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足羽 椋子
2020年3月12日 19:41
今すぐ青空文庫で読める、ぜひ一読して欲しい小説を紹介する。初回は芥川龍之介「魔術」。芥川龍之介と言えば、高校生なら教科書に載っている「羅生門」あたりが、真っ先に思い浮かぶかもしれない。小学生や中学生なら、青い鳥文庫等に収録されている「蜘蛛の糸」だろうか。学校や教育関係者が推奨する作品は、芥川龍之介に限らず、どうも面白くない。いや、本来は面白い場合でも、そこに国語としての解や、道徳的な意味付