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「22を超えてゆけ」2020年読み始め。

あけましておめでとうございます。

テレビがないので、紅白歌合戦の氷川きよしさんはどんな感じだったのかなぁと想像したりしつつ、散歩と料理とお昼寝のお正月を過ごしています。

家事や仕事(ライフワーク含む)は、三が日明けてからでよいかなと思い、今日は午後から読書タイム。

以前に買って読み始めたものの、第1章で止まっていたこちらの本がふと目に留まり。

(私の手元にあるのはCDは付いていない版です)

夢を調査するマヤという主人公が、時空を超えて宇宙の秘密にアクセスしていくというファンタジー仕立ての物語なのですが、色や音、神聖幾何学など意味深すぎる世界観が精緻に描かれていて、思考で理解しようとしても全然頭に入ってこないのです。読みながらものすごく眠くなってしまうために、なかなか読み進められずにいました。

久しぶりに手にとってページを開いてみると、宇宙の図書館やピラミッドの描写に心惹かれて、ドキドキしながら夢中に読み始めています。

主人公がネコの姿形をしたガイド・アヌビスから、様々な英知を授けられるのですが、惑星の音を聞き分けるというシーンがあります。

最後のレッスンとは、惑星の音を聞き分けることだった。それぞれの惑星には特有の音程があり、異なるシンフォニーを奏でていた。惑星地球の音はエメラルドの光にも似た性質を持ち、静まり返った海の底で聞く心臓の鼓動のような音がする。アヌビスは惑星の音をベースに、イルカやクジラ、ライオンやヒョウ、そして地球上のさまざまな生命体の音を再生した。どの生命体も惑星の音と共鳴しているにもかかわらず、地球人類の多くは不協和音を放っているということを知った。
(第4章青いピラミッド・121頁)
【注釈】なぜ音程が狂うのか。
心にもないことを言ったり、言葉と心が完全に一致しないと、言葉に歪みが生じ音程を狂わす原因となる。また、幼い子供の笑い声は純粋だが、大人の笑いがなぜ歪んでいるかといえば、それは笑いたくもないのに愛想笑いをしているうちに、段々と音程が狂ってきたからなのである。
その他には、地球との調和を失った生き方も、音程を狂わす原因となり、宇宙の暦や地球の軌道に対応せず、人工的な時間に支配されるほど音程がずれていく。
(同上)

ファンタジーや神話の中には、ドキッとするような真実が描かれていたり、本質を射抜くメタファーが含まれていたりしますが、<人類が不協和音を放っている>ということについて、思い当たる節がたくさんあります。

日頃から、口にする言葉、綴る言葉については気をつけたいと思っていますが、その場しのぎに発してきた数々の言葉たちは私の発する音を狂わせてきたのだろうなぁと省みます。

自分は世界にどんな音を発しているだろうか。

不機嫌にドアをバタンと閉めるとき、文字通り、世界に不協和音を放っていることはまちがいなくて。
心からの「ありがとう」を言えたとき、自分の心もまあるく温かくなるのは、その響きが心の琴線に触れるから。

何か目に見えた立派なことをしなくても、地球のハーモニーに音を重ねるような言動を選んでいくことは、小さな(でも実は大きな)貢献だと思うし、他方で無用なイライラをまきちらすことは公害にほかならない。

この本には、たくさんの秘密と暗号とメッセージが隠されていて、きっと何度も読み返すことになると思うのですが、

いまの私に響いたのは、音とハーモニーのことでした。

こうして日常の社会生活から離れた世界を旅できるのが、読書のよいところであり、まとまったお休みのよいところです。

2020年、22を超えてゆけ。
2が続きますね。

数字の秘密もいろいろ出てくるので、読み進めていきたいと思います。

(了)

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