食品開発者が考えるダイエットのコツとは？

こんにちは、ASATOです。

皆さん、ダイエットってしたことありますか？

例えば、ダイエットを始めても、いつの間にか元通り…

そんな経験、ありませんか？

実は、何を食べるか以上に、環境がダイエット成功のカギを握っているんです。

前の職場にすごくダイエットを頑張っている後輩がいました。

彼女は元々真面目なのか仕事にも意欲的に取り組み、努力家でした。

その彼女はダイエットの為に昼休みにストイックにサラダだけを食べていましたが、夕方には机の上にグミやらチョコやらのお菓子が山積みに…

「これじゃまた太っちゃう…」とつぶやいているのを見て、私は心配になりました。

何故、彼女はダイエットしたいと思いながらも突如として大食いを始め、自ら太るような行動を取るのでしょうか？

食品開発者として、ストレスと食行動の関係性を考える機会が多いのですが、今回はこの謎について考えることでより良いダイエットについて考えてみたいと思います。

人はストレスを感じると食べてしまう

「今日は上司から色々と嫌味を言われてイライラしたなぁ。こんな日は甘いものでも食べたいなぁ」

こんな風に思うことってありませんか？

どうやらストレスを感じた日は何が食べたいと人は思ってしまうようです。

生理学的には人間はストレスを感じると、体内でコルチゾールやアドレナリン、ドーパミンなどを分泌するのですが、これらのホルモンは食欲を増進させます（参考記事）

また、ストレスによる過食はエモーショナルイーティングと言って、以下のような特徴が挙げられます（参考記事）

・いつも何かを食べている
・一度にたくさん食べてしまう
・ストレスを感じると食べることが多い
・満腹になるまで食べる
・たくさん食べた後、罪悪感がある

そう、彼女もストレスによってエモーショナルイーティングを行ってしまっていたのです。

まずはストレス対策

このような形で食べ過ぎてしまう人は、ダイエット食品に頼るよりも前にストレス対策を真剣に行った方がいいです。

程度の差こそあれ、誰しもストレスを感じたから何か食べたいというのはあると思います。

あなたも疲れた日は、「ちょっと甘い物欲しいなぁ」ってなりますよね？

しかし、冒頭で紹介した彼女のようなエモーショナルイーティングをしてしまう場合、まずは何かしらのストレス対策を行っていくべきかと思います。

まずはライフワークバランスの見直し

「最近、ストレスフルで食べ過ぎてしまうなぁ」という人はまずは仕事を少しセーブした方が良いかもしれません。

「今は繁盛期でそんなこと言ってらんないよ」と思ってらっしゃる方もいますよね。

でも、そんな頑張り屋のあなたは繁盛期が終わっても、「あれもやっておかないいけなかった」とか言ってついつい頑張り続けてしまってませんか？

そんな方はあらかじめ忙しいシーズンが終わったら、自分を労わる休みをとると決めてしまってください。

労働時間が長いと、自分のやりたいこともできないのでストレスを溜めがちになるので要注意です。

ちゃんと休みをとって自分の大好きなことをする時間を作りましょう。

プチストレスには健康系お菓子が最適

ライフワークバランスを見直し、ストレス対策を実施しても、それでもちょっとしたストレスってありますよね。

そんな時に「あー甘い物食べたい！いや、でも太るからダメだ〜」と思って無理に我慢するのもストレスを更に溜めてしまいます。

でも、そんな時こそ低糖質やシュガーレスのお菓子を活用してみてください。

食品の開発者として良くできているなぁと思ったお菓子をいくつか紹介したいと思います。

・ロッテZEROシリーズ

ロッテのZEROシリーズは、開発者目線で見ても糖質制限のニーズに的確に応えている製品です。

こちらは糖類ゼロを謳った商品で特にアイスは美味しかったです。

流石、ロッテさんですね。

味へのこだわりが感じられました。

しかも、実はこのZEROシリーズは約30年ほど前から存在しており、糖質制限ダイエットブームやコロナ禍の健康志向の高まりによって一気に売上を伸ばしたみたいです。

糖類ゼロはもちろんですが糖質量も比較的控えめで血糖値の急上昇は軽減してくれそうです。

何故かというと、血糖値を急上昇させるのは砂糖などの糖類なんですよね。

それがゼロである時点でけっこういいですよね。

・シャトレーゼ糖質カットシリーズ

こちらもご存知の方は多いでしょう。

リーズナブルで美味しいシャトレーゼ！

私は子どもの頃によくお世話になりました。

今もたまにシャトレーゼ行きたいって思うことがあります。

個人的にはシュークリームはオススメです。

しっかり糖質をオフしつつ、スイーツを楽しめるのは有り難いです。

もちろん、糖質オフなので血糖値の急上昇は抑えてくれます。

あと、シャトレーゼさんは糖質オフピザもやってらっしやって、こちらのクオリティはなかなか高く、糖質86%カットという驚異的な低糖質にも関わらず、ピザとしてしっかり楽しめる味になっていました。

開発者としてシャトレーゼさんの開発チームはすごいなぁと感じます。

まとめ

このように色々と書いてきましたが、まず大切なのは、日々のストレスマネージメントです。

ただ、このストレスマネージメントを上手くするのも普段から頑張り過ぎてしまうあなたはけっこう難しかったりするのではないでしょうか？

そんな時に、一息つく為にご紹介したお菓子やスイーツを活用してみるのはオススメです（他にも各社健康志向のお菓子などは多いので次の機会にご紹介します）。

罪悪感なく、食を楽しめると思いますよ。

ここまで読んで頂きありがとうございます。

この記事があなたの助けになれば幸いです。

では、またお会いしましょう。