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お金をなくせども戦略実行~お金のはなし21~

このnoteは投資完全初心者の朝活ナースが自らの貯金を用い、資産増加を図る悪戦苦闘日記「お金のはなし」シリーズである。2021年1月から連載を始め、今回で21話目となる。(前回までは毎週更新をしていたが、直近の医療ひっ迫の煽りを受け忙しくなり、約1か月ぶりの更新である。)開始当初は慣れない投資に苦しみ、もがき、一時期は50万円以上もの損失を計上した。最近では少しずつコツを掴み、挽回をしつつある。それでは今回の結果をご報告する。

2021年8月20日現在の投資結果公開

それでは今日も今日とて結論からお伝えする。
こちらが購入銘柄の一覧と現在の評価損益、そして前回7月9日との比較である。

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まとめると、
(1)ポートフォリオ組み替え
①以下、2銘柄を売却
 ツインバード工業(6897)、オクタ(OKTA)
②以下、2銘柄を買い増し
 パランティア・テクノロジーズ(PLTR)、マルケタ(MQ)
③以下、2枚柄を新規購入
 カーニバル(CCL)、コーセラ(COUR) 

(2)資産状況
①余剰資金を一貫して投資に配分し資産拡大
②評価損は拡大(-14万円)

現在の保有割合は以下の通りだ。前回から更にパランティア・テクノロジーズ(PLTR)の割合が拡大してしまっている(投資戦略については後述)。

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続いてこれまでの推移は以下グラフの通りだ。
①8月13日週は評価損が-3.8%まで改善(決算好結果を受け)
②投資金額は増加傾向
③今週は市況が悪く、特にグロース株が軒並み下落

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ポートフォリオ構想

前回から1か月をかけ、ポートフォリオを組み換えを行ってきた。

①以下、2銘柄を売却
 ツインバード工業(6897)、オクタ(OKTA)
②以下、2銘柄を買い増し
 パランティア・テクノロジーズ(PLTR)、マルケタ(MQ)
③以下、2枚柄を新規購入
 カーニバル(CCL)、コーセラ(COUR)

これは以下の構想に依るものだ。
大きな考え方:
「成長が期待できる米国株式を継続保有しつつ、機動的に投資ができるキャッシュを確保」
具体的には、
グロース銘柄→決算が良かった銘柄のみ継続して保有、新規買付
バリュー銘柄→ワクチン接種後の市況回復を織り込めていないクルーズ銘柄を新規買付

進捗状況:
・済:トレンドが読みにくい日本株式の全株式売却
・済:決算が良かった以下のグロース2銘柄を購入
   コーセラ(COUR)、マルケタ(MQ)
   ※マルケタには欲を出して決算前に株式を購入。深く反省。。。
・済:市況回復を待つグロース銘柄を新規購入
   カーニバル(CCL)※クルーズ銘柄
・未:占めるパランティア(PLTR)のポジション削減
   指値で売り注文するも、取引成立せず損失拡大
・未:パランティア売却で得られたキャッシュ(60万円を予定)の再投資
   購入予定(約30万円)→カーニバル(CCL)
   キャッシュ温存(約30万円)

個別銘柄の状況(カーニバル)

クルーズ船の銘柄を新規購入した。カーニバルは業界最大手のクルーズ銘柄である。クルージングといえば娯楽の極みのような商売である。船の中に泊まるだけでなく、そこでありとあらゆるお金が発生する(食事、エンターテインメント、マリンスポーツ、ショー等)。購入理由は以下の通りだ。
・19年度までクルーズ船の市場は右肩上がり
・20年度はクルーズ船でクラスターが発生し壊滅的な売上、株価は大幅下落
・ワクチンの効果(発症率、重症化予防率)が高いと思われる
・直近の金融相場の影響で高齢者の可処分所得が大幅に向上
(仮説)
仮にクルーズ船である程度の感染者が発生したとしても重症化を防げるようであれば、新しい枠組みの中で運営が可能になるのではないか。

現在はデルタ株の感染拡大等の影響により株価の低迷が続いているが、将来を見据え保有していきたい。

個別銘柄の状況(パランティア・テクノロジーズ)

8月12日に決算が発表され、非常に良い結果であった。当日の朝活ナースといえば気が落ち着かず、3分に一回はIRページの更新ボタンをクリックしていた。決算結果は以下の通りである。
・売上高は予想3.60億ドルに対し、3.76億ドル
・EPSは予想0.03ドルに対し、0.04ドル
これを受け、決算発表当日の株価は11.36%も上昇した。

一方で先述の通り、パランティアのポジションは減らす予定だ。理由は以下の通りである。
・現状、非常に多いポジションとなっている
 (元々高値で掴んだため、徐々に買い増しし今に至る)
・商用向けの販売が好調であるが、カンファレンスコールを聞くと投資先会社の販売増加が大きく寄与していることが分かる。これは多くの個人投資家が見逃しているのではないかと推測。すなわち、商用向けの販売増加はすべて純粋な新規顧客が増えたからだと誤解している人が多く、将来的な成長鈍化の一因になり得ると感じた。

期待値が高い企業であることが間違いないため、引き続きともに成長していきたい。

個別銘柄の状況(コーセラ)

オンライン教育を展開している企業である。私も一時期、利用していたことがある。2021年にIPOし、直近の決算が好調であったため新規購入した。
この会社は単に学びの場を提供しているではなく、大学等と提携しながら教育終了に対してお墨付きを与えている点がポイントだ。すなわち、コーセラで講義を終了していることは、その講義のスキルを習得していることを企業に信頼感を与えることを示す。オンライン講義を起点に教育機関と企業のハブになり得る(しかも受講生は対面の制約を受けない)点で、非常に魅力を感じている。

個別銘柄の状況(マルケタ)

こちらも最近決算があった企業である。
「マルケタだったらどうせ決算良くて株価爆上げだろうなぁ」と思い、決算直前に買い増しをしてしまった。
結果として決算発表してから株価は10%以上下げてしまっている。
※決算自体は悪くなかったが一時費用の決算で大きく予想を下回る利益となった
次回の決算まで保有し続け、その結果が悪ければ売却を考えたいと思う。

最後に

ここ1か月更新をしていなかったが、投資をしていなかったわけではない。むしろ上記のように様々な活動をしていた。今後数か月の投資戦略は固まったため、あとはぶれずに一貫して実行していきたいと思う。

おしまい。(続く)

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