#6 2021年夏、パリ中心部の街ぶら写真記(2021年フランス・パリ旅)
コロナ禍と向き合う中でのパリ旅行写真日記をお届けします。
前回の記事では2021年夏・パリ滞在1日目の記録を紹介しました。
私がパリに行った2021年8月は、コロナウィルスとの向き合い方が見いだせた頃で、「EU圏では新型コロナウィルスワクチン接種が浸透し、アプリによる接種証明書が確認できるようになって、外に出歩きやすくなった時期」でした。日本では「東京オリンピックがあり、緊急事態宣言が発令されていて、感染拡大にセンシティブになっていた時期」でした。
そんな中で行ったパリ旅行。今回は市内中心部「サン・ミシェル通り」「シテ通り」のあたりを街ぶらした様子について、写真多めでご紹介できればと思います。
※以下、写真と内容は2021年8月時点のものとなります。
バカンスの季節も重なり、空いていたパリ中心部
ちょうど私がフランスへ行ったのは8月下旬。フランスでは夏のバカンスとして、7~8月にかけてまとまった休暇を取る時期。遠出する人たちも多いのです。
コロナ禍とバカンスの時期が重なっていたためか、パリ市内は驚くほど空いていました。
「パリ市内は治安が良くない、特にスリが多いため気をつけるように」といろんな方から伺ってましたが、市内中心部を歩いている限りは、周囲にスリをするような人すら見かけなかった印象でした。
私自身、写真はミラーレス一眼で撮影していて、カメラを肩掛けしていたので狙われてもおかしくない格好だったのですが。
観光客がいないためスリが成立しないから、たまたまいなかったのか。それとも私が警戒していたためか…。
パリの治安は区によって大きく異なると言われているので、私がパリ旅序盤で訪れた1~6区は安全といえました。表通りからひとつ入った路地でも、なにも不安は感じませんでした。
なにを撮っても絵になる街、パリ
パリといいますか、これはヨーロッパ全体といえるかもしれません。
アジアの一都市からヨーロッパ圏に行くと、街の雰囲気が全然違って、カメラで撮るのが楽しくなってしまいます。
石畳みの道路、石が多用された建造物。
現地の方からすると日常風景だとは思いますが、テイストが調和されていて改めて素晴らしい街並みになっていると感動します。
世界史で建築様式を学校で習った記憶があるのですが、当時まったく西洋史になど興味がなく、もう忘れてしまっている自分がいました。観光をしていて世界史を復習した方が良かったなと。歩きながらちょっと後悔してました。
テラス席のある飲食店とハッピーアワー
フランスは夏の期間が短いため、この時期はテラスで団らんするパリジャンをよく見かけました。
どこのお店にもある、テラス席。
このお店は15:00~23:00の時間がハッピーアワー。日本で23時までハッピーアワーと聞くと、完全にピーク時間帯をも過ぎていることになるが、パリでは日没が21時頃なので意図通りなのでしょう。たぶん。
ビールが1杯5.5ユーロ(800円)は現地の飲食店の相場から見て、まずまず良心的な価格に感じましたが、日本の物価で考えるとなかなかのお値段。
ただ歩いているだけで見つかる、カワイイお店
ここからは街ぶらをしていて気になったものを写真に収めてたので、少し紹介させてください。
ジェラート屋さん「Amorino」(Googleマップ)
なんだろう、このオシャレに見える、オシャレになってしまう世界観。
マンガショップ「Aaapoum Bapoum」
パリ市内を歩いていると、マンガ書店も所々見つけました。
日本のマンガだけで店舗運営が成り立つ。マンガカルチャーすごいと思った瞬間。
雑貨屋さん「Le Chat Huant」
日本の陶器や置物を取り扱う雑貨屋さん。
お皿、お椀、急須などのお茶用具、そしてKOKESHI。
ジュエリー屋さん「Design Des Andes」(公式サイト)
ジュエリーにあまり興味がない私ですが、装飾や色の使い方が上手だなと思ってつい撮影した1枚。緑の壁ってあまりないのに、エクステリアとインテリアをうまく纏めているのがオシャレですよね。
セーヌ川沿いは景色も素晴らしく、ウォーキングできる最高の場所だった
そしてパリ市内といえば、セーヌ川とその近隣の著名な建物ですよね。
パリ中心部は、ただただ歩いているだけで本当に楽しくて、新しい発見や気付きが得られて最高でした。初めて行く街、そして街がコンパクトだから、本当に歩いてて飽きない、好奇心が勝ってしまう街でした。
次回は、フランス・パリを観光するならまず名前に出てくる「ルーブル美術館」に行ってきた話をしたいと思います。
それではまた次の記事でお会いしましょう。