英語コーチング期間中に手術をすることになったらどうする?
私は英語コーチとして、英語コーチングスクールに勤務していた期間も合わせると、合計100人以上の受講生に対してマンツーマンコーチングを提供してきた経験があります。
そして、100人も担当すると、いろいろなことがあります。
なかでも、意外と多かったのが「入院」です。
覚えてるだけで3~4人いらっしゃいます。
そのうちのお一人は、「目の手術」での入院でした。
コーチング期間もほぼ終わりくらいのタイミングだったと思います。
TOEICコーチングの受講生で、スコアも150点くらいUPして、目標スコアまであと少しという感じでした。
そういうタイミングというのもあったかもしれませんが、彼は入院中も「英語の学習がやりたい」という希望を私に対して言ってこられました。
私としては、手術で入院となると「安静にしていた方がいいのでは」と心配も先立ってしまったのですが、彼は「ぜひやりたい」とのこと。
「目を使わなくてもできる学習方法」を教えてほしい、と言われました。
そこで私は「リスニング学習」をお勧めしました。
アプリではなく、音源の流しっ放しでできるものです。
この音源を予めすぐ再生できる状態に用意しておいて、あとは流しっ放しで使うことをご提案しました。
彼は結局手術後はそのやり方でリスニングの学習を病室で行っていたようです。
「自分だったら入院中にそんなに英語学習できるだろうか?」
私自身、自問自答します。
正直、そこまでやっているイメージが持てなかったりもします。
そういう時、入院しながらでも学習してくださっていた過去のコーチング受講生の皆さんには本当に尊敬の念が思い浮かびます。
目標に向けて一途に頑張る努力家の方が多くて本当にありがたいなと思います。