【エッセイ】雨の日が狙い目なんです！！〜私と町内会との関わり〜

ある夜
母がルンルンで帰ってきた

「今、町内会で若手って言われちゃった！
68歳なのに！」

と笑い転げている

「こうゆうのは若い人がやらなきゃ」

「あなたまだ若いんだからっ！」

といくつもの仕事をご機嫌で持ち帰ってきた母
（オバアたちにうまいこと転がされてる予感…）

そんな母に育てられた私は
結婚し

以前住んでいた地域では
「盆踊り婦人会」に所属
夏祭りには
盆踊りを舞い

秋には

子ども会の担当にもなったりして
みんなで遊園地へ行ったり
ゲーム大会を
地域のママさんたちと
一緒にやったりしていた

現在の住まいに越してきてからは
あまり地域の活動がなく
ホッとしていたんだけど
（もうあの頃のようには動けない）

あるとき
二人のご婦人から
誰もやる人がいなくなって…
お願いできませんか？

と任された町内の仕事がある

今までの仕事に比べて
比にならないほどの
僅かな仕事量と内容なので

二つ返事で引き受けた

それには月一度
ご高齢者のお宅を
数件
訪問する必要があり

皆さんが在宅であれば1日で済む

でもいらっしゃらない場合
折を見てまた訪問することになる

おとといの東京は
3月下旬だというのに
凄い寒さと暴風雨

私は珍しく
たまにしか入らない
百貨店の仕事を
終え
電車に揺られながら思った

「今日チャンスかも…
こんな寒い雨の日は在宅しているに違いない…
ご高齢者たち…」

帰宅後

そそくさと
ジャージに着替え
暴風雨の中
飛び出す私

すると！

みなさんはいご在宅〜(^o^)／
（わ～やりました〜^^！）

町内会レベルをまたひとつ
上げてしまったのです

テッテレー✨＼(・ε・)／✨

そしてみなさん口々にこう言うのです
「雨だから、明日でも良かったのに」

いいえ

雨の日が狙い目なんです！

後記
こうゆうのって出掛ける直前までは
とっても面倒なんですよね

あー今月もまた回らなきゃだー
面倒くさい〜

でもやっぱり人と会うと私は元気が出ます（私はね）
それに動けばダイエットにもなるし…

そしてまた地域には優しい方もたくさんいて
「まぁこんなに手が冷たいじゃない
寒かったでしょうごめんね」

って私の手を両手で包んでくれたおばあさん
疲れていた私の心は芯まで深く温まりました

帰り道

あ〜やって良かったな
うん、私はこの道で生きていこう

そう思ったのでした

最後までお読みいただきありがとうございました！

アラフォーからの豊かな人生をガイドする
ライフクリエイター朝比奈卵