あしたのかおり

心からの私の「好き」を信じて、ポジティブな共感をもって他者との繋がりをつむぎながら、自…

あしたのかおり

心からの私の「好き」を信じて、ポジティブな共感をもって他者との繋がりをつむぎながら、自分にも相手にも無理せずナチュラルに生きたい。 製パンメーカー会社員/主食はパン/迷ったら、自分の「好き」を信じる。 39歳で第一子出産、2023年10月~ 育休中にnoteをスタート。

マガジン

  • 「子どものいる人生」とは

    ゆる更新。子どもが苦手だった私が、30代後半になって「子どものいる人生」を選んだ記録。

  • パン旅ノート

    カフェ・ベーカリー巡りが好きな、製パンメーカー社員が綴る「パン旅」の記録。「パン旅」は、おいしいパンとともに、自分の好きなことや大切にしたい価値観など、自分自身の本音にも出会う旅。毎月1本、自分の「好き」を大切にしたい方にお届けします。

  • 育休中に学んだこと

    その瞬間は「ギュッ」と心をつかまれるような感動や気づきであっても、時間がたてば「そんなこともあったかもしれない・・」となりがち。 育休が、自分史上最高のリスキリングだったと心のお守りにするためのいろいろ。

最近の記事

母親らしく、なんて周りが言うだけ

娘を産んでから、私はなにか変わったのかな、と思う。 妊娠中、思ったよりなかなか大きくならない自分のお腹を見ながら(臨月近くになっても、妊婦だと気づかれなかった)「ここに赤ちゃんがいるんだ」とじんわり優しい気持ちになったのは確かだ。 母になったからといって、人格者になれるわけではない。 ただ、高校時代の友人とカフェでランチした時、彼女に「やっぱり、年取ってから産むと寛容やなぁ」とは言われた。 娘がグラスの水をこぼそうが椅子の上で立ち上がろうが、「ハイハイ」って感じで私が

    • vo.2:一日中、笑顔で過ごせるカフェ

      日曜の朝。 相変わらずの猛暑の中、ベビーカーを押しながら、坂を上がる。 もう少しで11時。 早めのお昼ごはんである。 1歳9か月の娘は、前髪をべったりと額にはりつけたまま、ベビーカーで眠っている。 うん。予想通り。 コーヒーチェーンのロゴが目に入ったあたりで、ふんわりとパンの焼けるにおい。 目指すお店が、もうすぐそこだ。 テラスで待っている人、人、人。 想像を絶する行列に、一瞬立ち尽くす。 整理券の発券機の前に立つ。 49組待ち。 よ、よんじゅう・・・。

      • 母親になる、は逃げなのか。

        私が「子どものいる人生」を選んだのは、仕事に閉塞感を感じて、この先どうして良いかわからず、「幸せに生きる選択肢」の1つだった。 世間一般では、遅い出産だったけど、自分自身としてはいろんな意味で適齢期だったと思う。 とはいえ、自分が39歳で子どもを産んだからといって、「子どもはぜったい産んだほうが良いよ!遅くても大丈夫!」とは言わないし、思っていない。 いろんな人生があって良い、というのが本音。 そして、「現実からの逃げ」のような「子どもをもつ」という選択肢でも、それは

        • 「自由に」って言われると、大人は逆に躊躇してしまう。 白い画用紙に、水性絵具で描く時間。「何を」描くか、よりも、絵を描いている時間そのものが、子どもの感性を育むのかもしれない。 大人の手出しできない時間。それこそ子どもが自分で育つ力が醸成されるのかもしれない。

        母親らしく、なんて周りが言うだけ

        • vo.2:一日中、笑顔で過ごせるカフェ

        • 母親になる、は逃げなのか。

        • 「自由に」って言われると、大人は逆に躊躇してしまう。 白い画用紙に、水性絵具で描く時間。「何を」描くか、よりも、絵を描いている時間そのものが、子どもの感性を育むのかもしれない。 大人の手出しできない時間。それこそ子どもが自分で育つ力が醸成されるのかもしれない。

