あしたのかおり

心からの私の「好き」を信じて、ポジティブな共感をもって他者との繋がりをつむぎながら、自分にも相手にも無理せずナチュラルに生きたい。 製パンメーカー会社員/パンシェルジュ1級/迷ったら、自分の「好き」を信じる。 39歳で第一子出産、2023年10月~ 育休中にnoteをスタート。

あしたのかおり

心からの私の「好き」を信じて、ポジティブな共感をもって他者との繋がりをつむぎながら、自分にも相手にも無理せずナチュラルに生きたい。 製パンメーカー会社員/パンシェルジュ1級/迷ったら、自分の「好き」を信じる。 39歳で第一子出産、2023年10月~ 育休中にnoteをスタート。

マガジン

  • パン旅ノート

    カフェ・ベーカリー巡りが好きな、製パンメーカー社員が綴る「パン旅」の記録。「パン旅」は、おいしいパンとともに、自分の好きなことや大切にしたい価値観など、自分自身の本音にも出会う旅。ゆるりと、自分の「好き」を大切にしたい方にお届けします。

  • 「子どものいる人生」とは

    ゆる更新。子どもが苦手だった私が、30代後半になって「子どものいる人生」を選んだ記録。

  • 育休中に学んだこと

    その瞬間は「ギュッ」と心をつかまれるような感動や気づきであっても、時間がたてば「そんなこともあったかもしれない・・」となりがち。 育休が、自分史上最高のリスキリングだったと心のお守りにするためのいろいろ。

最近の記事

偶然ではなくて、物事にはかならず理由がある

娘は夜寝る時、いつも私のお腹に頭をのせる。 パパとももちろん寝られるのだけど、「自分の頭を誰かのお腹にのせて寝る」スタイルは、私が良いらしい。 0歳時代から、ずっとそう。 高さも柔らかさも、娘にとっては私のお腹が丁度よくて、寝やすいのだろう。 先日の夜。 娘が私のお腹によじ登って、ぴたーっとくっつく。 最近は、頭をのせるだけじゃなくて、ラッコみたいに私の上に乗るのだ。 そしてその日は、そのまま私のお腹に自分の顔をくっつけて。 「あかちゃーん」 「ままー」 「〇

    • 「ママが良い」と言ってくれなくても

      心待ちにしていたママママ期は、結局来ず。 1歳10か月のわが娘。 パパが大好き。 パパパパ期なんじゃないかと思う。 「パパ、カッコ良い!」と試しに教えてみたら、嬉しそうに「ぱぱ、かっこいーー!!」と声を張り上げる。 たぶん意味は分かってなさそう。 教えなくても「まま、かっこいーー!」と言うようにもなったけど。 子どもの反抗期は成長の証なので、反抗期があったほうが良い、とは聞く。 とはいえ、反抗期がなかったとしても、別にそのこと自体は否定されるようなこともないみた

      • 「ママだから」を言い訳にできない

        私よりも年下の女性が、「時短勤務者が、管理職になるのは不可能だと思う」という話をしていた。 曰く。 同期が出世していくのを見ると、やはり焦りはある。 上司は「子どもが手を離れたら、いずれこういう仕事をしてもらいたい」とビジョンを描いてくれるけど、それはいったい何年後のことなのか。(自分でもわからないし、確証がない) 育休はブランクだ。 その女性は30歳そこそこで、2歳半くらいの子どもがいる。 育休から復職して1年半ほどらしいのだが、きっと歯がゆい思いをしているんだ

        • 歩幅が違っても、一緒に歩きたい

          育休から復職し、半年ほどが経過した。 育休中は、24時間娘と一緒に過ごしていたのが、お互いにフルタイム(娘は約10時間、私は休憩1時間をふくむ9時間)で保育園や仕事に行くようになると、当然これまでのように2人で過ごす時間は減る。 いやいや。 子どもと過ごすのに大切なのは、時間の長さじゃない。 濃さ、なんだ! 一緒にいるときの向き合い方が大事! 何に刷り込まれたのか、私の中で「(育児は)量より質」がインプットされていた。 さらには「自分も楽しみたい!」欲も相まって。

