想いを形に!アサイゲルマニウムのロゴマーク制作の裏側
こんにちは、noteチームの村上です。
今年6月、当社のロゴマークが大きくリニューアルしました。
もうご覧いただけましたか?
大きく雰囲気が変わり、戸惑われた方もいらっしゃるかもしれません。
今回はそんな新ロゴマークのご紹介もかねて、リニューアルに至った経緯など、背景や裏側をご紹介いたします。
少し長い記事となってしまいますが、お茶のお供にどうぞ。
1.なぜ、ロゴを変える必要があったのか。
――アサイゲルマニウムって、いったい何?
皆さんが初めてアサイゲルマニウムや当社について知ったとき、こう思いませんでしたか?
実は私たちも、同じ質問をよくいただきます。
今までは、こうお答えしていました。
そして「アサイゲルマニウム」を示すマークとして、下記のマークを掲げていました。
このマークは、当社製造のアサイゲルマニウムであること、アサイゲルマニウムが配合されていることの証として、今から20年ほど前に作られました。
赤いマルは酸素、青いマルは炭素、緑のマルはゲルマニウム。
……つまり、アサイゲルマニウムの構成要素を示しています。
それぞれのマルの中にある三角は、Asaiの頭文字のAをイメージ。
また3つ合わせてAAA(トリプルエー)の品質を保証する、という意味を持っています。
……どうでしょうか。
確かに「アサイゲルマニウム」のイメージを表してはいます。
しかし、このマークだけでは「アサイゲルマニウムって、いったい何?」に対する答えにはなっていません。
実は皆さんの疑問には
「アサイゲルマニウムって、いったい(私に)何(をしてくれるものなの)?」
という意味が隠れています。
しかし私たちはこれまで、アサイゲルマニウムがもたらすメリットについて、お客様に十分にお伝えできていなかったのです。
これは由々しき問題。
ということで、「コーポレート・ブランディング」という形で、自分たちの存在意義や在り方を一から見つめなおしてみることにいたしました。
2.我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか
この一大プロジェクトに、部署の垣根を超えて全社員の約3分の1である10名の社員が名乗りを上げました。
まず取り掛かったのは、「我々はどこから来たのか」「我々は何者か」「我々はどこへ行くのか」を明確にすること。
会社全体を巻き込んだ一大プロジェクトの幕開けです。
■会社の歴史と性格を見つめなおす
我々はどこから来た、何者なのか。
まずは会社やアサイゲルマニウムの「らしさ」「強み」について知るべし。
ということで、プロジェクトに先立ち、社員から社長、副社長、取締役、弊社のお取引先まで、多くの方にインタビューを実施しました。
各方面のホンネを聞き出していくと、驚くべきことに、ほとんど全員が同じことを語ったそうです。
浅井ゲルマニウム研究所は、創設者である浅井一彦博士の意志を強く受け継いでいます。
浅井博士は、燃えるような熱意でアサイゲルマニウムを開発した研究者でした。また同時に、困っている人には自ら手を差し伸べるような、人情にとても厚い方だったそうです。
過去には、まともに会社を営業できない時期がありました。
しかしそのような中にあっても、当時の経営陣は、社員をリストラしないばかりか、給料を欠かすことなく支払っていたそうです。
浅井博士が亡くなって40年あまり。
今なお、アサイゲルマニウムへの熱意と気質、人柄やあり方は会社と社員に深く根付いていました。
一方で、会社としては「堅い」「古い」という印象を持っている社員も。
また社員の中でずっとくすぶっていた、「良い素材なのにうまく語れない」という課題も浮き彫りになりました。
■人々が「アサイゲルマニウム」に求めていること
「良さ」を語るためには、ニーズ(人々の需要)とシーズ(当社が提供できること)を明確にする必要があります。
実際お客様は、アサイゲルマニウムに何を求めてご利用になっているのでしょうか。
そんなニーズを知るべく、これまでに寄せられたご意見や、営業担当が伺った数多くの体験談、思いなどを付箋に書き出しました。
これらを分類していくと、アサイゲルマニウムをご利用いただいている方々の声には、ある共通性が見られました。
書き出された付箋には、「健康でありたい」、「不調に対する突破口を見つけたい」という切実な思いがあふれていました。
アサイゲルマニウムには、その作用によって、行き場のない不安に寄り添うような、一種の「希望」に近いものが求められている。
