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アサヒ飲料社員の「炭酸が好き」#3: 「たんさん」チャージ!

本年、当社はおかげさまで、炭酸ブランドの三ツ矢が140周年、ウィルキンソンが120周年を迎えることができました。いつもご愛飲いただきありがとうございます!

 この機会に、炭酸の魅力を読者の皆さまと共有し合うことができればと思い、「#炭酸が好き」というマガジンを立ち上げました。本記事では、「#炭酸が好き」をテーマに当社社員から募集した作品内容をお届けいたします。社員の実エピソードや想いが込められた内容です。ぜひ楽しんでいただけると幸いです!

【執筆者プロフィール】

脇田 真帆(わきた まほ)
アサヒ飲料株式会社 中四国支社営業一部所属。
広島・島根エリアの量販店の営業担当。
趣味は映画館で最後列の座席で映画を見ること、セルフの簡単なジェルネイル。

【作文に込めた想い】
幼少期の勘違いが今の仕事につながったエピソードを執筆しました。幼少期からの三ツ矢サイダーの思い出が蘇り、執筆が楽しかったです。せっかく文字に起こしたので、たまに見返すことで初心に戻り、いつも新鮮な気持ちで業務に向き合いたいと思います。

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「たんさん」チャージ!


私にはアサヒ飲料で叶えたい目標があり、今年入社しました。「気分とパフォーマンスの向上というワクワクを頑張る人たちに届ける」という目標です。きっかけは、幼少期の三ツ矢サイダーの思い出です。

私は小学校低学年から中学年まで、お風呂上りに三ツ矢サイダーを飲む習慣がありました。低学年の私は三ツ矢サイダーに炭酸が含まれていることを知っていましたが、炭酸が何かを分かっていませんでした。そのころ両親からお手伝いの一環で、リモコンや置き時計などに使われる単三電池を交換してほしいとお願いされるようになり、単三電池を知った当時の私はピンときました。三ツ矢サイダーに含まれる「たんさん」と、単三電池の「たんさん」は同じものだと。そして更にピンときました。単三電池を交換すると、動かなかったものが動くようになるのだから、同じ「たんさん」を含む三ツ矢サイダーを飲めば自分にもパワーがみなぎると。ピンときた私は、お風呂上りに三ツ矢サイダーをグラスに注ぐと『「たんさん」チャージ!』と声に出し、これで明日も元気に過ごせるぞと、気分良く1日を締めくくっていました。「炭酸」と「単三」の勘違いに気づいてからも三ツ矢サイダーを飲めばなんとなく元気ができるような気がして、毎晩欠かさず飲み続けました。しかし、小学5年から中学卒業まで父の転勤で海外に引っ越し、三ツ矢サイダーを飲む機会が一気に減りました。そして、新しい環境での生活が始まってから、三ツ矢サイダーの思い出がどんどん薄れていきました。

高校から再び地元の静岡県に戻ると、通学に利用していた新静岡バスターミナルに設置されていた自販機は、氷点下の三ツ矢サイダーを販売していました。高校1年の夏、土曜日午前の部活動後、寄り道せずにバスターミナルに向かうと、ずっと気になっていた氷点下の三ツ矢サイダーをやっと購入できました。口にした瞬間、飲料で経験したことがないシャリシャリ感と、夏の暑さを吹き飛ばせそうな冷たさで「三ツ矢おいしー!」と感激しました。そして、幼少期の三ツ矢サイダーの思い出が少しずつ蘇り、高校生からは願掛けのように、試験や大会前のここぞというときに三ツ矢サイダーを飲み、気持ちを前向きにさせました。今年のお盆の帰省でバスターミナルに行ってみると、まだ氷点下の三ツ矢サイダーが販売されていました。ここで今でもたくさんの人が三ツ矢サイダーの美味しさに感動しているのではないかと想像したと同時に、幼少期からの三ツ矢サイダーの思い出が今の自分の仕事につながっていることに運命的なものを感じました。

幼少期から三ツ矢サイダーが私を前向きな気分にしてくれたため、飲料には人の気分やパフォーマンスにも影響を与えることがあると感じています。まだできないことばかりですが、これからも『「たんさん」チャージ!』しながらアサヒ飲料の商品と飲料の力を少しでも多くの人に届けられるように頑張ります!

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いかがでしたか?
当社新入社員が三ツ矢にまつわるエピソードと意気込みを綴った内容をご紹介させていただきました。本人も営業として歩みを始めたばかりです。初心を忘れず、「ワクワクと笑顔」をより多くの方にお届けしていけるように社員一同取り組んでまいります。

次回もお楽しみに!