見出し画像

「転職活動で足を引っ張らない英語力」とは?

今日ご相談にいらしていただいた方は、これから英語学習を開始しようという段階の方でした。
なので、大学受験以降、英語には10年以上触れていないということでした。

とは言え、今すぐに英語が必要なわけではなく、数年後に転職活動をする際に英語が足を引っ張ることがないように、少しずつコツコツと学習を進めたい、というご希望でした。

こういう風に、長期的な視点で見ることができるのは素晴らしいなと思いました!
語学の習得には案外時間がかかるという認識が薄い人も多いので……

さて、彼には、これから英語学習を開始されるということもあり、「そもそも何をターゲットとして英語学習をやるべきか」というところからご質問いただきました。

そこでこうお答えしました。

「転職活動で見られる英語力は圧倒的にTOEICスコアです」

TOEFLやIELTSのような資格試験もありますが、これは基本的には留学生向けです。
就職の際にはあまり使われることはありません。
そもそも採用担当者が、TOEFLのスコアを見ても、そのレベルがどんなものなのかピンとこないことも多いと思います。

さらに、TOEFLやIELTSは「4技能」の試験のため、単純に考えて勉強量も2技能だけのTOEICの「2倍」は必要だと思ったほうがいいでしょう。

また、日本の英語学習者は圧倒的にTOEIC学習者が多いので、教材もこなれています。
レベルさえ合ってれば、外れを引くことはほぼないと思います。

そういうわけなので、転職の際に英語力を示したいのであれば、日本国内での就職活動である限りにおいては、外資系であったとしてもTOEIC一択で問題ないと思います。
※海外での就職なら話は全く別です!むしろTOEICは全く役に立ちません。

さて、今回のご相談者さんですが、ご自身でいろいろ調べてみた結果、「TOEIC800」というのが、彼の場合、転職活動時に最低限スタートラインに立てるターゲットスコアだと設定できました。

この辺りは業界・職種、志望企業によっても異なるので、実際にはご自身で調べてみるのが確実です。

今後の転職で英語を使いたいと思われている方の参考になれば幸いです。


英語コーチ『朝井ともか』自己紹介

朝井ともかnote サイトマップ

英語コーチ朝井ともか提供サービス一覧

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?