これまで「もの」中心だった価値観に、「ひと」が入った瞬間でした。
■そんな人たちに、私たちができること
浅井一彦博士の願いはアサイゲルマニウムであらゆる人を救うことでした。
そんな博士の私設研究所が法人化し、現在の浅井ゲルマニウム研究所の形となって、半世紀。
私たちは、アサイゲルマニウムのあらゆる可能性を模索し、化学構造を特定し、安全性を確認し、多岐にわたる作用性を明らかにしてきました。
しかしまだ、この興味深い素材の全貌は明らかになっていません。
健康不安に対する解決法を探し続けてアサイゲルマニウムに辿り着いてくださった方々、
アサイゲルマニウムに希望を見出してくださっている方々、
そして、まだアサイゲルマニウムの存在を知らない方々のために、私たちができること――。
それは、アサイゲルマニウムを製造・販売する唯一のメーカーとして、研究によって作用を明らかにし、多くの方に役立つ情報を提供し続けることなのです。
■浅井ゲルマニウム研究所が、アサイゲルマニウムを通して実現したい未来
ここまでの議論を基に、さらに「健康とは何か?」について話合いました。
21世紀に入ってインターネットやSNSが普及し、求める情報をいつでも手軽に入手することができるようになりました。
多くの人が「健康でありたい」と願い、それをかなえるために、誰もがいつでもモノやサービスを入手し、試すことができる時代です。
誰かに自分の健康を託すのではなく、自分で生き方を選び、実行できる未来を創りたい。
――その選択肢の一つに、アサイゲルマニウムはなりたい。
そんな想いを、一つの物語にまとめました。(下記リンクからご覧いただけます)
3.ロゴマークを新しく
これまでの話し合いを経て、新しいロゴマークには「私たちが実現したい未来」も表現することになりました。
そして、ロゴマークの全面リニューアルに踏み切ったのです。
キーワードは「自分らしく生きる」「希望のひかり」「アサイゲルマニウム」。これらに焦点を当てたデザインをデザイナーさんに作成いただきました。
いくつかの候補があった中で、新しいマークとして私たちが選んだのが、この、人・星をモチーフにしたデザインでした。
さらに会社の色である「コーポレートカラー」も決めていきます。
これまでの話し合いや作ってきたストーリーを基に、班ごとにカラーチャートとにらめっこ。
候補にはこんな色が挙がりました。
どうやら、研究所の歴史などお堅いイメージが先行してしまったようです。
重厚感という面ではアリなのですが、「生き生きと自分らしく生き抜きたい」をかなえる会社のカラーとしては落ち着きすぎです。
しかし、青、緑系の色が多く挙がったことから、この2系統から絞り込むことができました。
アサイゲルマニウムの原料である「多結晶ゲルマニウム」は、光の加減によってはうっすらと緑がかった銀色に見えます。
また、なんとなくゲルマニウムのイメージカラーとして、緑が頭の中にあったメンバーも多く、健康的な色ということもあり、緑をチョイス。
そこから色調を詰めるために、様々な「緑」を検討しました。
そうしてようやく、ロゴマークが完成!
このロゴマークには、
「不安を抱える人にとって、希望の星でありたい」という私たちの想いを込め、夜空にきらめく「星」をモチーフにしながら、人が自分らしく、生き生きと暮らす様子を表現しました。
さらに、アサイゲルマニウムの「A」、創業者・浅井一彦のイニシャルである「A」「K」もイメージ。
アサイゲルマニウムに関わるすべての人と社会が、明るい未来へ進むよう、願いを込めたマークになっています。
イメージカラーは、健康的で生き生きとした印象のあるグリーン。
優しい色味ながら、青みを帯びた色にすることで、弊社がこれまで積み重ねてきた研究への実直さを表現しています。
4. アサイゲルマニウムって、いったい何?
冒頭の問い。
今の私たちはこう答えます。
そして2024年6月、アサイゲルマニウムのロゴマークはリニューアルしました。
私たちが1年かけて取り組んだコーポレート・ブランディングから生まれた、新しいロゴマーク。
アサイゲルマニウムをご使用いただいている製品には、このロゴマークが印刷されています。
ぜひ、このロゴマークを目印に、アサイゲルマニウム製品を選んでください。
そして、当記事で綴った当社の想いも、思い出していただけますと幸いです。
長い記事となりましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。