モチベーションが切れても英語学習を継続するには?
皆さまの中には、もしかすると4月に張り切って「英語を勉強しよう」と思ったけど、気づけばいつの間にか止めてしまってたという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ここには、一つの残酷な事実があります。
それは……
「モチベーションは続かないもの」
ということ!!!
私にもよくこんな相談がきます。
「モチベーションが続きません……」
「勉強に飽きてしまいました……」
これは、あなたが悪いわけではありません!悩まなくていいのです!
なぜなら、モチベーションが落ちるのは普通です。
むしろ落ちない人はいません。
モチベーションは「始めよう!」と思ったタイミングが一番高いものです。あとは落ちていくだけです。
だから、大切なのは、「モチベーションがあるうちに、モチベーションが切れても学習が続けられるような仕組みを作ること」です。
そこで、本日は「モチベーションがなくなっても学習が続けられる仕組みづくり」について記事にします。
(1)学習を習慣化する
受講生にいつもお伝えするのが「学習習慣を最初に構築する」ことです。
新しいことは3週間で習慣化すると言われます。
だから、最初の3週間は、休まず継続することが大事です。
どうしても忙しくて時間がない日は、5分の隙間時間でいいのです。
とにかく3週間途切れずにやることが大事です。
一旦学習が習慣化してしまえば、モチベーションが切れても続けるのがラクになります。
例えばあなたは、わざわざモチベーションを持たなくても、会社に通勤したり歯を磨いたりできますよね?
そのレベルにもっていけばいいのです。
(2)学習習慣が継続する「仕組み」を作る
継続のための「仕組み」は、学習習慣を構築する際も構築した後も役に立ちます。
英語コーチングだと「毎日の学習報告」がこれに該当します。
受講生の皆さんも「報告しなければいけないので、勉強しないわけにいきません……」と仰います!笑
学習報告の義務があると、さすがに0分では報告できないので、頑張ることに対する一種の強制力が働くのですよね。
もちろん英語コーチングでなくてもこのような仕組み作りは可能です。
例えば、SNSの活用が考えられます。
私はよくTwitterを見ていますが、毎日学習報告している英語学習者がたくさんいらっしゃいます。
なので、例えばTwitterのようなSNSを使っての学習報告は、習慣化に良いと思います。
さらに、例えばTOEICのような共通の目標を持つ学習者の方々とヨコのつながりができてくると、お互いに励ましあったりするので、モチベーションも維持しやすくなると思います。
このように、学習というものは、とにかくできるだけ一人でやらずに、誰かを巻き込んだほうが、長続きしやすいです。
(3)既存の習慣と組み合わせる
とは言え、英語学習のように何か新しい習慣を作るのは、やはりそれなりにたいへんだと思います。
少しでもラクに習慣化するコツは、既存の習慣と組み合わせることです。
例えば、通勤時間に英語学習する。
すると、通勤している日は毎日、自動的に学習時間が確保されます。
通勤時間以外だと、家事の時間、車の運転中、昼休み、等々も学習時間として組み合わせ可能でしょう。
このように、既存の習慣との組み合わせは、学習の習慣化を圧倒的にラクにします。
(4)学習の予定を決めてしまう
あなたは、多忙で空き時間がほとんどない「会社員」と、空き時間がたくさんある「学生」の、どちらがより英語学習が継続する傾向があると思いますか?
英語コーチとしての私の経験では、学生よりも社会人の方が圧倒的に学習が継続する傾向があります。
最大の理由は、社会人は学習時間が限られているからだと思います。
通勤時、昼休み、起床後、等々。
社会人は時間が限られているからこそ「いつ、どこで、何をやるか」明確に決めている方が多いです。
一方、学生は「いつでもできる」と学習を後回しした結果、結局なにも学習せずに一日が終わってしまう……
ということが多いのです。
このような状況を回避するには、学生等の空き時間がたくさんある方は、予め学習する時間を決めてしまうことです。
スケジュール帳に書き込んでしまってもいいでしょう。
「いつでもできる」ものほど、「いつまでたってもやらない」ものです。
(5)学習のハードルを下げる
あなたの「英語を勉強する」ことの定義は「1時間以上机の前に座ってちゃんとやるもの」になってたりしないでしょうか?
これだと学習のハードルがすごく高いですよね?
学習のハードルはもっと下げましょう。例えばこんな感じです。
「帰宅したら、単語アプリを開く」
「インスタやTwitterを見る前に、TOEICアプリを開く」
「着替え終わったら、参考書を開く」
ポイントは、「ゴール」を「実際に勉強する」ところに置かないことです。
参考書やアプリを「開く」だけです。
面白いもので、勉強しなくていいと言われても、一度アプリや参考書を開いたら、5分や10分はつい学習してしまうものです。
そして、たとえ5分や10分であっても、1日の中に何度もあると、1週間では積もり積もって数時間になってくるのです。
(6)周りの人に対して宣言する
いろいろ対策を取ったとしても、英語学習が継続できるか不安だという人もいらっしゃるでしょう。
そんな時には、この方法を使いましょう。
周りの人に対して、いま英語を勉強していて「いつまでにどうなる」か宣言してしまうのです。
「3カ月後までにTOEIC800点取る!」
みたいな感じですね。
これも、SNSを使ってもいいですね。
こうやって人に言ってしまうと、簡単には止めにくくなります。
きっと、やりたくないですよね?
すごくよくわかります!!!笑
でも、「本当にやらないといけない」という自覚がある方ほど、ぜひ取り入れてみてほしいと思います。
まとめ
🍀モチベーションが切れても学習が続く方法
(1)学習を習慣化する
(2)学習習慣が継続する「仕組み」を作る
(3)既存の習慣と組み合わせる
(4)学習の予定を決めてしまう
(5)学習のハードルを下げる
(6)周りの人に宣言する
本日は、モチベーションが切れても学習が続く方法についてお伝えしました。
よろしければ、ぜひ取り入れてみてくださいね。
今度こそ英語学習を継続して、目標達成しましょう!
それでもやっぱり一人だと不安……という方は、英語コーチング等の活用もご検討いただけるとよいと思います。
今年こそ、あなたの英語力を一段UPさせましょう!