ネガティブ感情のキホンの取説
すごく悲しくなったとき
不安でソワソワしてしまうとき
自分のことが”最悪””大嫌い”と責めるとき
許せなくて怒りのうずの中にいるとき
そんなネガディブ感情は
一刻もはやく、手放したい!
手放して、おだやかな
安心につつまれたい・・・
そう思いますよね。
ネガディブ感情の取り扱い方は
「わたし」と「感情」を切りはなして考える
ということです。
どういう事かというと
感情を”水”のように考えてみる。
例えば、バケツに入った水。
子供のころ、よく池でグッピーを捕まえて
バケツの中に入れていたけど
一緒にゴミまで入ってきてしまう。
ゴミを取ろうとすると
余計にバケツの水をかき乱して
ゴミはとれないばかりか
余計に水はにごってしまうだけ。
ただ、ゴミがあるな〜と
静かに見ていれば、
いずれゴミは
底に沈み水はクリアになる。
私たちが感情のうずに
飲みこまれているときは
”わたし は 水に浮いているゴミ”
と同一視されている。
あーもう、私って本当にドジ。
あーもう、ほんとイライラする!
私ってダメなやつだ。
私なんて生きている価値ない。。。
というように。
”水”には
きれいな感情から汚い感情まで
浮いている。
ただ、そんな感情が浮いてるなー
こんなことがあったから
この感情が浮いてきたんだ〜と
わたしと切り離して
観察してみる
”わたし”がダメなんじゃない
”わたし”が最悪なんかじゃない
そういう一部の感情があるだけなんだ
それができると
悲しみ・怒りの出来事じたいは
変わるわけではないけれど
その出来事に対する
リアクションや受け止め方は
一瞬で変わる。
大切なのは、
いそいで手放そうとしないで
スローダウンして
観察してあげること