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詩「印度紀行」

大正九年、脈絡。

メロウ、溶けかえる陽

ほつれと思える純米吟醸

懐かしき顔ぶれ、口も利かぬ

そのうち狂いだす

気ばかりが狂いだす

「ここは印度、昔も今も!」

闊歩する背中、包む暮色

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