「そりが合わない」の正体は?コミュニケーションのタイプから解き明かす
こんにちは。
”現役人事のコーチング”をやっていますアサマルです。
いつもなんだか話が噛み合わない。
どうにも会話のテンポや波長が合わない気がする。
そのせいで、関係がぎこちない感じがする。
あなたのチームにそんな部下はいませんか?
でも、今持っている力を最大限に発揮してもらえるよう、
できれば、そんな部下とも良い関係を築きたいですよね。
こんなお悩みを持つマネジャーの方。
今日は、そりが合わない部下との対話が上手くいくヒントについて、
お話したいと思います。
コミュニケーションのタイプを診断してみよう
「そりが合わない」という感覚は、もしかするとご自身と相手の
コミュニケーションの「タイプ分け™」の違いが
影響しているかもしれません。
タイプ分け™の詳細は、以下の記事で解説があります。
(「タイプ分け™」は、株式会社コーチ・エィの登録商標です。)
では、早速診断してみましょう。
次の簡単なチェックリストで
コミュニケーションのタイプを診断できます。
あなたご自身と部下の普段の様子を思い浮かべながら、
出来るだけ直感でチェックしてみてください。
(以下のチェックリストは、本記事の内容を基にアサマルが作成)
A~Dの各タイプのうち、最も多くチェックがついたものが、
あなた(あるいは部下)のタイプです。
(チェックの数が同じタイプが複数あった方は、複数のタイプの傾向があるといえます。仕事とプライベートで異なる傾向が出るような方もいます。)
以下「タイプ分け™」毎の傾向の説明文は、
鈴木義幸著「新コーチングが人を活かす」から抜粋しています。
タイプAの方:コントローラータイプ
「行動的で、自分が思った通りに物事を進めることを好む。
他人から指示されるのをなによりも嫌う。
物言いは単刀直入、時に他人から攻撃的であるといわれることもある。」
「このタイプの人に対しては、
こちら側でコントロールしないようにすることが大切。
話をするときは結論から、そして相手の攻撃性に惑わされないように
する必要がある。」
タイプBの方:サポータータイプ
「他人を援助するのを好み、協力関係を大事にする。
周りの人の気持ちの変化に敏感で、気配り上手。
自分がしたことを認められたいという欲求が強いので、
十分な評価を与える必要がある。」
「一方で彼らは周囲の期待に応えようとするあまり、
自分本来の願望を見失うことがある
何を望んでいるのかきいてあげると、信頼関係が深まる。」
タイプCの方:プロモータータイプ
「自分のオリジナルなアイデアを大切にし、
人と一緒に活気あることをするのを好む。
自分では良く話すが、人の話はあまりきかない。」
「自分のアイデアに対して非常な自信をもっているため、
それを却下するような否定的なアプローチをしないことが重要。
独創性を発揮できる自由な環境を充てることが、
能力を発揮することにつながる。」
タイプDの方:アナライザータイプ
「行動に際して多くの情報を集め、分析し、計画を立てる。
物事を客観的にとらえるのが得意で、
小さな達成をこつこつと積み上げていく。
大きな変化を要求せず、彼らの変化のペースに
歩調を合わせることが大切。
「人と関わるときも彼らは慎重で、あまり感情を外側にあらわさない。
むりやり自分の気持ちをいうように仕向けるのは逆効果。」
あなたと部下のタイプは同じ?違う?
ご自身と部下のタイプの診断結果はいかがでしたか?
対話していて、なんとなく波長が合わない感覚の正体は、
実はコミュニケーションタイプの違いであることも
多いと感じます。
(もちろん、一つの指標であって、人を完璧に
分類できるわけではありませんが・・・)
そう簡単に人の性格なんて変わらないし、
人間だからウマが合う、合わないは賭けみたいなもので、
どうしようもないよね・・・
と諦めてしまう前に、コミュニケーションのタイプ分け™という視点から、もう少し相手と良い対話ができないか、探ってみませんか?
アサマルの”現役人事のコーチング”では、
部下とのコミュニケーションに関する課題をお持ちの
マネジャー・チームリーダーの方もコーチングでサポートします。
ご興味をお持ちいただいた方は、お気軽にお問い合わせください。
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