        マガジン

        • 「子どものいる人生」とは
          2本
        • パン旅ノート
          2本
        • 育休中に学んだこと
          6本

        記事

          すきま星人。実家の布団の隙間に現れる。朝になったら、90°回転して、隙間の架け橋になってた。自由でいいなー。

          すきま星人。実家の布団の隙間に現れる。朝になったら、90°回転して、隙間の架け橋になってた。自由でいいなー。

          言葉は、受け取る側の責任でもある

          1歳7か月を過ぎて、娘の語彙が爆増している。 少し前から「カメ」「カバ」を言えるようになった。 亀は近所で飼っている人がいて、よく見せてもらっていたので覚えた様子。 カバは、貼ってはがせる動物シールがたくさん入ったシールブックの中の1匹で、他の動物にくらべて発音しやすいようで、言えるようになったみたい。 バナナは「ババ」、チーズは「チー」、アンパンマンは「あーぱん」など、もちろん明確に発音できないもののほうが多い。 「あか(赤)」「あお(青)」「きーろ(黄色)」も言

          言葉は、受け取る側の責任でもある

          「楽しむ」の捉え方が違うだけ

          もうすぐ1歳8か月を迎える娘は、夜は私と一緒じゃないと寝られない。 お昼寝なら、夫の運転する車でチャイルドシートにしっかりホールドされながらとか。 歩いてる時も、夫に抱っこされながら寝てくれる。 お昼寝なら・・ 夜だと何が違うのか。 娘としては、夜は夫とどんなに楽しそうにキャッキャ過ごしていても、「眠りに落ちる」瞬間は私のお腹に頭を乗せながら・・・が良いみたい。 子ども目線で見て、パパとママでは役割が違う、というのはなんとなくわかる。 でも、性別でどうこう言うつ

          「楽しむ」の捉え方が違うだけ

          vo.1:自分の「好き」に出会えたランチ

          「出会ってしまった」 そんな表現がぴったり。 そう。 ひとり時間に、ぴったりなランチに出会ってしまったのだ。 平日の12時半すぎ。 そのお店から、男女3人が連れ立ってでてきた。 近隣で働くオフィスワーカーだろうか。 同年代の仲良しの同僚っぽい雰囲気。 彼らが出ていくのを待って、ドアをスライドする。 目の前にカウンター。 まるでおしゃれな雑貨のように、ショーケースの中にパンが並ぶ。 カフェスペースでは、1組の男女。 窓際のカウンターには、さきほどの3人組の食べ

          vo.1:自分の「好き」に出会えたランチ

          プルーン生活の効能

          ここ数週間ほど、なんだかお腹の調子が良い。 毎朝、目覚めて、朝ごはんの前にかならずお通じがある。 (以前はそんなことなかった) なんだろう。 何かしたっけ・・? 思い当たるのは、ささやかな「朝ごはん革命」 ここ数週間。 毎朝、ヨーグルトと一緒にプルーン1個食べているのである。 お腹の好き具合によって、パンを食べたりキウイを食べたりするけど、「ヨーグルト+プルーン」はマスト。 この「プルーン生活」を始めてから、お通じが良くなったような気がするのだ。 スタートのきっ

          プルーン生活の効能

          ワーママの責任

          娘の体調不良で、急遽会社に「お休みします」の連絡をする時。 子持ち様の印籠みたいになってないかな、と。 ふと思ってしまう。 そりゃ、私以外に娘を看てくれる人がいないのなら、どう考えても「娘が体調不良で・・・」と言った時点で、相手としては「お休みして良いよ」と答えざるを得ないわけで。 私のかける電話は、「お休みしても良いですか?」ではなく、「お休みしますね」の報告なのだ。 夫が娘を看てくれる場合は、そんな電話をかけないんだから。 相手に、「NO」と言う選択肢はハナか

