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2024年を振り返って

久しぶりにnoteをひらいて、2024年一回もnoteを書いてなかったことに愕然としている。
日記もつけていないので、ほんとに何を思ったかがわからない。かろうじて足跡をたどれるのは、スマホの中の写真とツイッターのつぶやきだけ。
それもなんなので、記憶があるうちに今年、もう去年だけど思ったことを書き残しておく。

2023年12月、え?なんで?と思われそうだけど、わたしにとってこの12月にひとり新幹線に乗って隣の県までフォロワさんに会いに行ったのはかなり大きなできごとだったので。
美味しいケバブ食べて、ロープウェイに乗って街並みを見下ろして、ハーブ園に散歩にいきました。お互い生活に変化があったんだけど、それを自然に受け止めて、いろいろお話しできたのが良かった。同じ変化を経ても受け止め方はさまざまなんだけど、このフォロワさんは芯がぶれない人なので、わたしが何を言ってもその価値観で判断してくれるだろうなとわりと何でも言ってしまう。その反応で、あ〜こういう考えもあるのか〜とよき発見にさせてもらってます。

1〜2月記憶がない。けど、2月に呪術廻戦の脱出ゲームにいってた! 楽しかったー! 地元に来てくれなかったら絶対参加できてなかったので、巡回してくれてありがとう!

3月春コミに出た。新刊出した。52ページと薄い本になってしまったけど、出せたこと、何よりひとりで東京まで行ったことを誇りたい。結構体力的にしんどかった記憶がある。ほんとは冬に出すはずで内容もクリスマスだし、2023年中にはデザイナーさんから表紙いただいてたので、遅くなってしまったけど、出せて良かった。

4月呪術廻戦26巻と満開の桜を写真にとってた。

5月フォロワさんに会いにいく。これまたひとりで行けたことから誇りたい。住んでるのが地方なもので、コラボカフェや公式イベントがあってもほぼ参加できないんですね。そういうこともありあまり交流できてなかったんですが、会いたい人には会いにいくしかない!と勇気出して会いに行きました。創作活動してての思うことや、私生活との両立、お仕事のこと等、楽しく時間の限りお話しできて、勇気出して会いに行ってほんとに良かった。知らない世界の貴重なお話も聞けて面白かったです。
この方立体のフィギュアをとてもかっこよく飾られてて、それまでフィギュアは手を出さないようにしてたんだけど、ついに、わたしも出してしまうきっかけとなりもうした。

これも5月念願かなってお馬さんに会いにいく。

デルタブルース
ダンビュライト、カレンミロティック

2023年の春入院していて、その間ずっとInstagramでお馬さんを見ていました。馬房でのリラックスした姿、放牧地を自由に駆け回ってる姿、お馬さんが落ちてる…みたいに寝転がってる姿。何も食べられずベッドから起き上がれず2〜3日に1回シャワーを浴びる体力しかない中、お馬さんの写真や動画が慰めでした。
そこで、引退後の競走馬にゆく先がなかなかないこと、県北でその支援にあたっている施設があることを知りました。わたしは大金持ちではないので、お馬さんを養えるわけではないけれど、何かしたい気持ちはあり、チャリティーイベントに参加して、グッズを買って寄付することに。支援したいなんて傲慢な気持ちが消し飛ぶほど、どのお馬さんもかわいくてかっこよくて、触れると毛並みがけっこうかたくて、温かくて、とにかくその生命力に感動して帰りました。
じゃんけん大会に勝ち抜いて、ダンビュライトにブラッシングさせていただいたこと本当に幸せでした。これからもできる限り会いに来るからねと誓いました。
推しは推せるときに推せ。このデルタブルースはこの後10月に亡くなってしまいます。会えたのはこれが最初で最後となりました。

6月JUNE BRIDE FESで、2019年から出してきたA英同人誌の再録本を発行する。初めて背幅が1センチ超える本を出し、背表紙にタイトルとなまえを入れてもらうという経験をしました!!めちゃうれしかった!表紙のビアゴールドの箔押しもめちゃくちゃかわいかったです。特別な1冊だったので、デザイナーさんにお願いし、箔色もこだわり、最高にかわいい本ができたと思ってます。

