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足立けい
2021年1月30日 13:09
母の『もの盗られ妄想』の被害品は、衣服とアクセサリーとお金。この3つのいずれかが、ふとしたタイミングで気になり始め仕舞った場所が分からなくなったり、処分したことを忘れていたりで「○○が無くなった!」「どこに持っていった!?」「どうして勝手に盗るの!!」顔つきを変え、私に疑いの目を向ける母。認知症を発症するまで見せたことのなかった怒に満ちた表情。初めのうちは、そんな母の姿がショックだ
2021年1月30日 10:23
耳が遠いから・・・いつの頃からか覚えていないけれど母の常套句となっていた。このセリフを言えば、誰もが大きな声で言いなおして優しく親切に接してくれる。会話中に何度も聞き直したりテレビの音量が大きかったり電話や玄関の呼出音が聞こえなかったり聞こえにくいのは年齢のせいだから仕方ない全く聞こえないわけじゃないから大丈夫いやいや、大丈夫じゃないよ!外を歩いていて、車が近づいて