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【HSP気質】顔色を窺う

顔色を窺わずに話せる相手は猫たちしかしません。
人間は、どれだけ仲の良い友人でも、血の繋がった母親でも、常に顔色を窺って接しています。
電話でも声色で表情が見えてしまいます。


好きでそうしているわけではない

視界に入ってしまう、気が付いてしまうのです。
特に「機嫌が悪い」人は分かりやすいです。
どうしてそんなに感情をむき出しにするのだろうと疑問に思っていましたが、どうやら本人はむしろ感情を押し殺しているようなんです。
それでも気が付いてしまう、というか伝わってしまう機嫌の悪さ。

「気にしすぎ」と言われても

非HSPの人に、理解できるわけもありません。
必要以上に情報が脳に入り、それを分析して対処しなければ先に進めないのです。
その対処法が適切かどうかもまた、グルグル思考でどこまでも掘り下げて考えるのです。
どうか分かってください。
細かいことを気にしない人達の何倍も忙しいのです。

慢性疲労

とにかくいつも疲れています。
私は毎日9時間睡眠ですが、朝起きるのが辛いです。
頭も体も回復できていません。
ただでさえ脳内が仕事に支配されがちなのに、人間との辛みが発生した日は最悪です。
嬉しいことはすぐ忘れてしまうけど、嫌な記憶は一生忘れません。

人間との接触を避ける

今の私は、ひとりでは生きていけません。
いつかひとりで生きていけるようにもならないでしょう。
人間との接触を必要最低限にするしかないのです。
人間との関わりで笑顔が生まれることも知っていますが、それを諦めてお誘いを断るのです。
特に複数の人と会うのは疲れてしまうから。

分かり合える人がいれば

私は、今まで誰ひとりとして「この人は私を理解してくれている」と思ったことはありません。
誰も、私のことを良く知りません。
私を産んで育てた母親でさえ、私の考えていることなど想像すらできません。
猫たちの方がよほど分かってくれています。
顔色を窺う必要のない人間に出会いたいです。






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