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インタースクールバス内で起こったトラブル【バイリンガルの娘を育てたわたしのストーリー⑱】

Makoバイリンガル子育てです。
前回は娘のインター入学初日に涙が出るほど感動した出来事について書いてみました。https://note.com/asakobilingual/n/n0ed0040a8bbb

今日はインター生には欠かせない通学の手段となるスクールバスについて書いていきます🚌 スクールバス内では入学してすぐに上級生とのトラブルも発生して学校に対応してもらったこともありましたのでその辺も😭

🌷インター生のスクールバス利用について

娘の通っていた老舗インターは、キンダーからハイスクール生まで1300人
ほどの生徒が通学にスクールバスを利用していて、そのバスの総数はなんと33台🚌 
日本中のインターの中でもバスの数は最多だと思われます。

同じバスに5歳から18歳までの同じエリアに住む生徒が乗りこみます。

アメリカではスクールバスと言えば黄色いバスに黒文字でSCHOOL BUSという文字が定番。ドラマや映画でも良くみるこのバスです。


こちらはアメリカのスクールバス

ここ日本で娘の通っていたインターのバスは黄色ではなく、白いバスですが、元々はカラフルにペイントされていました。
現在は防犯上でしょうか学校名も目につかないような見た目は地味な感じに変わっています。

スクールバスは大人はドライバーさん以外は乗っていません。
バスモニターという名称の高校生のお世話係のお姉さん、お兄さんが何かあったときには小さい子たちを助けてくれるシステムとなっています。(彼らはしっかりトレーニングを受けています)

そしてこのバスモニターも学校内のアルバイトの一つ。

高校生になるとこのポジションを取るのに争奪戦になります。
普段通学に使っているバスにお金を払って乗っているものを
バスモニターになれば、同じバスに乗るにも、バイト代をもらいながら乗れるのです。
これすごく良いですよね💰

帰りのバスを降りた時はこういう風景が見られます💛


同じバスのメンバーは本当にみんな仲良しで幼稚園から高校生までという年齢層もとても広い中、連帯感や強い絆が自然と生まれます。

バスは保護者であればいつでも同乗可能なため、参観日やイベントデーなどは一緒に乗って学校へ向かいます。

そしてバスに乗った瞬間から英語しか聞こえてこない世界がそこに広がっていて、まるでアメリカにワープしてしまったかのよう。

窓から見える景色はいつもの東京の風景。なのに、日本語が通じない💦 
何度乗っても不思議な空間でした。

たまには、ここまで盛り上がることも!

この33台のバス、年間でバス代を支払っていればどのバスに乗ることも可能です。
例えば、行きはいつものバス、帰りはお友達の家でプレイデートだったり、習い事で自宅と別のエリアに向かう場合など、目的地を通るバスで帰ることもできるので、とても便利でした。

33台もあるので、東京中のあらゆるエリアをカバーしていると言っても過言ではありません。

帰りのバスの時間も決まっていて、幼稚園から高校までの生徒が同じバスで帰宅です。よく考えると、幼稚園生なのに、中学生や高校生と下校時間が一緒というのも、日本では珍しい光景ですね。 
実際中高生にもなると、部活があるため、遅い時間にもlate busというバスがあり、こちらで帰ることがほとんどです。

🌷バス内でお友達とのトラブル発生

娘が入学したての頃、一度バス内でお友達とのトラブルが起きてしまい、
学校へ相談したことがありました。

いつもの通り、バス停まで迎えに出ると、いつもは満面の笑みでバスを降りてくる娘が、その日はバスが去った途端大泣きし始めたのです。

今まで我慢していたのでしょう。堰を切ったように泣き出しました。

聞いてみると、隣の席に座っている二学年上のLくんという男の子が、どうやら周囲のお友達全員に自分の覚えた2年生レベルの漢字を書くように強要してきたようなのです。

低学年の子どもたちは適当に書いたようですが、もちろん幼稚園児の娘は一つも書けず鉛筆を握らされて固まっていたそうです。

すると、「書けないの?じゃあかける漢字書いてよー!」とまたまた強要。
漢字どころか平仮名だってまだまだ怪しいレベルですから、絶対無理。
そこからは「漢字書けないの~?書ける漢字無いの~?なんでもいいから書いてよ~」としつこく強要が続いたそうでした。

それを泣きながら母である私に報告してきた娘。実は昨日に続き2日目だったそうで。。。

子どものことだし、大したことでもないかなとも思ってしまったのですが、せっかくの機会、こんな時どうすればよいのかと学校からのルールブックのようなものをもらったことを思い出し、ペラペラとめくってみたら
ありました!  お友達とのトラブルがあった場合の対処の仕方。

そこに書いてあったのは、、、、

相手の保護者に直接の連絡は避けること。

一番最初に担任に報告すること。

担任よりスクールカウンセラーに報告。

スクールカウンセラーより相手の保護者に連絡、注意喚起

という順序だということがわかりました。

ちょうど翌日が親子面談の日だったため、担任A先生に直接この出来事を報告しました。

するとA先生は私以上に憤慨してくれて、「それは許しがたいこと、すぐに対処します、結果を1-2日以内に電話かメールしますね」と
心強い言葉をかけてくれました。

家に帰るともう担任とスクールカウンセラーから私へ宛てたメールが届いていました。 

早速スクールカウンセラーから相手のお母さまに連絡をし、もう今後はバス内で小さい子に対してそのような態度は取らないよう約束をしてもらったとのこと。今後また同じようなことが起こったら相手のお子さんにはバスの変更も考えてもらう旨伝えてあるとのこと。

当事者同士が話をせずに解決できたことがなんとも複雑な感覚でした。これがアメリカのやり方なのか、いまだにわからないのですが💦

そして翌日、本当に解決したのかドキドキしながら娘をバス停に迎えに行くと 娘は満面の笑みでバスを降りてきました! 


聞くところによると、Lくんもかなりお母さまと話合いをしたようで、行きのバスから娘に会うなり 「漢字のことごめんね。もう言わないから許してね」って言ってくれたようでした。可愛い♡

そして、「Lくんが ごねんね って言ってくれたから仲良くお話して帰ってきたよ~。もう大丈夫!」と娘。


こうして8歳児と6歳児のスクールバス内でのトラブルは学校のハンドブックに沿った方法で、親同士が関与することなく、たった1日で解決したのでした。

今となってはなんとも懐かしく可愛い想い出です。

それでは今日もお読みいただきありがとうございます✨ 
いいね👍やフォローとても嬉しいです♡

次回はインター入学直後に驚いたことを書いていきたいと思いますので
また遊びに来てくださいね~✨

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