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        • パン旅ノート
          2本
        • 「子どものいる人生」とは
          3本
        • 育休中に学んだこと
          6本

        記事

          母が、私の母だったから

          妊娠がわかったとき、「たぶん、男の子だ」と思った。 夫に似て、スッと整った鼻梁。 社会の常識にとらわれず、1人で生きていく知恵と生命力がありそうな。 ポジティブで強そうなのに、どこか脆いというかズレてるところもある。 そしてきっと、母親を大事にしてくれる。 そういう男の子かな、と。 ずいぶん、勝手な想像だけど。 30代後半になって、夫と「子どものいる人生」を考え始めたとき。 もしも奇跡が起きて妊娠したとしても、私に女の子は生まれないような気がしていた。 「男

          母が、私の母だったから

          最近の娘のモノマネ。両方のほっぺたをひっぱって、「カレーパンマン」。 アンパンマンを真似する時は、両手をグッと握ってこぶしを両頬にあててる。すごいなー。形状の違いをちゃんと把握してるのだ。

          最近の娘のモノマネ。両方のほっぺたをひっぱって、「カレーパンマン」。 アンパンマンを真似する時は、両手をグッと握ってこぶしを両頬にあててる。すごいなー。形状の違いをちゃんと把握してるのだ。

          「おかえり」の裏側

          1歳9か月の娘にとって、少し前までは、言葉は単なる音だったのに。 いまや「あか」という音が「赤」で、トマトやりんごの色を指す言葉だと理解している。 ブルーベリーを食べたときに、自分の指先を見て「むらさきー」と言ったりする。 初めて冷凍ブルーベリーを1粒つまんで食べたときに、自分の指を見つめて「なにー?」と聞くので、「(ブルーベリーの果汁が指について)むらさきになっちゃったねぇ。む・ら・さ・き」と教えたら、それ以来、ブルーベリーを食べる度に「なにー?」「む・ら・さ・き」の

          「おかえり」の裏側

          母親らしく、なんて周りが言うだけ

          娘を産んでから、私はなにか変わったのかな、と思う。 妊娠中、思ったよりなかなか大きくならない自分のお腹を見ながら(臨月近くになっても、妊婦だと気づかれなかった)「ここに赤ちゃんがいるんだ」とじんわり優しい気持ちになったのは確かだ。 母になったからといって、人格者になれるわけではない。 ただ、高校時代の友人とカフェでランチした時、彼女に「やっぱり、年取ってから産むと寛容やなぁ」とは言われた。 娘がグラスの水をこぼそうが椅子の上で立ち上がろうが、「ハイハイ」って感じで私が

          母親らしく、なんて周りが言うだけ

          vo.2:一日中、笑顔で過ごせるカフェ

          日曜の朝。 相変わらずの猛暑の中、ベビーカーを押しながら、坂を上がる。 もう少しで11時。 早めのお昼ごはんである。 1歳9か月の娘は、前髪をべったりと額にはりつけたまま、ベビーカーで眠っている。 うん。予想通り。 コーヒーチェーンのロゴが目に入ったあたりで、ふんわりとパンの焼けるにおい。 目指すお店が、もうすぐそこだ。 テラスで待っている人、人、人。 想像を絶する行列に、一瞬立ち尽くす。 整理券の発券機の前に立つ。 49組待ち。 よ、よんじゅう・・・。

          vo.2:一日中、笑顔で過ごせるカフェ

          母親になる、は逃げなのか。

          私が「子どものいる人生」を選んだのは、仕事に閉塞感を感じて、この先どうして良いかわからず、「幸せに生きる選択肢」の1つだった。 世間一般では、遅い出産だったけど、自分自身としてはいろんな意味で適齢期だったと思う。 とはいえ、自分が39歳で子どもを産んだからといって、「子どもはぜったい産んだほうが良いよ!遅くても大丈夫!」とは言わないし、思っていない。 いろんな人生があって良い、というのが本音。 そして、「現実からの逃げ」のような「子どもをもつ」という選択肢でも、それは

