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急激な冷え込みで体調不良に悩む方へ 


1.寒暖差疲労と寒暖差アレルギーに備えよう~

今年(2024年)の秋は、あまり秋らしさを感じられなかったですね。
暑かった日から、急に寒くなったので、秋服を用意する間もなく冬服といった感じでした。特に11月後半から12月(特に先週)にかけては、朝晩は冷え込むものの、日中は20℃を超える日もあり、1日の気温差が10℃近くになることも珍しくありませんでした。このような急激な気温差の影響で、体調不良を訴える方が増えています。最近注目されている「寒暖差疲労」や「寒暖差アレルギー」といった症状が関係しているかもしれません。これらの症状と対策について詳しく解説します。

2.寒暖差疲労とは?

寒暖差疲労は、急激な気温の変化によって自律神経が乱れ、体が不調を感じる状態です。体温調節を担う自律神経が、1日の気温差が7℃以上になると過剰に働き、その結果、体が疲れやすくなったり、だるさを感じたりします。

主な症状

  • 全身のだるさや疲労感

  • 頭痛、肩こり

  • 冷え性、食欲不振

3.寒暖差アレルギーとは?

一方、寒暖差アレルギー(医学的には「血管運動性鼻炎」)は、急激な温度変化が鼻の粘膜を刺激することによって引き起こされる症状です。風邪やアレルギー性鼻炎に似ていますが、発熱や目のかゆみがないのが特徴です。

主な症状

  • くしゃみ

  • 透明な鼻水

  • 鼻づまり

4.寒暖差疲労と寒暖差アレルギーの違い

両者はどちらも気温の急変が原因で引き起こされますが、影響を受ける部分と症状が異なります。

寒暖差疲労と寒暖差アレルギーの違い比較図

5.寒暖差疲労・アレルギーを防ぐための生活習慣

以下の方法で寒暖差による体調不良を予防できます:

  1. 適切な服装
    気温変化に対応するため、重ね着を活用しましょう。特に朝晩の冷え込みに備え、薄手のダウンやストールを準備すると便利です。

  2. 規則正しい生活
    睡眠をしっかりとり、栄養バランスの取れた食事を心がけてください。特に、ビタミンやミネラルを含む食材を積極的に摂取すると、自律神経の安定に役立ちます。

  3. 入浴習慣
    ぬるめのお湯に浸かることで体を芯から温め、自律神経をリラックスさせます。38~40℃のお湯に10~15分入るのが理想です。

  4. マスクの着用
    急激な冷気の吸入を防ぐため、外出時にはマスクを活用しましょう。特に朝晩の冷え込みが強い日は有効です。

6.寒暖差の背後にある本質的な問題:自律神経の乱れ

寒暖差が体に与える影響の本質的な原因は、自律神経の働きがうまく機能していないことにあります。どんなに予防策を講じても、自律神経のバランスが崩れていると、体調不良を完全に防ぐのは難しいでしょう。また、臨床上、この自律神経の不調原因を掘り下げていくと、感情面の問題(ストレス)が背後に絡んでいることが多く、単なる体の問題だけではなく、メンタル面へのアプローチが必要なことも多いです。

7.カイロプラクティックケアで自律神経を整える

寒暖差疲労や寒暖差アレルギーの根本的な対策として、カイロプラクティックケアをおすすめします。カイロプラクティックでは、脊椎や神経系にアプローチし、自律神経を含む神経機能を調整します。これにより、体の恒常性(ホメオスタシス)を高め、健康な状態を維持することができます。

8.まとめ:寒暖差を味方にする生活を

急激な気温差が続く時期は、体調管理が難しいものです。しかし、適切な予防策と自律神経のケアを取り入れることで、寒暖差による不調を最小限に抑えられます。寒暖差に対応する生活習慣を見直し、体と心を整えながら快適な年末年始を迎えましょう。

ご相談はお気軽に:カイロプラクティックで健康サポート
寒暖差疲労や自律神経の乱れにお悩みの方は、ぜひカイロプラクティックケアをお試しください。健康な体で季節の移り変わりを楽しみましょう!

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参考文献

「寒暖差疲労」とは. (2024, December -1). 奈良県医師会. https://nara.med.or.jp/for_residents/13533/
長谷川真. (1999). 血管運動性鼻炎の病態に関する研究. 千葉医学, 75, 57–67. https://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/900030329/KJ00004214478.pdf


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