ウォーキングをしなくても、寝転がって鼻呼吸していれば血糖値は1時間で100mg/dl下げる事ができます。(実験済)
とにかくどんな姿勢でも、呼吸を正しくすればトラブルを回避できます。
ただしその為にはやはり、メインエネルギーの選択も必須です。
鼻呼吸を成立させるために、酸素を取り入れられるようセンサーを働かせなければならないからです。
このように呼吸ができて、抗重力筋がいつでも使える事が介護予防にも繋がります。
まとめ
《どんな姿勢でも抗重力筋を使う事は可能。》
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