見出し画像

とにかくよく転ぶ子

この間、仕事で歩いていると小さな段差につまずいてしまってスーツがやぶけてしまった 

とにかく昔から突拍子もなく転ぶ子
転んだ場所も特に大きな段差があるわけでもない 

私はそんな自分をただのドジだと思ってたけど 
どうやらこれもASDの特徴の1つらしい 

確かに昔から歩きづらさっていうのは感じていて 
もっと足に力が入らないのかなあとか 
もっと思い通りにてきぱき動くことができないかなぁって疑問に思う事は多々あった 

それが自分のマイペースな性格もあるのかなーって思い過ごしていた 

けど最近ASDの人がよく転ぶとか 
運動能力あまりないとか 
不器用だとか 
そういう記事を見て思い当たる節がどんどんと出てきた 

私は昔小さい頃も本当によく転ぶ子だったらしく 
祖母が私の足に何かしらの障害があるのではないかって思うほどだったみたい 

そういうこともあって母は私をクラシックバレエに通わせ始めた 

母なりに足を強くしてほしいって言う思いもあったみたいだった 
この決断は後に私の人生を生きやすくしてくれるものとなる

この母の選択が大成功でこのクラシックバレエのおかげで私の人生は一気に明るくなった 

とにかく私はクラシックバレエにのめり込んで 
毎日バレエを踊っていないと気がすまなくなっていた 

バレエを始めたのは5歳の時だったけど 
確かに5歳からは年に2、3回しか転ばなくなった気がする

大人になった今でも普通に歩いていて 
自分の歩きにくさや 
足が自由に動かせていないと苛立ちを感じる事、 
何もない場所で転んでしまって  
注目を浴びて恥ずかしい思いをすることも多々あるけれど 


母があの時バレエを習わせようと思っていてくれなかったら 
もっとひどい状況だったのかなと思う 

母の愛はここでもやはり偉大であった 



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?