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歩くマネキンを目指して激痩せ

これは私が大学生のときの話 

とにかくお金を稼ぎたい気持ちが強かった私は 
大学に入学してすぐにバイトを探すことに専念していた 

自分にとって都合が良い条件が多いバイトを探してた 

そこで目についたのがアパレル店員

当時、垢抜けたいと言う気持ちと 
アパレル店員だと服が割安で買えること 
人から見られる仕事だから常に自分の見た目を気にするようになるだろう 


と言う安易で主観的な条件で
早速バイトに応募、すんなりと合格した 

結局そのアパレルバイトは大学の4年間続いて 
卒業する頃にはほとんどの仕事が出来るようなアルバイトになっていた 

キャリアを積むのと一緒に私の見た目もかなり磨かれて 
バイトを始めた当初の店長に 

歩くマネキンになりなさい



と言われて 

マネキンのようなスタイルにならないといけない 
と自分の中で解釈をして 
かなり激しいダイエットをしていた 


1日飲み物しか飲まない日を作ったり 
ずっと寝転んで生活をするような日を作ったりすることで 
大学1年生の当時の体重から 
大学4年生の4年間で10キロぐらい痩せてた 

自分のストイックさ、こだわりの強さを改めて実感した 

拒食症みたいな傾向になったわけではないと 
自分では思っているけど 

ダイエットをしていた当時の私は 

きれいになれるし食費も浮くし一石二鳥じゃん

って言う考え方で 
ちょっと拒食症みたいになってたのかなあと思う 

私のこだわりの1つでもある 
自分の見た目へのこだわり 

社会人になった今、
死ぬことよりも老いることが怖いし 
お金を失うことより若さを失うことが怖い 
という不安が常に続いているので 

このこだわりは一生忘れることができないんだろうなぁと思う…

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