          ワーママの責任

          娘らしさは、娘だけのもの

          娘の通う保育園で、保育参観があった。 1歳児クラスの娘にとって、はじめての保育参観。 もちろん、私にとっても、はじめてである。 保育参観の目的として、「子どものふだんの自然な様子を参観する」である以上、園児たちに「パパ・ママが見てる!」とバレてはいけない。 というわけで。 当日は先生たちが教室の窓を覆い、「隠す」作戦を実行していた(覆った紙には穴がいくつも開いていて、そこから親がこっそりのぞくのである)。 保育園での娘、どんな感じだろう。 先生から話を聞いたり、連絡

          娘らしさは、娘だけのもの

          完璧じゃない私だからこそ

          やっぱり、完璧じゃなくて良いんだ。 目指すのはそこじゃない。 目的を持って、何のためにするのか。 目標をたてて、それに対してどのくらい達成できたか。 いつまでにやり遂げるのか。 期日を優先して、ベストを尽くせたか。 今からでもリカバーできることは何か。 未達成のことは、次からどうすれば良かったか。 「完璧」を目指してしまうと、いつまでも達成できない。 いつまでも未完成で反省ばかりで、後悔しか残らない。 そんな中で、「できたこと」にフォーカスするのは難しい。

          完璧じゃない私だからこそ

          パパ大好き娘が、ママを呼ぶ瞬間

          娘は今、1歳6か月。 「ママ」よりも先に「パパ」が言えるようになったし、私が美容院などで出かけるときは、パパと2人で半日過ごすのも問題なし。 「パパイヤ期」に入る兆しがない。 ・・・と思っているのだが、先日友人に、 「これからよ」 と言われた。 そうなのか。これから、なのかー。 でも個人的には、「パパイヤ期」がちょっと楽しみでもある。 なんせ、娘はパパが大好き(それは喜ばしいこと)で、別に私じゃなくてもぜんっぜん平気で。 なんとなく私としては寂しい気もしていた

          パパ大好き娘が、ママを呼ぶ瞬間

          最近の娘の作品。芸術的。 いままでは、ただ下に引っ張るだけだったのに、こんなことも出来るようになったとは。 娘の好奇心と行動力には頭が下がる。「やりたい」意欲こそ成長の糧。

          最近の娘の作品。芸術的。 いままでは、ただ下に引っ張るだけだったのに、こんなことも出来るようになったとは。 娘の好奇心と行動力には頭が下がる。「やりたい」意欲こそ成長の糧。

          「量より質」の質とは

          PRESIDENTオンラインで、ビールのマーケティング部門で働く40代女性の記事を読んだ。 彼女は小学生のお子さんを育てるワーママなので、育休復帰後から課長になった現在も「17時退社、夕方からの会議や土日のイベントも原則出ない」という働き方らしい。 なにげなくその記事を読み始めて、あっという間に心をつかまれ、読み終わった頃には、同じワーママの友人たちに「この記事読んでほしい!」とシェアしていた。 私としては、彼女の所属する部署には彼女以外に「子どものいる女性」がいなくて

          「量より質」の質とは

          心にも身体にもおいしいものを

          1歳5か月の娘は、お味噌汁が好き。 お椀を両手で持って、ぐいっと自分のほうにかたむけて、ゴクゴクと上手に飲んでいる。 お汁を飲むのが好きなので、具は食べたり食べなかったり。 なんとなくだけど、キャベツや玉ねぎをコトコト煮込んだときは、具もおいしそうに食べる気がする。 柔らかくて、甘いのかもしれない。 魚やお肉は飲み込みにくいようで、モグモグしてはいるものの、最終的にべーっと出してしまうことが多い。 たまーに、ツナなら飲み込めるときもあるけど、それもマヨネーズと和えたり

          心にも身体にもおいしいものを