本の紹介 『煮干しの解剖教室』

「えーっ、煮干しの解剖？」
　そう、この本で解剖するのは、料理の出しに使う、そのまま食べてもおいしい、あの〈煮干し〉。カタクチイワシのいう魚の〈煮干し〉です。
　といっても、特別な道具はいりません。大きめの煮干しが数匹、そしてこの本があれば、あなたも魚の体についてたのしく研究することができます。
　この小さな魚から、生きものの体と暮らしについていろいろなことが見えてきます。もちろん、解剖したあとは、おいしくいただきましょう。たかが煮干し、されど煮干し。目でも口でも味わい尽くす煮干しの解剖です。
　たのしい驚きの時間を、さあ御一緒に。

『煮干しの解剖教室』（仮説社　オリジナル入門シリーズ６）扉より

7～8ｃｍくらいの大きめの煮干し、ひとり3匹くらい
理科室に行かなくても、普通の机でA4かB4の白い紙の上で作業できます。
この本を横に、お茶でも用意して予備実験してみませんか？
つまようじ（ピンセット）、虫眼鏡やスマホカメラがあると便利です。

解剖のやり方と注目ポイントをやさしく解説。
小学生から大人までたのしめます。
そのまま授業に使えます。あなたのたのしい授業の定番メニューにぜひ！
書籍お買い求めの方には、授業用スライドも無料提供中*です。

『煮干しの解剖教室』仮説社　　　定価：1650円（税込）
文・小林眞理子　写真・泉田謙　絵・こばやしちひろ　
ブックデザインDTP・平野孝典　初版2010年
児童福祉文化賞推薦作品受賞　2011年

机の上に開いたまま使える装丁です。
＊仮説社オンラインショップよりお求めの方には
授業用スライド（パワーポイント）無料DL提供中です。
各地の書店、amazon、楽天、紀伊国屋等からもご購入いただけます。
電子書籍はkindle、Fujisanなどからお求めいただけます。

　　　
　　　　　　　　webサイト『煮干しの解剖資料室』　

あわせてごらんください。授業で使える標本台紙原稿も公開中。
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