移住先に選んでやってきたのが奈良県にある生駒だった。

生駒は、穴場観光スポットだ。

大阪寄りの奈良。

東京から来るには、
京都まで新幹線のぞみで🚅

在来線に乗り換えて、
近鉄線で大和西大寺駅まで

そこから
同じ近鉄線内で再び乗り換え。

奈良の大仏見るには
奈良駅に向かうところだが…

ここは
逆方向の大阪方面行きに
乗っていただきたい。

「神戸三宮行き」に
おとなしく乗るのが賢明。

仮に間違えて、
奈良駅にたどり着いたのなら

また戻りの電車で
「神戸三宮行き」に乗れば
運んでもらえます。

こちら。

日本初のケーブルカーが
ございます。

大正時代から動いてますので
長い歴史とレトロな雰囲気を
堪能いただけます。

ブル、ミケのキャラクターは
子どもたちに親しまれてまして、
山頂には遊園地もございます。

幼稚園や保育園帰りに
平日も気軽にご利用できますので
ふらっと行っちゃってください。

入園料など
余計なものはかかりませんので
そちらはご安心くださいませ。

乗り物代だけで遊べる
民に優しい遊び場なのですよ。

さて、
ケーブルカーを一駅いきますと、
宝山寺なる山寺がございます。

参道には
異国情緒溢れるカフェなどが
ございますので...

是非お好きなお店に
お立ち寄りくださいませ。

海外旅行気分が味わえる
不思議な空間に

一体、どこに来たんだろうかと
思わず、現実味を忘れてしまう
お時間を過ごせることに
違いないでしょう。

今回は、
摩波楽茶屋(まはらじゃや)なる
カフェにお邪魔いたしました。

バリにワープしたかのような

遠くに見える山は
はて、キンタマーニだったか？と
錯覚してしまう空間。

新婚旅行の甘酸っぱい思い出が
よみがえる。

まだあの頃は
お互いの名前なんぞ
呼ぶような関係ではなく

お兄さん、お姉さんと
他人行儀な呼び方をしていた時期。

我々互いに恥ずかしがりやで
そのような…

お相手の名前を口にするなど、
赤面せずにはいられぬような事柄は
避けておりましたゆえ…

はぐれて、迷子になったときの
心細さは…図り知れませぬ。

子どもが生まれる前まで
リアルに名前など呼んだことはなく、

結婚してからの我々は
ご飯は別々、寝る時間もバラバラな
スレ違いだらけの生活。

ほぼほぼ独り暮らしと
なんら変わらぬ状況に
「結婚した」のかさえも疑わしく、
実感など持てずにおりました。

いつから「家族」になったやら…

子どもが生まれるも
週に2回は泊まりで家にいない旦那。

事件の取材で、臨時の出張がはいると
いつ帰ってくるかもわからない。

家にいないのが当たり前すぎて、
連絡もなしに帰ってこなくても
どっか行ってるな…くらいの感覚。

毎日一緒に暮らすような
結婚生活とはかけはなれておりました。

逆に、
それがよかったのでございましょう。

「結婚生活」なんぞ
向いてるわけもない…わたくし。

お気軽な暮らしがぴったり。

これなら、ジブンでも
結婚生活やってけそうだと
思えたものでございます。

因みに、

結婚してから家事をしなくなったのは
私のほうで。

洗濯も掃除も、実に積極的で
熱心にしてくれる旦那に

「してもらうのが
　当たり前だと思ってるよね？」

と、
とうとうある日つっこまれたのです。

図星すぎた(笑)

実家に結婚の挨拶に来たときも

まさかの手料理持参で来た旦那には
私の両親も私も非常に驚き…

「よい嫁」をもらったもんだと
ありがたく思ったものだ。

それまで、手料理など
私の前に登場することなどはなく、
サプライズすぎでした。

このくらいは出来て当然
といったオーラが眩しい。

さすがは、
家庭科が得意というだけある。

裁縫も嫌いじゃないようで、
ほころびがあると
家のもの、子どものもの、自分のもの…
ご自身でちくちく縫っております。

家庭科の成績5(5段階中)確定。

生駒のPRのはずが
ずいぶんと脱線してしまったようで。

ここから、立て直すのは
少々難しいように思えるので、

次回に続く...にしておきましょ。

ステージⅣのがんを宣告された
アナウンサーの戯れ言でございました。