普通の子に憧れた小学生
変わってる
不思議ちゃん
変人
これは私が小学生の時に同級生から言われていた言葉
母が同じクラスの男の子のお母さんと仲良くなって
自分の娘が宇宙人みたいで
普段学校でどんなふうに過ごしているのか予想がつかないから聞いてみてほしいと
その子の母親に頼んだみたいで
同時にその男の子から帰ってきた答えが
天然
母としては一安心したらしいけど
その話を聞いた私としては
また言われちゃったなぁって言う落ち込みの方が大きかった
どんなに普通になりたいと思ってもなぜか目立ってしまって
何故か先生に目をつけられてしまって
なぜか歳の違う子に意地悪をされることが多かった
どうして私は普通の生活が送れないんだろうと何度も悩んでいたし
普通の1日が送れない自分自身のコンプレックスに感じていた
ときには天然とか、変わっているとか、
不思議なことをわざとやってるのではないかと疑われることもあって
自分でも知らず知らずのうちにクラスの中であまり目立たない、先生からの評価も良い女の子の真似をするようになった
そういう子はただ黙って椅子に座ってて自分の意見を言わない
私はどうしてもその子に近づきたくて
じっとその子を観察する時間が多かった
結局これは小学校卒業するまで解決しなくて
卒業式が終わった後に同級生達と別れを惜しむ時間があるにもかかわらず
私は早く家に帰って1人になりたいと思ってそそくさと帰ってしまった
多分この日を境にもう普通になるのを辞める決意をしたのだと思う
結局、中学校3年間は相変わらず変わっていると言われながらも
普通の子になりたいと思う気持ちは微塵もなく
平凡ではないけれど、なんとか毎日学校に通ったこれはまた次回の話
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