届け物
通販
1ヶ月ほど前、物欲が止まりませんでした。
理由は明確でした。日常生活の中で友達と遊ぶことが1ヶ月のうちに1個入るか？というところを彷徨っていたからだと思われます…。華やかな友達のストーリーの傍、寂しすぎる自分自身に同情してしまい、泣き入るように通販へ逃げるというオチです。
新しい服にアクセサリー、家具を見てると楽しくて楽しくて。自分をアップグレードしていくそのワクワクに何か満たされた気分になります。そして発送の通知に胸が高鳴り、今か今かと待つのもまた楽しみの一つです。
結果、口座のお金が徐々に減っていき、恐れを覚えたので最近は治りましたが。
外へ出ずとも、物が売り買いできる時代。
筆を取らずとも、言葉が旅する時代。
直接会わずとも、顔が見える時代。
足を運ばずとも、好きなアーティストの音楽が聴ける時代。
一言で表せば『便利』ではあるものの、何か「リアル」の価値とその魅力や感動が忘れかけられている、と感じてしまいます。
百聞は一見に如かず。
ずっと画面や遠くの地から、なんて勿体ない気もします。
実際に感じることであるとか、実際に見ることであるとか、そんな旅への招待が、通販.サブスク.SNS.手紙などの届け物だったのかもしれません。
ちょうどお日様が、涼しげに我々を外へと誘っていますから。
YouTube、各種サブスクに自作楽曲を配信してます。
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