シャドーイングでついていけないあなた!できていない音声変化は○○
シャドーイングを英語学習で取り組まれているあなたは、こんな悩みをお持ちではないですか?
「全然ついていけない文章がある!」
「何度やっても同じ様に言えず、必ず置いていかれてしまう」
何度やってもシャドーイングで音についていけないと、嫌になってしまいますよね。わかります!
一方、そうやってついていけない部分は、ほぼ90%くらいの確率で、英語の「音声変化」のルールの一つに引っかかっている可能性が高いです。
なんでしょうか?
それは、「弱化」です!
「連結」や「脱落」と比べると日本人にはあまり知られていない「弱化」ですが、実は英語のリズムを構成する超重要な要素です。
シャドーイングでついていけない理由はだいたいこれで間違いないです。
「弱化」のルールはどういうものか?
それは、英語の文章では「内容語」は長めに読まれ、「機能語」は短めに読まれるというルールがあるというものです。
で、だいたい皆さんがシャドーイングで置いていかれるのは、「機能語」が続く部分です。
例えば、こんな文章があったとします。
If you live each day as if it was your last, .....
この文章を、内容語を太字にすると、こんな感じです。
If you live each day as if it was your last, .....
この文章だと、live each dayとlastが長めに読まれます。
一方、機能語の部分は、短く曖昧に読まれます。
さらに2語以上続く場合は、繋がって読まれます。
この文章だと、If you と as if it was your が短く繋がって読まれます。
日本人には「速くて何言ってるかわからない」ように聞かれるのがこういう部分です。
ポイントは、「速い」というより「短い」ということです。
往々にして我々日本人は、シャドーイングの際に、日本語のように全ての単語をハッキリと読もうとします。
しかし、このように英語は弱化で「手抜き」している言語なので、ハッキリ読んでいたらついていくことはかなりの苦行となりますし、そのジャパニーズイングリッシュの読み方で超速く読めても、リスニングへの効果は微妙です💦
なので、ネイティブと同じ「手抜き」を身に着けてほしいわけです!
今日も受講生の方と一緒に弱化の練習したら、なかなかできなかった箇所のシャドーイングが、その場でできるようになりましたよ!
本当に効果あるので、ぜひやってみてくださいね!