OLYMPUS PEN-Fを買った話
カメラ初心者なのに、中古で名機を買うにいたった経緯です。
カメラが壊れた
「ミラーレス一眼」に憧れて買った、オリンパスのE-PL3。
故障して修理しようと試みるも、部品生産終了につきメーカー対応不可。
今月、旅行が2件控えているから写真撮りたい。
そんなわけで、以下条件でカメラ探しが始まりました。
ほしいカメラの条件
今と同じレンズが使える(節約したい)
ファインダーがある(構図をごりっとキメたい)
いい空気感が撮れる(インスタ映えしたい)
古いカメラの買取(儲けたい)
事前にオリンパスの修理窓口(電話)で聞いたところ、1については、「マイクロフォーサーズ」という規格であれば良いみたい。(教えてくれたお姉さん、ありがとう!)
で、カメラ沼にはまっている友人にアドバイスを乞うたところ、たいへん実用的な教えを授かった。
⇒マイクロフォーサーズ マウントのもの。ほぼオリンパスかパナソニックと思え。推しはオリンパス。
⇒であれば、オリンパスのうち、OM-DシリーズかPEN-F。
⇒インスタで機種名のハッシュタグで写真見比べるよろし。
⇒たいした額にならないけど、まあ実機見て査定してもらったら(え?)
査定もあるし、実機触った直感で比べてみたいし(愛着を大事にするタイプ)、お店に行って買うことにする。
事前にネットで在庫と価格帯を調べ、新宿の「マップカメラ」と、貯まってるポイントがある「ヨドバシカメラ」に狙いを定める。
いざお店へ
2店がすぐ近くにあったので、まずはヨドバシで実機を見る。
新品しかないので、PEN-Fは見られず。でも、たまたま質問した店員さんが、「オリンパスOMデジタルソリューションズ」からの出入りスタッフさんだったので、PEN-Fがお店にないにも関わらず、違いをたくさん教えてくれた。
PENシリーズとOMDシリーズの特徴
PEN-Fはボディのクラシカルさが好評だが、機能では撮る前に色調整ができるところが特筆点。
色調整機能がほしいなら、PEN EP-7はその機能を継ぎつつ、よりライトユーザー向けに使いやすくした後継機。
ただし、ファインダーがない
ほかにマイクロフォーサーズだと、OM-D E-M10 おすすめ。手ぶれ補整と画像処理機能で、背景ぼかす写真もきれいに撮れる
びしっ、ばしっと撮れそうなOM-D、機能的にすごく初心者を助けてくれそうだけど、インスタでみたPEN-Fの空気感が忘れられない・・・
というわけで、PEN-Fに会いにマップカメラへ。
お目当てのPEN-F、シルバーが2台。
鍵のかかったケースからうやうやしく取り出してもらい、
「も、持ってもいいですか?」
「もちろんでございます。」
金属の重みがどっしり、でも重すぎる感じでもない。
OM-Dみたいにグリップついてた方が持ちやすいかなー
でも、この「THE カメラ!」みたいな感じ、たまらんなー
写真を撮ってみる。
これこれ、撮りたかった空気感!
適当に色設定しただけなのに、お好みの感じに。
被写体が悪かろうが、よさげな写真になることを旦那で確認。
ぬあー、ほしい。
カメラのキタムラのCM並みに、
いま声かけられたら「はいー!」って言っちゃいそう。
落ち着け、初心者の君にはもったいないぞ?
なんならスマホで十分じゃね?
買わなくてもいいんだよ?と、理性が語りかける。
いやいや、ここまで情報もらって、
良いもの絞り込めてるんだから、買うでしょ。
ボーナス出るしさ。
インスタのクオリティあがるよ?
大人の階段もあがっちゃうよ?
と、悪魔がささやく。
「お茶して考えてきます」
と、終始うやうやしい店員さんに告げ、お店を去る。
まずは一服・・・
あれ?
落ち着くはずが、火に油をそそぐ系のドリンクが・・・
買ってしまった
そんなわけで、勢いにまかせてPEN-Fを中古で買ってしまいました。
カメラ沼への第一歩の記録として、記します。
ちなみに売却は
本体査定価格、500円でした。
カメラって怖い。