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最後の晩餐は蕎麦と日本酒(手打ちそば一翔・旗の台)

明日地球が終わるとしたら、最後の晩餐は何にする?と冗談めいて話をしたことがある。

やっぱり炊きたての白米と味噌汁。

お寿司を好きなだけ。

いっそなにも食べないかも。

・・・

いろいろな案が出たのだけれど、私はとっさに「蕎麦と日本酒!」と答えたのだった。

実際に、そういう場面になったら何を選ぶのかはわからないけれど、最後の晩餐の第一候補に挙がるぐらいには蕎麦が好きだ。正確にいうと、蕎麦屋で呑むのが好きだ。

立ち寄った街に、いい感じの店構えのお蕎麦屋さんがあるとついつい入ってしまう。一人でも、昼でも夜でも、入りやすいのが蕎麦屋のよいところ。

せっかく美味しかったお店も、すぐに忘れてしまうので備忘録マガジンとして<最後の晩餐は蕎麦と日本酒>に書いておこうと思う。

最近、ふらりと入って<あたり>だったのは、旗の台「手打ちそば一翔」

お店の外に季節メニューとして筆文字で「じゃばら(邪払)そば」と書いてあるのに惹かれて入り、実際には前菜の3種盛りと「鴨そば」を注文した。
(お店の方に聞いたら、じゃばらという柑橘類があるのだと教えてもらった)

前菜のゆばどうふ、青菜としめじのお浸し、鴨ロースの小皿盛り

どれも丁寧に味付け、盛り付けされていてお酒のおつまみに合いそう。
(この日は、お昼時に入ったので残念ながら日本酒は呑まず・・・)

鴨そばは、つけ汁に鴨のロースのほかにレバー?のような部位も入っていて食べ応えがあった。

手打ちのお蕎麦は、蕎麦粉の風味が主張しすぎずシンプルなお味で、茹で加減、冷やし加減もちょうどよく食べやすい。

それとお箸の口当たりがよくて、気分があがる。お店でお箸を売っていたので、きっとこだわっているのかと。

蕎麦湯はとろりと濃厚でほんのり甘みがあり、つゆを足さずにそのまま飲んでも美味しかった。

次回は、夜に行って日本酒も呑もうと思う。

ごちそうさまでした!

(了)

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