出会いのための別れ、そして初めての実現損 〜お金のはなし⑦〜
※このnoteは投資完全初心者の朝活ナースが、自らの貯金を用い資産増加を図る悪戦苦闘日記なのである。前回のnoteでは前週差で良化も、大きな上昇材料がなく停滞する苦悩を描いた。また、4月22日(木)に東証マザーズに新規IPO予定のビジョナル株式会社(4194)に関心を寄せていることを明らかにした。今回はそんなわたしが送る、7度目の定期報告だ。
2021年4月9日現在の投資結果公開
それでは今日も今日とて結論から申し上げよう。こちらが購入銘柄の一覧と現在の評価損益、そして前回4月2日との比較である。
まとめると、
「①ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ(ZM)の保有株式を全売却、初めての実現損を計上(-4,589円)②評価損益では大きな含み損を継続③前週差では約6千円の悪化」となった(①については後述)。先週に引き続き、今週も上げも下げも柔らかな1週間だったように思う。引き続き決算発表や目立ったプレスリリースもなく、株価変動の材料が少なかったことが原因だと推察する。変化が少ないと寂しいけど、もう少しで決算報告の時期だから嵐の前の静けさかと信じたいと思う。
個別の状況
①ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ(ZM)について
人生初めての株式売却で損失を出してしまった。346$/株の時に購入し、330$/株の時に売却したため、約4600円の損失である。私の保有株式のなかで最も損失が少ない銘柄を売却することになり、遺憾の意である。売却の理由はZMを見限ったからではない。新規IPO銘柄への投資のため、キャッシュが必要になったからだ。最も損失の少ないZMを売却するしか道がなかったのである。そして後ほど判明したが、現段階でキャッシュ化する必要はなかったようだ。IPOの参加方法を知らないゆえにZMを手放すことになってしまった。全くもって勉強不足である。さようならZM、また購入する際はよろしくお願いしたい。
②モダリス(4883)とエディタス・メディシン(EDIT)について
こやつら、同じゲノム編集による創薬ということで株式を購入したが、前回の決算発表以降は音沙汰なしである。音沙汰ないため株価は停滞したままだ。両社とも技術の発展が人の生命に直結する素晴らしい取組みをしている。焦らずじっくり待っていようと思う。
③パランティア・テクノロジーズ(PLTR)について
ここ最近は上昇傾向となってきた。どうやら4月14日にソフトウェアデモイベントなるものを実施するらしい。実際のホームページを訪ねたが、相当気合が入っていることが伺える。BtoG+BtoBビジネスのため実態が分からない部分も多い企業である。ここで将来性を感じられるようであれば買い増しも検討していきたい。
↑パランティアのデモページへのリンク。動画格好いいのでぜひご覧あれ~
新規IPOを巡る旅
ここからは未来の話だ。前回のnoteで触れた通り、ビジョナル株式会社(4194)のIPOに注目している。
4月22日(木)にビジョナル株式会社(4194)が東証マザーズに上場する見込みである。過去に一度、研修で創業者の南 壮一郎さんのお話を聞いたことがあり、非常に注目している。メインのサービスは転職プラットフォーム「ビズリーチ」である。これからの日本、看護師も含めて人材流動性を高めることは必須であろう。思うに、日本企業は人材流動性が低いことによる非効率が非常に多く、それによってグローバルでの競争力を失っているように思う。ここに楔を打ち込みうるビジョナルさんには期待したい。
検討に検討を重ねた結果、IPOに参加してみることにした。
流れは①ブックビルディングの参加②購入申し込み③抽選である。
ご参考に楽天証券に掲載されているIPOの流れを貼っておく。
①を飛ばしていきなり購入申し込みをすることはどうやら出来ないらしい。ビジョナルは現在①のフェーズである。ここで私は大きな勘違いをした。①のブックビルディングの時点で申し込み相当分の金額を現金化しておく必要があると思ったのだ。申し込みをする際に気づいたのだが、このタイミングでの現金保有は必要ない。これを最初から気づいていれば愛するZMを売却する必要もなかった。まさに人災。私の知識不足がもたらしたすれ違いである。でも、こういうのって実際にやらないとわからないよね。。。何はともあれ次は②購入申し込みである。申し込みは次週から始まる。楽しみだ。
最後に
やはり新しいこと(=IPO)を始めると、非常に充実した時間を過ごすことができる。そして何より学びが大きい。実際にやらないと分からないことばかりだなと感じる。お金の勉強をしながら人生の学びを得たのである。
おしまい。(続く)