プルーン生活の効能
ここ数週間ほど、なんだかお腹の調子が良い。
毎朝、目覚めて、朝ごはんの前にかならずお通じがある。
(以前はそんなことなかった)
なんだろう。
何かしたっけ・・?
思い当たるのは、ささやかな「朝ごはん革命」
ここ数週間。
毎朝、ヨーグルトと一緒にプルーン1個食べているのである。
お腹の好き具合によって、パンを食べたりキウイを食べたりするけど、「ヨーグルト+プルーン」はマスト。
この「プルーン生活」を始めてから、お通じが良くなったような気がするのだ。
スタートのきっかけは大した理由じゃない。
某スーパーで見かけた、お墨付きの種抜きソフトプルーン。
フレッシュフルーツではなく、ドライのやつ。
プルーンって、鉄分も食物繊維も豊富じゃなかったっけーとおぼろげな知識がよみがえる。
1歳半の娘にも鉄分をどう摂らせようか考えていたところでもあったし、私自身のガタガタに偏った食生活を改善したい気持ちもあった。
「まぁ、試しに」とポイッと買い物かごへ。
そして翌朝、さっそく、ヨーグルトに入れてみた。
「!!!」
砂糖など入っていないのに、そのくっきりとした甘さにびっくりした。
甘いのに、甘ったるくない。
無糖のヨーグルトにかけたはちみつとは違った、果実らしいコクの甘さ。
ちょっとネチッとした食感までもがおいしく感じる。
おいしかったので、その翌朝もまた、ヨーグルト+プルーン。
驚いたのが、一番最初にプルーンを食べた、その翌朝にお通じがあったのだ。
最初、たまたまかな?と思った。
前夜食べ過ぎて、お腹の中にたまっていた便が押し出されたのかしら?と。
(そんなにヒドイ便秘でもないのだが)
数日して、もしやこれは。
プルーンのおかげなのでは?と気づく。
だって、食事量はまちまちでも、プルーンを食べ始めてから、毎朝かならずお通じがあるなんて。
効果が見えると、ウキウキしてますます継続したくなる。
そして1週間つづけたら、もはやすっかり、毎朝の習慣になってしまった。
プルーンは、私の朝ごはんに欠かせないレギュラーメンバーである。
我が家は、1歳半の娘が家族の中で一番最初に起き、朝ごはんも一番最初に食べる。
ある朝。
娘はテーブルにつきながら、私が自分のカップにヨーグルトとプルーンを入れる様子をチラリ。
「ん!」
自分もプルーンを食べたいと指さす。
(娘用には、ヨーグルト+バナナ)
まぁフルーツだし、もともと娘の鉄分不足も気になってたし・・と一口あげてみた。
「!!」
おいしかったようで、もっと欲しいと口をあける。
結局、1粒の1/3個くらい食べた。
その日の夜。
保育園の連絡帳アプリで、娘の園での様子など先生からのメモを読む。
お昼寝の時間やお通じが何回あったか、なども連絡してくれるのだが、お通じ欄に一言。
「便1回、軟便」
ぜったい、プルーンやん!!
おかしくて、笑ってしまった。
身体は正直だなぁ。
「朝ごはんを食べる」は、私の中では当たり前すぎる習慣。
娘を保育園に送っていく前に、洗濯や洗顔、身支度をすませたりする「朝の色々」の中の1つ。
そこに、気まぐれで小さな変化を入れただけで、結果的にそれが「欠かせない習慣」に変わった。
つづけられたのは、「続ける意味」を実感できたから。
私は「プルーン生活」によって、人は「きっかけ」があれば行動できて、「実感」があれば継続できると知った。
きっと、今の私も過去の習慣からできている。
革命って、ちょっとしたことで起こせるものなのだ。
まず、一歩行動。
そして、その1回限りで終わらないことが習慣になり、それが私の価値観・ベースをアップデートしていく。
私の、日々の大切な習慣。
それはきっと、私らしさをも作っていくに違いないのだ。