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沖縄の話5「大石林山と聖地アシムイ」(中編その2)「ご先祖様が沖縄にいた話」
2018年に初めてアシムイ(安須森御嶽)に行くより前、農連市場で神人の上原先生(おばあちゃん先生、昭和14年生まれ)から
「あなたのご先祖様は、3000年前ぐらいに沖縄の離島に生まれた女性がルーツ。2500年前に辺戸の部落(沖縄は集落のことを部落という)で生まれたご先祖様が内地に渡って帰ってこなくて、内地で広まったのが池〇家の先祖になった」
と聞いた。アシムイの所在地は国頭村辺戸だが、まだこの時は知らなかった。
「ご先祖様が沖縄にいたんだ。。何しに内地に渡ったの?漁師で海流に流されたの?」
「国の政治家として行ってる」
「あ~、なるほど、政治家ならちゃんととした船で行ったんだ。サバニ(沖縄の漁の船)じゃ内地まで行けないからね」
「あなたが何回も沖縄に来てるのも、ご先祖様が沖縄にいたから呼ばれてるの」
上原先生は神様か何かと交信して情報を得るのだが、なにせ時代が3000~2500年前で、紀元前なのでこの時は信じられなかった。もちろん琉球国もまだない。
そもそも、沖縄には鎌倉時代以前の歴史の記録がない。平安時代にはどんな国があったのかもわかってない。ただ、鑑真が日本に来る時に沖縄本島に寄った記録があるから、人は住んでいたはず。と、この辺の説明は、2024年7月に逝去した陶芸家の島武己さんから教えてもらった。
(陶芸家 島武己さんの話|池さん参照)
鑑真のウィキペディア(鑑真 - Wikipedia)にも
「天平勝宝5年(753)11月16日に四船が同時に出航する。第一船と第二船は11月21日に阿児奈波嶋(現在の沖縄本島)に到着。」
との記述がある。
上原先生から、ご先祖が沖縄にいた話を聞いた時に持っていた沖縄本島の地図(1枚の道路地図)には、縮尺が大きくて辺戸の部落(集落)は載ってなくて、
「先生、辺戸の部落なんて地図にないよ。人が住んでいたら地名があるはずだけど、載ってないからないんじゃない。辺戸岬には行ったことあるけど、近くには集落なんてなかったよ」
と話したが、上原先生は「ある」と言い切って譲らなかった。
その後、アシムイに2回目か3回目に登った時にふもとを見ると、本当に集落があって、辺戸の部落を発見することなる。グーグルマップで探せば早かったのかもしれないけど、過疎地なので20軒ほどの集落があった。
あの時は、
「先生合ってたんだ。。」
と何年後かに先生の情報が合ってたことに心底驚いた。
他にも
「先生、ご先祖が昔沖縄にいたとしても、僕の顔はめっちゃ薄いよ。沖縄の顔じゃないよ」
「それは、内地で何世代も続いたからさぁ」
「あー、そうかぁ」
顔が薄いのは確かにずっと内地で子孫が続いてたらそうなるなあ。でも、確かに沖縄に20年以上も旅行に来てて、高知の実家よりも帰省してる感覚があって、とうとう住むことになった。
住むことになった時の仕事の決まり方や、住む場所もまるで用意されていたのかのような段取りの良さには驚いたほどで、出来過ぎていた。
だって、住所東京なのに面接後5日からの勤務になって、当初はホテル住まいから民泊、民泊してた人とルームシェアで4カ月住んで、賃貸マンション借りる。賃貸も家具なしのマンションを契約しようとしたら審査通ったのに貸してくれなくて、すぐその後に家具付きのマンションへ入居できた。布団とか食器はルームメイトがくれて、テレビはバイク屋の店長がもらってきてくれて、毛布は赤田さんがくれて、引っ越しもバイク屋の店長がただで手伝ってくれた。
確かに「呼ばれている」という上原先生の話も合ってると思う。
ご先祖が沖縄にいた話は、これだけ沖縄に来てる理由としてすんなり納得したが、3000年前や2500年前という歴史の記録もない古い時代と、辺戸の集落が持ってた地図に載ってなかったから、この時は「先生間違えてんじゃないの?」と半信半疑だった。
だけど、3000年前にルーツの女性が沖縄の離島で生まれた、2500年前に子孫が辺戸の部落から内地(日本列島)へ政治家として渡った、そのまま内地で広まったのがご先祖というキーワードはずっと頭に残っていた。
沖縄の話6「大石林山と聖地アシムイ」(後編1)「頂上に響く天上の音楽(前編)」|池さんにつづく
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