sとsh、音の違いで意味が大きく変わってくる衝撃!
うちの発音矯正コースでは、初回に4つの子音を取り扱います。
そのうちの2つが、[s]と[sh]です。
sea と sheの発音の違いの言い分け、のようなことをやります。
この2つ、これまでにレッスンをやっていても、音が違うということをあまり意識したことがない人が多いです!
そんな皆さんに、発音の違いで大きく意味が違ってくるという例として、ある実話をお話します。
こんな話です。
ある日本人のお偉いさんが、海外からいらしたゲストをもてなす際に、挨拶を終えてこう言いました。
「Sit down, please」
文字で見れば、別に普通ですよね?!
しかし、このセリフ、sとshの発音を間違えると、なんとこうなります。
「Shit down, please」
これを聞いたゲストの方はたいそう気分を害されて、担当者に愚痴をこぼしたそうです。
担当の方も、お偉いさんが言ったことなので困ってしまったとか💦
こういう風に明らかになってないだけで、きっと近いような間違いはたくさん起こっている可能性があります。
sとsh以外でも、似たような音素はいろいろありますので。
そして、悪気がないことがわかっていたとしても、やはり聞いている側としてはそういうミスってやはりどうしても気になってしまうものです。
特に「ネイティブから聞き返された経験がある人」などは、何かしら理解の難しい発音が混ざっていた可能性はあります。
私自身、発音矯正前には、言い分けができてなくてうまく伝わってなかったことがきっといろいろあるんだろうな、と思います。
発音を学ぶことで、こういう行き違いのが防げて、相手に自分の話す英語が伝わりやすくなるというのは、そう考えるとやはりメリットが大きいと思うんですよね。
参考になれば幸いです。