大勢の人の前で呼びかけができるようになったワケ(あしなが育英会 職員編)
あしなが学生募金では、寄付月間に合わせて「#一緒に募金しませんか?」キャンペーンを実施中です。
学校や会社、仲間内で募金してみませんか?コロナによって街頭での募金活動ができなくなってしまいました。しかしながら、奨学金を必要としている家庭ではコロナの影響でより一層厳しい状況にあります。私たちは街頭に立てない分様々な形でこの問題を皆様に届け、一人でも多くの親を亡くした子どもや親が障がいを持っている家庭の子どもたちが進学できるように応援しています。みなさんもぜひ、学校や会社、仲間内で募金をしてみませんか?
大勢の人の前で募金の呼び掛けを出来るようになったワケ
あしなが育英会職員のYです。
9年前の4月、私は初めてあしなが学生募金が実施する街頭募金に参加しました。
全国のオープニングセレモニーで初めて街頭での募金を見て、無理だ…と思ったのを今でもよく覚えています。
街頭であんな大きな声で呼びかけ。。。恥ずかしい。
そう思ってしまったのが素直な私の気持ちです。
ですが、募金実施日は待ってくれません。ドキドキの参加初日があっという間にやってきました。
どんな1日になるのかな?私の募金箱にご寄付を入れてくれる人はいるのかな?ビラは受け取ってもらえるのだろうか。。。たくさんの不安の中参加しました。
職員が募金に参加するということで学生も気を使っている様子がみてとれました。なんだかぎこちない雰囲気の中、募金開始の準備をし、呼び掛け文と一緒に募金箱を渡され募金スタート。
大勢の人が行きかう駅前。そんな中でも響き渡る声量で自身の家庭環境、家の経済状況などを呼び掛けているその姿。圧倒されました。
勉強したい。進学したい!夢があるのに進学をあきらめている学生をたくさん見てきた。だから社会を変えるために今訴えているんだ!そんな学生たちの想いが直球で私の心に突き刺さり緊張なんて、恥ずかしさなんて吹き飛びました。
学生がこんなにも一生懸命になっているのに何が恥ずかしいだ!
学生たちのように自分で呼び掛け文を考え叫ぶまではできなかったですが、渡された呼び掛け文を精一杯読みました!大きな声で。精一杯。
私の呼びかけを聞いて、募金箱にお金を入れてくれる人がいる、「頑張ってね」と声をかけてくれる人がいる。
学生たちと共に、今も学生募金に携わることができているのは、あしなが育英会に入局した私にとって一番の大きな経験となっています。
初めての募金で、一生懸命に呼びかけをしている学生の姿を見たからこそ、ぎこちないながらもいろいろと細かく教えてくれ、気遣ってくれる学生に出会ったからこそ、私は少しでも学生たちと一緒にできることはないかと考えながら、今街頭で大きな声で呼びかけをすることができています。
ご寄付者の方の優しさに心温まることもあります。
学生の呼びかけを聞いて涙がでそうになることもあります。
少しでも遺児学生たちの心が温まるように、日常に希望の光が差し込むように。。。
私は今日も、自分のできることを一生懸命に。学生たちとの活動がより一層実り大きいものになるように頑張っていきます。
キャンペーンのお問い合わせは以下から
https://www.ashinaga-gakuseibokin.org/news/lataest_update/entry-527.html
今すぐ、何かしたい!という方は、クレジットカードでご寄付いただけます。募金に立つだけではなく、いろんな形で #一緒に募金しませんか ?
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