デザインはnzworks様

再録本なんて欲しい人いるかな?と思って取り掛かったので、初期のアンケートでご回答くださった方々には何度でも、心よりお礼申し上げます。あそこでいただいたお言葉がなければ、もしかしたら作ってなかったかもしれないし、作っていたとしてもこんなにコストかける勇気は出なかったと思います。かかってます、表紙もデザイナーさんにお願いし、箔色も他の印刷所さんでは取り扱いないもの使っているので、コストはかかりました。が、すべてやってよかったです!!!
無配をのぞく冊子で、会場で完売したのはたぶんこれが初めてだったと思います。

7月高梁市にいく。ゲ謎の追憶展にいく。
8月芥見先生の呪術廻戦展にいく。ゲ謎のシネマ・コンサートにいく。夏の風物詩B'zの稲葉さんのソロコンサートにいく。これまた感動して泣いて帰ってくる。

9月初めて創作する方と原稿合宿にいく。これも2024年初めてした新しいことのひとつです。なんかほんと、ノリでとんとん拍子に原稿合宿の計画が立ち上がり、実行できてしまいました!
同じ新幹線の沿線上だったので、ちょうど中間地点くらいのところで合流。同じホテルに泊まって、フォロワさんはバリバリ書いて、わたしはスヤスヤ寝て、美味しいご飯を食べて大阪の街を散歩して濃い2日間でした。
先にも書いたとおり、交流下手なのであまり話せてなかった、こういうのが好き、こういうのが書きたい、なんでこうなの? そもそもどうやって書くの? とか、わたし以外の人がどうしてるのか、どう思ってるのか直接話せてとても良かった。モチベーションアップにも、毒抜きにもなりました。
わたしはいわゆる文芸部で活動してたとか小説講座に通ってるとかそういうの全然なく、ただ小説を書いてきただけの人間で、基本的な技術や心構えがなってないことはわかってました。
読書歴だけは長いのでわりと好みがはっきりしていて、それをどう書けばいいのか、に常に迷ってる状態でした。
それが、人と話して、自分の中にだけあったものを言語化することで、書きたいものも目指すものもクリアになって、あとは書くだけだね、となれた。のに、その後さっぱり書けなかった。のはなんでだ。

10〜11月記憶がない。11月に今年の運すべて使い切って、社台スタリオンステーションの見学ツアーに当選し、北海道までひとりでオルフェーヴル、コントレイル、そしてイクイノックスなどの種牡馬に会いにいった。最高の体験でした。金髪の暴君は今も生垣にキックして脚力健在だったし、無敗の三冠馬は今でも輝くようなかっこよさだったし、イクイノックスはそのまま走り出しそうだった。この話もまた別で書きたい。

16才になったオルフェーヴル

12月2024年、一年間もあったのにほんとに小説書けなかったな、とひたすら焦る落ち込むの繰り返し。
書きたい話はあったし、プロットのようなものも2〜3作分作ったし、実際書き始めたものもあったけど、本当に書き上がらない一年でした。
文章も以前より下手になってる気がしたし、自分が書きたいもの→それをどう書くかの間を一生行ったり来たりして、とにかく時間を無駄にした気持ちしかない。焦りと後悔ばかりの一月だった。
でも最後の日にB'zの紅白見て、B'zのライブでいつもいつも、いつもおふたりが体現してる「走り続けてたら、いつか、たどり着ける場所がある」の精神を思い出して、書けなくても書く、迷っても書く、それが大事だったんだなと思わせてもらった。
匿名やリプの形で感想をいただいたり、数人のフォロワさんに会ったり、会わなくてもSNSのうえでがんばってる様子を見たり、原稿合宿で顔突き合わせて疑問に答えてもらったり、そうして得られたモチベーションや学びはたしかにあった。仕事休んでたから読書した、映像作品もわりと見た、創作の基本を説いた本も何冊か読んだ、インプットはしたけど、うまくアウトプットできない一年でした。
わたしがこの記事書こうと思ったのは、2024年この文字をたくさん書けなかったせいで、まるで何もできなかったみたいに思ってしまってたけど、できたこともあった、新しい世界にも踏み出せたと記憶を掘り返すためでもありました。できたこともあった。ただ文字は書けなかった。
創作してなかったら80点くらいの一年だったのに、創作してるばっかりに15点みたいな気持ちになってしまう。
でも、できたこともあった。
決して悪いばかりではない一年だったと今は思っています。

#今年の振り返り

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