          母親になる、は逃げなのか。

          「自由に」って言われると、大人は逆に躊躇してしまう。 白い画用紙に、水性絵具で描く時間。「何を」描くか、よりも、絵を描いている時間そのものが、子どもの感性を育むのかもしれない。 大人の手出しできない時間。それこそ子どもが自分で育つ力が醸成されるのかもしれない。

          「自由に」って言われると、大人は逆に躊躇してしまう。 白い画用紙に、水性絵具で描く時間。「何を」描くか、よりも、絵を描いている時間そのものが、子どもの感性を育むのかもしれない。 大人の手出しできない時間。それこそ子どもが自分で育つ力が醸成されるのかもしれない。

          すきま星人。実家の布団の隙間に現れる。朝になったら、90°回転して、隙間の架け橋になってた。自由でいいなー。

          すきま星人。実家の布団の隙間に現れる。朝になったら、90°回転して、隙間の架け橋になってた。自由でいいなー。

          言葉は、受け取る側の責任でもある

          1歳7か月を過ぎて、娘の語彙が爆増している。 少し前から「カメ」「カバ」を言えるようになった。 亀は近所で飼っている人がいて、よく見せてもらっていたので覚えた様子。 カバは、貼ってはがせる動物シールがたくさん入ったシールブックの中の1匹で、他の動物にくらべて発音しやすいようで、言えるようになったみたい。 バナナは「ババ」、チーズは「チー」、アンパンマンは「あーぱん」など、もちろん明確に発音できないもののほうが多い。 「あか(赤)」「あお(青)」「きーろ(黄色)」も言

          言葉は、受け取る側の責任でもある

          「楽しむ」の捉え方が違うだけ

          もうすぐ1歳8か月を迎える娘は、夜は私と一緒じゃないと寝られない。 お昼寝なら、夫の運転する車でチャイルドシートにしっかりホールドされながらとか。 歩いてる時も、夫に抱っこされながら寝てくれる。 お昼寝なら・・ 夜だと何が違うのか。 娘としては、夜は夫とどんなに楽しそうにキャッキャ過ごしていても、「眠りに落ちる」瞬間は私のお腹に頭を乗せながら・・・が良いみたい。 子ども目線で見て、パパとママでは役割が違う、というのはなんとなくわかる。 でも、性別でどうこう言うつ

          「楽しむ」の捉え方が違うだけ

          vo.1:自分の「好き」に出会えたランチ

          「出会ってしまった」 そんな表現がぴったり。 そう。 ひとり時間に、ぴったりなランチに出会ってしまったのだ。 平日の12時半すぎ。 そのお店から、男女3人が連れ立ってでてきた。 近隣で働くオフィスワーカーだろうか。 同年代の仲良しの同僚っぽい雰囲気。 彼らが出ていくのを待って、ドアをスライドする。 目の前にカウンター。 まるでおしゃれな雑貨のように、ショーケースの中にパンが並ぶ。 カフェスペースでは、1組の男女。 窓際のカウンターには、さきほどの3人組の食べ

          vo.1:自分の「好き」に出会えたランチ

          プルーン生活の効能

          ここ数週間ほど、なんだかお腹の調子が良い。 毎朝、目覚めて、朝ごはんの前にかならずお通じがある。 (以前はそんなことなかった) なんだろう。 何かしたっけ・・? 思い当たるのは、ささやかな「朝ごはん革命」 ここ数週間。 毎朝、ヨーグルトと一緒にプルーン1個食べているのである。 お腹の好き具合によって、パンを食べたりキウイを食べたりするけど、「ヨーグルト+プルーン」はマスト。 この「プルーン生活」を始めてから、お通じが良くなったような気がするのだ。 スタートのきっ

          プルーン生活の効能