最後の一口が入らない #4 だから私たちは
以前記載した記事と内容が前後してしまうが
忘れてはいけないことだと思ったので
書き記すことにする
あなたの人生はなんのためにあるのか
あなたは生きていて何をしたいのか
そう問われたとき 真っ先に自分のことを
考えられない自分がいる
自分自身を優先して考えること
生きていくことに希望と価値を見出すこと
他人に委ねるのだ
結果も 理由も
自分自身がいいように生きていくこと
それひとつひとつが罪であり
悪い抜け駆けのように感じる
対象を憎まずしては生きていけない
なんせ人生の数年間 いや 十数年間
軟禁ないしは 放棄されて生きてきたのだ
憎しみの心というのは
精神も優しさも蝕んでいくけど
過度な許しの心というものも
自分の心を押し殺していくことと知った
忘れられたのなら楽だ
明るい人生を送れたことに越したことはない
それでも忘れてやれない いや
いつの間にか苦しくて痛かった思い出が
意識に上がってくるということは
二度と同じ過ちと
二度と同じ苦しみを味合わないために
そしてそれに浸ることで
安心するのではなくて
その過去を色濃く思い出して
現状と過去は違うものであると
自分自身が学習していくために
今日も 明日も 気づいた時には
「あの時」の記憶の中で
戦っているのかもしれない
だから私たちは
捨てきれない
苦しみと
今日も戦っている
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