健康をキープしたがる 目指すは無病息災か?#235
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健康への圧 こうあるべきって空気感の弊害があるみたいですね。
ルルレモンさんのリサーチから、健康でいなければならない圧の影響が若い世代に対して起こっている模様
世代関係なく、このあたりは辛く感じている人が多いようにも思います。
病気の状態もまた必要な場合があるって、施術をしていると感じることが多々あります。
健康を指示しながらも、その裏に不安のエネルギーを感じるような流れは最近気になってる、健康にしたいと言いながら、その裏に煽る不安
健康をキープしたがる 目指すは無病息災か?
呼吸で地球と遊ぶ人 関口満です。
施術や呼吸のお仕事をしていると、健康をキープしたいという願望をよく聞きます。
もちろん素晴らしい考えかと思うし、応援すべくサポートするのですが、
一旦冷静に考えると、体調不良って一概に悪いとは言い難くて身体の正常な反応だと思うんですよね。
菌が入ってきて、反応して熱が出ているのは正常な反応で感じないと菌にやられたりするわけです。
もちろん投薬や、施術で良くなることも大切なことなんだけど
そもそも、なんでそうなったのかを向き合って欲しいなと切に願ってる。
身体を酷使したのか?もしくは心をすり減らしたのか?そういう状況に対して向き合っていくことで、治癒や再発の予防になります。
無病息災を強引に思い込むのも、何か無理があるようにも感じています。
⚫︎呼吸の正しさ
呼吸の話をしている時に、正しかったか、間違っていたかという問いになるのですが
お答えするのは2点
一つは、認識の問題で知っているかどうかの違い
もう一つは、その呼吸をせざる得ない環境にご自身がいたことを考えようと話します。
呼吸が浅いことを選んだのではなく、自然と呼吸が浅くなる環境にいるということ
生活中の呼吸の大半は無意識です。
その無意識の中の呼吸の選択は、自分の行動ではあるけど意識でどうにかなるというよりは、環境に合わせて反応しているといった方がいいのかもしれません。
例えば、システマ(ロシアの戦闘術)において、戦場でも落ち着いた心でいられるための呼吸法があるのですが(超効果的)
必要がない場合に、わざわざ自分から、戦場に向かう必要はないわけです。
そうなると、なんらかの無理が生じたままの環境で、意識的に良い呼吸をすることでの効果もありますが、深く呼吸ができる環境設定にもっていくことも合わせて考えないといけない問いなのです。
⚫︎まとめ
無病息災を望んだときに、自然な体の反応を無視する必要はないということ
外敵や、ストレスがあれば体は反応し、炎症や呼吸の浅さなどを起こすことは自然な状態で、正しい反応と言えます。
その反応が、起こりにくい環境を設定することが先で
反応を鈍くする行為を、祈ることが本当に必要なのか?
考えてみることができる
37℃を超えることが、体にとって必要と研究でもわかっていることを思うと
無病息災ではありたいけど、そうならないための一病は、必要な反応とも言えるわけです。
病気も、元気も同じ気の状態と思えば、病気になりにくい環境の選択が必要なのかもしれませんね。
欲求としての、無病息災であれど、反応としても病もまた意味がある。
#生きラボ #生きやすさラボ #凸凹会議 #呼吸の話をしよう
✳︎最後まで読んでくださってありがとうございます。
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