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大人のADHD・アスペルガー夫婦のパートナーシップ攻略

ADHD妻です。

幼い頃から、特性をしつけで治せると信じた母にディスられ続け

自己肯定感ズタボロ女子として元気に生きてきました。

自己肯定感を高める育児とは

いきなり暗い話ですみませんが

このセルフイメージの低さというのは本当に厄介で

男の人に依存しては軽く扱われたり

自分も大切にしていないから、相手も大切にできなかったり

貧乏から抜け出しにくかったりと

あらゆる問題の根源になってしまうもので、私も随分苦しみました。

そこで、子供を産んだ暁に

我が子にだけは、この「自己肯定感」とやらをしこたま植えつけようと決意し

ホメホメ育児を採用しました。

あらゆる本やネット情報、また通っている心理学講座で学んだ事などを複合的に参照した結果

無条件に褒める内容は主に2点です。

「生まれてくれたおかげで、母である私が非常に幸せである事」

そして

「おちんちん」

おちんちんは、男の子の自信の根源であるという情報に触れた私は

不思議そうに、おちんちんを眺めたり引っ張ったりしていた乳児期・幼児期の長男に

なんて素晴らしい、ママは持っていないんだと褒め称え

尿意によりおちんちんが立って愕然としていた際には

拍手喝采で「立派!!」と絶賛しました。

おかげで幼児期の長男は、誰も教えていないのに、自らにぶら下がる2つの玉を、それぞれ「金玉」「銀玉」と呼び親しみ

小学生に上がった今、尿意により勃起すると

母である私の目の前へやって来ては、誇らし気にパンツとズボンを下ろすため

本当にこれで良かったのかな、とギモンに感じている次第です。

もうすぐクリスマスですね。

アスペルガー傾向の夫に見られた変化


発達障害との付き合い方は、基本的には特性を理解して受け入れ

対策を講じる事しかないと思います。


最近、驚くべきことがありました。

夕食時、次男が泣きぐずったので授乳を始めました。

大皿からおかずを取れなくなってしまい、ぁぁ、取れないなと思ったその瞬間

なんと、夫が私のお皿におかずを取り分けてくれたのです!!!

信じられませんでした。基本的に夫は、視覚情報から非言語情報を察する事は出来ません。

長男の時にはあり得なかった事です。

夫も達成感があったのでしょう。

思わず「どうした!?」と私が言うと

見た目にも分かりやすいほど鼻の穴を膨らませ、目を輝かせました。

ドヤ顔です。


今だ!


私は思いました。ホメホメ育児は、今こそ褒めるのです!!

「すごい!何で今、私がおかず取りたいの分かってくれたの!?え、嬉しい!ありがとう!」

「取りたそうにしてたから」

夫はピカピカと顔を輝かせています。

ADHD妻のIメッセージと、アスペ傾向夫の学習機能


取りたそうにしてたから取ってあげた。多分、真実はそうじゃないと思っています。


私はこれまで、幾度となく伝えてきました。

授乳を始めると、片手で食事する事になる。

そして、片手では食べられないものがある。納豆ごはんも無理。味噌汁も無理。


うまく食べられないと、お腹もすいてどんどん不機嫌になる。お前が目の前で食べ続けてるのも腹立つ。


そして実際に不機嫌になってきました。


この妻が不機嫌な状況こそ、夫が何より避けたいシチュエーションであり


反対に妻の笑顔は喜ばしいのです。

妻が食事しながら授乳をはじめる→不機嫌になる→どうしていいか分からんから無視する→もっと不機嫌になって自分に当たり出す→脅威でしかない

この繰り返しでしかなかった所から

不機嫌になられないためには、授乳しながらでも食事を摂れるように助ければいい→妻笑う→喜ばしい

という事を、彼は学んだのです。10年かかりました。

私も学びました。

結局出来る事は「I(アイ)メッセージ」しかなさそうです。

これをされると「私は」嬉しい。
これをされると「私は」腹立つ。

正論や真っ当な感情など通用しない以上、私の機嫌による「ハッピーな状況」と「カオス」を、ここぞとばかりに味わう事によって

経験値を積み上げてもらうしかありません。

アスペ傾向の夫に、学習機能が備わっているという事を、忘れないでおきたいと思いました。

その経験を解析する事によって、少し遠回りですが、平和な夫婦関係を築けます。

本日の報告は以上です。

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