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個人の天井、集団の始まり|ありがとう2024

2024年が終わりますね。数字の並びが可愛く、多くの約数を持つ感じが好きだったのですが、2025年には四半世紀という良さもある。ライターという仕事の節目になりそうな、そんな今年の振り返りです。

本を出しました

今年はなんといっても自分で書いた本を生み出せたことが嬉しい。ものづくりと物書きという自分のスキルを掛け合わせて、自己紹介を代替するようなものになった。

リリース記念のイベントでは地域の人がたくさん来てくれたし、メイカー向けのイベント(つくまた)や日記屋が主催するイベント(日記祭)でもそれぞれ手に取ってくれる人がいて、これがフィジカルメディアの可能性!と感銘。近所の本屋「カンカンバコヤ」でも少しずつ捌けており、嬉しさ百万遍。次回はもう少しコストを落とせるといいなと思いつつ、モノとしてのクオリティには大満足なのでぜひ。

ラボの運営も1年半を超え、たくさんのものがつくられ街の中に溶け込んでいった。アレオレ感というか、目に見えて広がっている感じが嬉しい。取材やワークショップの舞台として使ってもらうこともありました。自分のためだけでなく、誰かのためのものづくりを支えるために、根本的なスキルアップに立ち返る機会も。あなたのためなら頑張れます。

そして長い付き合いのあるメディア「fabcross」にて、これまでの取り組みをインタビューしてもらいました。ゆるくリアルが話されているので是非。

スキルアップをいかんせん

できることの幅を広げたいなと思い、いくつか資格や講座も受講した。
・食品衛生責任者
・おもちゃドクター養成講座
・第二種電気工事士

まだ直接活躍してはいないが、布石としては十分だろう。いい場づくり、イベント作りのための素材を増やしているような感覚。あといよいよ自動車免許を取らなければいけなくなってきた。ヒェーン。

原稿、そしてその先へ

ライティングでは3Dプリントや電子工作関連をもりもりと。自分のラボを舞台にした製品レビューや工作企画がスタートし、しっかり読まれているのは嬉しいことでした。

インタビューも色濃い具合に。デジタルファブリケーションも10年選手となり、目新しさだけでなくなぜ続けるのか、歴史にどう位置付けるかといった議論と実践が起こっているのが面白い。

その他、テック周りでインタビュー記事やレポートをたくさん書きました。トークイベントに参加させてもらったり、地域に向けた講座のレクチャーをしたり。記事を書く以外のお仕事、アウトプットも増やせて行けたらいいのかなと思っています。

私生活の変化

体重がゴリゴリ減りました。家以外にゴリゴリ働く職場ができたこと、一駅二駅ぐらいはPodcastを聴きながら余裕で歩くようになったことなど影響し、1年で10kgぐらいの減量に成功。年末年始の食事機会増加もあり、現状維持では微増しそうなので対策を考えていきましょう。

月報や週報、Podcastは10月の忙しさと資格準備あたりでいったん止まってしまった。毎日良かったことを投稿する「本日の良かった」も始めていたのだが、いい日はもちろん良いのだけど、そうでもなかった日も無理やり肯定する感じがむず痒くてやめてしまった。それほど清い奴じゃないっぽい。

来年のアサノさんは?

流れるように引っ越し、流れるように仕事を進めてきたけれど、もう一段階テコを入れねばという今日この頃。公私共に、自分だけ何とかなればいいフェーズは今年まで。しっかりと現実と未来を見据え、だらだらせず、いい仕事といい暮らしを実現する、いい男になりましょう。

出版記念イベント後の一枚。忘れられない夜になりました。


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